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#レビュー
【cinema】ザ・ライフルマン
世間が「鬼◯◯◯」に夢中になっている中、私はひっそりと1週間だけ上映されているラトビア映画を観てまいりました…
第一次大戦下のラトビア。ロシアに攻め入るドイツ軍と戦うため、ラトビアではライフル部隊が編成される。主人公は17歳にあと2ヶ月の少年のアルトゥルス・ワナクス。彼は冒頭で母をドイツ軍に銃殺され、志願し、兵役を一度は終えた老父と共に兵士となります。ロシア皇帝の名の下、前線で戦い続ける彼らです
【cinema】新聞記者
久しぶりに映画の感想を書きます。明日が選挙投票日だからです。 (明日じゃなくて、もう当日だね)
「新聞記者」という映画を本日観ました。
この映画が全く宣伝されていないのは、現政権を痛烈に批判しているからです。実際に起こった政権とズブズブの事件(加計学園問題、森友問題、伊藤詩織さん事件等)を基に、新聞記者と内閣府の官僚がそれに対峙していくストーリーです。韓国人女優シム・ウンギョンと松坂桃李がそれぞ
愛のパワーバランスを見せつけられる映画。
「女王陛下のお気に入り」
正直に言う。私はアン女王役のオリビア・コールマンがアカデミー賞主演女優賞を獲ったことが、あまり受け入れられない。
彼女の演技力には一切文句なく、すごいと思う。もう美しさとかかなぐり捨てて、エグさとどぎつさと哀愁漂う感じを併せ持った、孤独な女帝を演じていて、彼女だったからこそとも思う。
でも、私は知っている。「思秋期」で演じたハンナ役の彼女を。私がオリビア・コールマン
【cinema】アイ・ビロング
今まで数々の映画を見てきて、ハッとさせられるもの、心に響くもの、気がつけば余韻を残していくもの、あらゆる映画に出逢ってきました。
この映画はそのどれにも当てはまり、未だに私の心の中にスッポリと収まっているような感じ。派手さは一切なく、むしろ地味そのもの。だけど、何でこんなに私の心を掴んでいるんだろうか。
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あらすじはこうです。
リセ、グレテ、クリスティーナ。3人の、年齢も立場も境遇も
トーキョーノーザンライツフェスティバルのこと。
あまりにも映画レビューを書かなさすぎて、自分でもどうしてしまったんだろうと思うのだけど、映画を観るペースは例年と変わらず、わりと順調だと思う今日この頃。ツイッターには、見た感想をすぐ書くようにしていて、備忘録として利用してます。
さて、こないだの三連休に観に行ったトーキョーノーザンライツフェスティバルで見た作品について、書きたく。
これは渋谷のユーロスペースにて毎年催されている北欧映画のイベン
今までに見たことがないアフロアメリカンムービーだった。
「ビール・ストリートの恋人たち」
ロングライドの試写会が当たり、定時ダッシュして観に行ったもの。
試写会じゃなくても観に行ったけど、公開前に見て、私が感じたことを書き連ねたく思います。
舞台は、70年代アメリカ、ハーレム。若い黒人カップル、ファニーとティッシュの恋物語。愛し合う二人の世界が、とてつもなく優しく、愛で満ち溢れて描かれる。なのに非情にもファニーは突如レイプ犯として逮捕され、彼が拘
2018年映画マイベスト10を考える
気がついたら大晦日になっておりました…。
Twitterでは既に挙げたのですが、やっとマイベスト10を決めることができたので、2018年の締めくくりをしたく思います。
①心と体と
②RAW 少女のめざめ
③ゆれる人魚
④シシリアン・ゴースト・ストーリー
⑤ロープ 戦場の生命線
⑥ウインド・リバー
⑦リベンジ
⑧菊とギロチン
⑨母という名の女
⑩タクシー運転手
今年は劇場で123本、Netfli