月観音風

観音さま推しのhermit。 由無し事を書いては、直し。 好きなこと: 旅、将棋(見る将)おしゃべり、シュノーケリングなど。 「観音菩薩になろうの会」やってます。

月観音風

観音さま推しのhermit。 由無し事を書いては、直し。 好きなこと: 旅、将棋(見る将)おしゃべり、シュノーケリングなど。 「観音菩薩になろうの会」やってます。

最近の記事

「観音菩薩になろうの会」のきほんのき② 観音さまに何でもお願いしてみようの巻

「観音菩薩活動ってやってみたいけど、難しそうだから私には無理だな」 私は友達の顔を二度見してしまった。 「えっ、やってみたかったの?」 「うん」 びっくりした。友人は全く興味ないものだと思っていたから。 やってみたいと思っているけど、できない理由が「難しい」だとしたら、それは私のせいだ。だって難しいことなんて何もないんだから。 観音菩薩活動のきほんのき【その2】 観音さまに何でもお願いしよう。 以上。 簡単でしょう? 観音さまの素晴らしい所は何でも全部観て

    • 五郎さんは仙人。私のワガママなお願いと 『山田五郎 オトナの教養講座』のすすめ。

      10月4日、YouTubeを見て初めての感情と出会った。 その日私はおじちゃんのお葬式を終えて帰宅すると、喪服を脱ぐやいなやすぐにベッドに直行した。軽い車酔いと寝不足とで体がしんどく、多分気持ちも無理をしていた。横になりYouTubeを開くと大好きな動画「山田五郎 オトナの教養講座」が出てきた。こんな日こそアート。こんな日こそ五郎さん。私は「やったぁ」と飛びついた。 しかし喜んだのもつかの間『山田五郎からのご報告』と赤と黄色の文字が目に飛び込んできた。時間も13分と短い。

      • 「観音菩薩になろうの会」のきほんのき① 友達に厶厶ムッの巻。  

        ある日、友達が言った。 「『観音菩薩になろうの会』入りたいけど、難しそう」 私は耳を疑った。 「難しい?」 「うん。観音菩薩活動、私には出来なさそう。無理っぽい気がする」 「『観音さま』って称えたり、お願いしたりすればいいんだよ」 「えっ、それだけでいいの?」  「うん」 そこでようやく気がついた。 私はもっとも大切なことを言っていなかった。大事な『きほんのき』の所を全て飛ばしてしまっていた。そこは当たり前過ぎて、書くまでもないと思っていた。 私は、観音さ

        • マイおばあちゃん物語。おばあちゃんと私のあちら側とこちら側。

          私は一度だけ見たことがある。 霊?お化け? 否。おばあちゃん。 おばあちゃんがお遍路さんの白装束に身を包み、階段の途中に立ち、私に向かって笑顔で何度も何度もお辞儀をしていた。 それはおばあちゃんのお葬式の時だった。おばあちゃんが嫁いでからずっと暮らしてきた家でお葬式をした。喪服だけではまだ肌寒い4月。庭にはしだれ桜がちょうど見頃を迎えていた。 縁側がある窓もドアも全て開け放たれたスースーした家に入ると、おばあちゃんの遺影らしきものが目に入った。間違いなく黒い額に入っ

        • 「観音菩薩になろうの会」のきほんのき② 観音さまに何でもお願いしてみようの巻

        • 五郎さんは仙人。私のワガママなお願いと 『山田五郎 オトナの教養講座』のすすめ。

        • 「観音菩薩になろうの会」のきほんのき① 友達に厶厶ムッの巻。  

        • マイおばあちゃん物語。おばあちゃんと私のあちら側とこちら側。

          マイお盆物語。ママと私のあちら側とこちら側。

          今年もお盆がやってきた。 サマフェスみたいな口ぶりだが、ママが亡くなってからお盆は私にとって一大イベントになった。なので3年目の今年も私なりのお盆をやってみた。やってみたというくらい手探りでオリジナル。マイお盆。 まず8月13日のお迎え提灯。提灯を持ってお墓に行き、ローソクに火を灯し、家まで一緒に帰ってきた。と言っても車なので、車に乗る前に火は消して、家の前でまた火を灯すスタイル。 玄関の扉を開けて「帰ってきたよ」と声をかけて中に入る。ママの部屋にある私が作ったお仏壇、

          マイお盆物語。ママと私のあちら側とこちら側。

          シャーロック・ホームズになった私の「鼠をめぐる冒険」

          こんなことが起こるなんて! 何十年もの時を経て、なんと謎が解けたのだ。 「鼠」の謎が。 私は前回、記事を書くために村上春樹の『風の歌を聴け』を読んだ。ただ読んだだけじゃない、小学生だった自分に戻って読んだのだ。 あの日の私にタイムスリップして。 夏休みのある日、小学生だった私は自分の部屋へ行くと、買ってもらった文庫本を手に取った。 『風の歌を聴け◎村上春樹』 柔らかくて薄くて小さいその本のページをめくる。 一行目からよくわからなかったが、気にせず私は前に進む。

          シャーロック・ホームズになった私の「鼠をめぐる冒険」

          初めての村上春樹と映画の苦い思い出。デ・キリコ的ひとりぼっち。

          映画よりも本が好き。 忍耐強く私のことを待っていてくれるから。それに比べて映画はつれない。 小学校の高学年になり、私は友達と映画館へ行くようになった。小学生の私にとってそれは特別なことだった。何日も前から友達と計画を立て、持って行くものリストを作り、着ていく服も相談する気合いの入れようだった。それなのに映画は私に冷たかった。期待に胸を膨らました私をぺちゃんこにした。 映画が終わる頃、私は迷子になった子どもみたいになっていた。帰り道、興奮しながら映画について話す友達について

          初めての村上春樹と映画の苦い思い出。デ・キリコ的ひとりぼっち。

          友と旅と書くことが私を救う。バックパッカーとサイクリングとトラベラーズノートと。

          旅は行きたいと思っていてもなかなか行けない時がある。自分の気持ちだったり、タイミングだったり。でもまるで呼ばれてるように行ける時もある。 このあいだの旅はどちらでもなかった。でも終わって見れば、何かに背中を押されて行くことができたんだと思う。 しばらく暗闇の中にいた。コロナ、ママの死。これだけでも相当やられていたけれど、時間が経ち少し気持ちが浮上すると、今度は親戚のおじちゃんが相次いで3人亡くなった。そして、今年に入って、友人の死。 なんか喪服ばかり出番が増えて、気がつ

          友と旅と書くことが私を救う。バックパッカーとサイクリングとトラベラーズノートと。

          月にまつわるエキセトラ。ママと私とお月様と。

          月が私にアピールしてる気がすると友達に話したら「へえ?」と変な声を出されて、終わった。 あの日から私はお月様をよく見るようになった。2階の窓から覗くお月様をよく見るようになった。 ある日いつものようにお月様を見ていた私は自分の目を疑った。昨日のこの時間見ていた時とは明らかに違う場所にお月様がいるのだ。ちょっとどころの騒ぎではない、右と左、上と下、くらい違うのだ。 ザワザワする。 見てはいけないものを見てしまったような、気づいてはいけないものに気づいてしまったような感じ

          月にまつわるエキセトラ。ママと私とお月様と。

          書き直しの魔力。ありがとうnote。

          note を始めて、1ヶ月が過ぎた。 1週間に1回投稿していて、今まで5つ記事を書いた。 みなさんはどうやって記事を書いているのでしょうか? 書いた記事は読み直したり、書き直したりしているのでしょうか? 私はこの「書き直し」が止まらない。もう新しい趣味と言える。 そんな暇な人はいないだろうけれど、もしもう一度私の記事を読んだとしたら、どこか変わっているはずである。 この「書き直せる」機能というのは私にとって魔力。抗えない。 だって今までの人生で1度でも「提出したも

          書き直しの魔力。ありがとうnote。

          目指せ仙人。お金をかけずに生きる妄想と食にまつわるその他いろいろ。

          とにかく世知辛い世の中である。 ニュースは相変わらず人を不安にさせるものばかり。「見ない聞かない」ようにしているけれどそれでも入ってきてしまう。波状攻撃。 特にお金。マネー。マネ活。 不安にさせるだけさせて、投資、投資って、何かあると思われてもしかたないくらいあおってくるあの感じ。 なんだかなぁ。 そこで政府の思惑とは反対にお金とは無縁に生きられないものかと妄想が始まる。 お金がかかることはいろいろあるが、すぐに浮かぶのは「衣食住」だ。 「衣」はとりあえず今持って

          目指せ仙人。お金をかけずに生きる妄想と食にまつわるその他いろいろ。

          「観音菩薩になろうの会」って何するの?音活と書いて、のんかつと読みます。

          いつからだったかはっきりしないが今年に入ってからなんとなく、 「観音菩薩になって生活してみたらどうだろうか?」 と思い、時々こっそりやっていた。 「観音菩薩になって生活してみる」とは、 「観音菩薩になる」 「観音菩薩みたいな人になりたい」 みたいな、そんな聖人君子のような大それたことではない。 もちろんそうなりたい願いはあるけど畏れ多過ぎてよう言わんわである。 去年念願だった滝行に行って分かったことがある。それはどんなに素晴らしい体験をしてもすぐに通常の自分に戻

          「観音菩薩になろうの会」って何するの?音活と書いて、のんかつと読みます。

          観音菩薩になろうの会。観音さまとママと私と。

          「観音菩薩になろうの会」を立ち上げたことでだいぶ有頂天になっていた私は、さっそくその事を、多少の緊張感を持って、友人5人に発表してみた。 1人は完全にスルー。 残りの4人は特に驚くでもなく興味があるわけでもなく、無表情で私を見ると全く同じ質問をしてきた。 「それ、何するの?」 「観音菩薩になって生活してみる」 「··········」 この時を境にだいぶ落ち着きを取り戻した私は 「なんでこんなことになったんだっけ?」 と立ち止まって考えた。 観音菩薩ってそれは

          観音菩薩になろうの会。観音さまとママと私と。

          noteのすすめ。そして私は観音菩薩になろうの会を立ち上げた。

          noteに初投稿してから一週間。 その間私は何度『書き直し』をしたか? それは50回を下らない。 noteに初投稿してから「noteって何?」とボチボチ探っていった。とにかく苦手な分野だし(ついこの間までYouTubeの概要欄の見方を知らなかった)初SNSだから、よちよち、よたよた手探りで頼りない。 noteを開いては恐る恐る触ってみる。不安になりながらいろいろ押してみる。 そこで、 私は早々に禁断の木の実を見つけてしまった! な、なんと、投稿した後でも書き直せ

          noteのすすめ。そして私は観音菩薩になろうの会を立ち上げた。

          引きこもりは現代の仙人。私がnoteを始めるまでの心と頭と妄想と。

          記念すべき初投稿。 なぜ私が『note』を始めることになったのか。 それは深夜1時から4時までの たった3時間の出来事。 いったい私に何が起こったのか??? それは友達からのメールで始まった。 友人はロサンゼルスでコーチングの仕事をしているが、最近熱心に勉強しているのがヒューマンデザイン。あちらでは流行っているらしい。 ジャンルでいうと占いになるのか、占星術、易経、カバラ、チャクラなどを融合して作られた叡智の結晶のようなツールらしく、かなり詳細に自分の特性を知るこ

          引きこもりは現代の仙人。私がnoteを始めるまでの心と頭と妄想と。