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乳がんである事を公表せず仕事を続けながら治療中 検査や手術、費用など闘病記録

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乳がんである事を公表せず仕事を続けながら治療中 検査や手術、費用など闘病記録

最近の記事

41.乳がん発覚から治療までの総額費用

人間ドッグで乳がんの疑いがありますと告げられて、大学病院を紹介されてから、一通りの検査、入院•手術、放射線治療、ホルモン剤治療にかかった総費用について記録します。 総額428,490円※3割負担 ※交通費含まず ※高額医療費控除含まず ◆◆詳細◆◆ 2021.3.24 初診 超音波検索・針生検査 14,950円 2021.4.7 再診(がん宣告) 5,040円 2021.4.8 MRI検査 10,370円 2021.4.9 CT検査 5,700円 2021.4.

    • 40.手術の痛みや副作用について

      今回は、手術後の痛みや、麻酔・ホルモン剤・放射線治療の副作用についての記録。 ※あくまで一個人の感想です。 ◆◆手術の痛み◆◆ 手術直後の痛みはもちろんゼロではないが、痛み止めが効いている事もあるせいか我慢できない痛みではなかった。 寧ろ、がんが切除された喜びで私には清々しい痛みだった。 痛み止めの追加は一切なし。 脇の切除はかなりの痛みが伴なうという話もあるらしいが、私は翌日にはリハビリをし、帰宅もできると思うほどだったので、大したことなかった。 看護師さんに、手

      • 39.乳がんレントゲン画像

        乳がんが見つかった時のマンモグラフィーや超音波検査、CTやMRIの検査結果が焼かれたDVDが返却されたので、手術が終わった今見返してみることにした。 がんが宣告された時に、「DVDはお返ししますね。」と返却された時は、 「こんなもの返されても...」 と、正直思った。 受け入れられない現実を自ら見返すなんてありえないと思っていた。 再びこのDVDを病院に持っていくようなことを考えたくもないし、病院で診るものが自宅にあっても...とは思ったが、その場では捨てることが出

        • 38.リニアック(放射線治療)の開始

          マーキングは治療開始前に儚くも消えてしまったが、書き直してもらったので、無事にリニアックが始まることになった。 なぜ、マーキングして、1週間も間をあけるのかと思ったが、マーキングした際に撮ったCTから、放射線を照射する位置を割り出していたようだ。 放射線治療開始の日、診察室に呼ばれて、照射位置はこんな感じです、とレントゲンを見せられて、あっさり診察は終わった。 着替えて、再び待合室で待っていると、名前が呼ばれて奥のリニアック室に案内された。 なぜか入口が蛇行していて、

        41.乳がん発覚から治療までの総額費用

          37.仕事とガン治療の両立

          今日は仕事とガン治療の両立について記録したいと思います。 先生から、ガン宣告を受けた時に真っ先に頭に思い浮かんだのが、 「仕事はどのぐらい休めばいいの?」 「費用はどのぐらいかかるの?」 でした。 費用についてはまた別途記録する予定ですが、両立に関するこれまでと現状について。 ◆私の仕事について◆ ・会社員 ・平日5日勤務、週休2日 ・リモートワークあり ・フリーアドレス ・フレックスタイム制あり ※離婚歴あり、子供なし ◆私の病気についての理解◆ がん宣告後

          37.仕事とガン治療の両立

          36.放射線治療のマーキング

          2021.6.16 胸の張りが気になり、水を抜いてもらったことで、当初の予定より放射線治療の開始が1週間延期になった。 2021.6.22 主治医の先生のGOサインをもらったので、安心してスタートが切れる。 検査着に着替えて、検査室へ。 手術の時同様、検査着から腕を外す際は看護師さんが前を布で覆ってくれるのだけど、CTに横たわった時には両腕を挙げて、上半身丸出しなのだが、あの一時的に隠してくれる動作は必要なのだろうか...。 まだ手術の際は意識の有無があるのでわかるのだ

          36.放射線治療のマーキング

          35.全身麻酔の謎②

          術後、少し時間が経ち、心に余裕が生まれたのか、記憶のない手術中に行われていたことを調べ始めた。 ◆◆全身麻酔◆◆ そもそも全身麻酔の目的は、 鎮静 鎮痛 筋弛緩とのこと。 ただ寝ているわけではなく、痛みを取り除いたり、暴れたり、筋肉の硬直が起こらないように、筋肉に力が入らないようにして、安全に手術が行われるようになってるらしい。 そもそも、正確に確認できる全身麻酔の記録としては、1804年11月14日に華岡青洲が行った乳がんの手術が初出とのこと。 このとき用いられた

          35.全身麻酔の謎②

          34.全身麻酔の謎①

          お酒は飲むが、記憶をなくしたことはない。 だからなのか、自分の記憶がある一定の時間バツっとないのがとても不思議だ。 麻酔から目を覚ました後に、いろいろ様子が変わっていたのにまるで記憶がない。 全身麻酔にかかっている最中の空白の時間に何が行われていたのか...。 ◆◆手術前の記憶◆◆ 2021.5.21 11:30 細いベッドに寝かされ、沢山の人達により手際よく色んなものが装着された。 エコノミー症候群防止ソックス(弾性ストッキング)の足裏部分に開いた謎の穴から私の足

          34.全身麻酔の謎①

          33.放射線科(初診)

          2021.6.9 乳腺科で、見える世界と見えない世界のやりとりを繰り広げながら、胸に溜まった水を抜いてもらう。 ※詳しくは32.のnoteをご確認下さい。 体から抜けた水は45ccあったようだ。 まだ腫れているがとりあえず今日はこれで終わり、ということで。 私はそのまま診察室を後にし、放射線科の初診を受けに地下1階へ。 手術から1ヶ月後、傷が落ち着いた頃から放射線治療が始まる。 再発を防ぐためにもう少しの辛抱だ...。 待合室には検査着を着た白髪で年配のおじさましか

          33.放射線科(初診)

          32.素人から医師への素朴な疑問

          先週末から、胸の張りが気になったので、先生に相談したら、「水溜まってる感じあります?」と言われたので、「そういう感じでは...」と答えた。 怖くて、がんが発覚してから、右胸に触れないように自然にしていた。 術後も、脇の傷や張りが怖いのと、まだ感覚が鈍いので、あまり触れないように自然となっていた。 だから、先生の疑問に正確な答えが返せず、ふわっとした返答をもにょもにょした。 ベッドに横たわり、術後の経過を診てもらい、先生が張っている部分を押すと、ちゃぷちゃぷ音がして、水が

          32.素人から医師への素朴な疑問

          31.病理検査の結果

          2021.6.9 術後19日目、退院後2回目の外来。 先週の外来で、ジムに行く許可をもらったので、週末早速体をゆっくりとだが、動かし始めたのだが、疲れたのか、はたまた負荷がかかったのか、胸の張りが気になっていた。 週末より少し張りは治った気はしたが、腫れのせいか切除していない左胸より大きくなっていた。 腫れが治ったら、どのぐらい左右差がでるのだろう。 今は左右差も大してなく、脇に傷があるので、私の大好きなジムのお風呂やサウナでも気づかれずに済んでいる。。 落ち着いたこ

          31.病理検査の結果

          30.がんの初期症状

          私のがんは3月に受けた人間ドッグで怪しいと診断された。 手術が終わった今、がんであることを打ち明けると、「今まで気づかなかったの?」と聞かれる事が多い。 答えは、 「全く気づかなかった」である。 手術を受けるまでの期間、引き攣るような痛みというか違和感を感じたことはあるが、それは自分が意識しているからであって、もしかしたら、これを書いている手術を終えた今も病院にも行かず、普通に生活しているかもしれない。 検査自体嫌いな方ではない私だが、婦人科系の検査は率先して受けた

          30.がんの初期症状

          29.術後の再診

          2021.6.2 5月21日の手術から10日以上が経過した。 傷を覆う防水テープは意味をなしているのかいないのかわからないほど、申し訳ない程度に私の傷をふわっと隠している。 「塞いでいる」のではなく、「隠している」という表現が正しい。 剥がれかけているテープを、自ら剥がし、傷口と対峙する覚悟がないのだ...。 再生テープも少しでも長く付けていた方が傷の治りが早かったり、跡が残らないんじゃないかとか、ビビりの私はそんなことを考えながら、防水テープを中心に過ごした10日間

          29.術後の再診

          28.仕事復帰

          2021.5.25 退院した翌日、仕事復帰した。 ひとまずは、在宅勤務から。 もともと、じっとしていられないタイプなので、早く仕事復帰したかったのも、事実。 入院して、手術したことを知られるのが嫌だったのも事実。 誰と戦っているのかわからないが、とにかく早く「日常」に戻られねばと、焦っていた。 普段ほとんど休みを取らない私が1週間も休むという事で、何があったんだと怪しんだ人もいたらしい。 誰からどう聞いたのかわからないが、私からは何も話していないのに、私が入院するこ

          28.仕事復帰

          27.退院

          2021.5.24 入院中はぐっすり寝れた日はなかった。 周りの音が気になったり、今朝は緊急地震速報の音で起こされた。 とにかく自分の布団でぐっすり眠りたい。 大きな窓際がお気に入りで、夜中もロールカーテンを下げなかったので、朝の光でかなり早く目が覚めた。 今日も天気がいい。 朝の検温と血圧測定では平常時に戻っていた。 手術前日の発熱と血圧の上昇はなんだったのだろう...。 やはり、興奮していたとしか考えられない。 朝ごはんを食べて、回診を待った。 主治医の先生は

          26.入院のお供

          入院なんてしたくはないけれど、せざるを得ないのであれば少しでも快適に過ごしたい。 そう思って、持ってきた、私の入院生活満喫グッズたち。 ・三脚 ・フィルムカメラ(TRIP35) ・Bluetooth イヤホン ・アロマ ・メガネ 三脚は動画を見るために購入したが、これがかなり優秀だった。 これからは動画撮影に使用したい。 (YouTubeでも開設するのか...w) TRIPはフィルムが残っていたので持ってきた。 デジは鮮明過ぎるし、iPhoneで十分かなと。 F3はさ

          26.入院のお供