以前、『具体と抽象/細谷功(著)』を拝読しました。 本書は、具体化する現代において、抽象という概念を復古させる考え方であり、 とてもわかりやすい展開で、具体と抽象の概念について表現されています。 この考え方は、早い段階から養うことが必要だと考え、 娘のために下記の本を購入しました。 本ブログでは、『13歳から鍛える具体と抽象/細谷 功(著)』から引用し、 具体と抽象の概念について整理し、気づきをまとめ行動宣言していきます。 ■ それで、「具体と抽象」って何?それ
興味深いタイトルの本と出会いました。 今まで、仕事の忙しさを言い訳にして、本を読めないことを肯定していました。 本書を読み、読書について分析して読む大切さを知りました。 本ブログでは、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか/三宅香帆(著)』より引用し、本を読む姿勢について整理し、自身の行動宣言をしていきます。 ▫️本が売れなくなっても、広がっているある市場「日本人の読書離れが進んでいる」 「本を読む時間がない」 こんな言葉を耳にすることで、一般的に「忙しいから本が
先日、茶道教室のお手伝いで、初めて茶会の設えに参加しました。 医学学会が日本で行われ、日本の文化を紹介するパートで茶道教室が設けられました。 海外の人に茶を振舞った時に、お茶をきっかけに心が繋がった瞬間に出会いました。 政治の世界でも、外交の一部として茶道を活用する場面があります。 なぜ、海外との交流の手段として茶道は扱われるのでしょうか? このブログでは、 『新訳 茶の本 ビギナーズ 日本の思想/岡倉天心(著)』より、 歴史上、茶道がどのような位置付けで発展し
今から10年前、群馬県では大雪が観測されました。 雪に慣れていない地域では、車は乗り捨てられ 慣れていない雪かきにあたふたしていました。 死者は確認されていないものの、怪我人も発生していました。 県央では33センチの雪が降り積もり、我々は雪に対する脆弱性について再認識していました。 一方で、この困難を通して、地域住民は助け合い、お互いに知る機会となりました。 この危機とも言える状況に、人はなぜ助けあうことができるのでしょうか? それは、日常的な「社会関係資本」の
先日、自分自身の今後について相談しようと、 大学の頃、ゼミの講座を担当していた先生と話す機会をいただきました。 これから私の研究テーマについて相談しました。 『君と話していて、「一隅を照らす」という言葉を思い出した。』 そうアドバイスをくれたとき、本書を読んでいたところ、 「一隅を照らす。これ国宝なり」と書かれていたのです。 なんと良いタイミングなのでしょうか。 これは最澄の言葉だと初めて知りました。 このブログでは、『仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして/
茶道を習うようになり、 興味が注がれるようになったのは「道教」です。 岡倉天心の『茶の本』では、「茶道は姿を変えた道教」と説かれています。 道教を学ぶことで何が見えてくるでしょうか? 本ブログでは、『マスターからの手紙/雲黒斎(著)』から引用し、 老子道徳経が残された背景と、その考え方の一文に触れ行動宣言していきます。 ■ 老子道徳経が残されたとき本書では、老子道徳経を我々でもわかりやすく解説するとともに、 前章では、道徳経が残された経緯について触れています。
以前、足利学校を訪れました。 周りは堀が設置され、門の前には孔子の石像が佇み、 その壮大な景色に、威厳を感じます。 いかにも、すごいくありがたい学問を勉強するのだ!と 思わざる負えません。 昔の人は、「論語」をどのように捉えていたのでしょうか。 そして、現代にも論語のルーツが色濃く残っているのではないでしょうか。 本ブログでは、『洗脳論語/苫米地英人(著)』より引用し、論語の正体に迫り、自身の行動宣言をしていきます。 ■ 日本で論語が広まった背景 上記の引用か
先日、あるライブで聴いたバンドマンの方の曲がとっても良かったので、 その方に会えないか知り合いを伝って、やっと連絡が取れるようになりました。 そのご縁のおかげで、バンドマン方々を私の主催する会に出演していただくことができました。 加えて、お互いのことを理解した素晴らしい曲もできました。 この経験から、縁の大切さについて再考するきっかけとなりました。 その折に、妻はある本を進めてくれました。 本ブログでは『一流の人は小さな「ご縁」を大切にしている/高井伸夫 (著)』
娘と遊ぶ時はよく「ごっこ」遊びをします。 この「ごっこ」とは、調べてみると つまり、「何かになったつもりで遊ぶもの」です。 この「なったつもり」ということにポイントがあり、 模倣の域を達しないところに、遊びの範囲があります。 ビジネスの場においては、日々会議等を繰り返すなかで 「なったつもり」になっていないか?と考えることがあります。 それは、「現場の実態に即した内容になっているのか?」と疑問に思うことがあるのです。 会議での発言においても、内容があさっての方
最近は宗教について勉強しています。 仏教や道教の精神と、キリスト教の広がりについて学んでいます。 その折に、苫米地英人さんの本に出会いました。 本ブログでは、「宗教の秘密/苫米地英人(著)」から引用し、現代に普及する宗教についてまとめ、その脱却方法について考えを深めていきたいと思います。 ■ 我々の信仰している宗教とは何か?日本人の信仰している宗教は?と言われれば 「仏教」と答えるかもしれません。 一方で、自分が仏教徒として振る舞い行動する人はどれくらいいるでしょ
先日、我が国の株価が過去最高を上回ったとのニュースがありました。 このニュースを受けて、「景気が良い」と実感する方はどれくらいいるでしょうか? 少なくとも、私の周りでは物価高に苦しんでいる人ばかりです。 この資本主義の社会に、疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。 いつだって求められるものは生産性向上の話ばかりです。 その折に、ある書籍と出会いました。 ゼロからの『資本論』/斎藤幸平 (著) マルクスはなぜ、産業革命時に本を書きたくなったのか興味が湧きま
岡倉天心の「茶の本」を読み、茶道を習うようになり、 茶道とは道教だと知り、では「道教」とは何か? と興味が湧きました。 本ブログでは、「老子・荘子の言葉100選心がほっとするヒント/境野 勝悟」から引用し、道教について学び、自身の生き方について考えを深めていきたいと思います。 ■ 茶の本での引用茶の本では、道教についてどのように述べられているでしょうか? 「茶道は姿を変えた道教なのである。」 この言葉に衝撃を受けて、道教について知りたいと思うようになりました。
先日、10年以上前から関わっている。群馬イノベーションスクール(以下 GIS)の記念式典が行われました。 その場所で、GISの創設者でもある、田中仁さん(現 ジンズホールディングス取締役社長)と長谷川博和さん(現 早稲田大学ビジネススクール 教授)と、奈良のりえさん(フリーアナウンサー)とのパネルディスカッションがありました。 その場でとても印象的な言葉がありました。 「売上はその人の器以上にはならない」 思わずメモをしてしまい、どのような意図か考えを巡らせていました
今年から茶道教室に通うことにしました。 ネットで教室を探したところ、身近な場所にはあまりなく 自宅から40分ほど離れた教室に通うことにしました。 その教室の先生は、以前は学校の先生だったが茶道教室を始めたとのことです。 自宅に茶室を備えた、とても穏やかで日常的な雰囲気の茶室です。 私は、茶道体験をして、こちらの茶道教室に通うことに決めました。 それは、先生の茶道への姿勢に共感したからです。 「茶道を広めたい」という気持ち、 「ご縁を大切にしたい」という気持ちに
『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論/デビット・グレーバー』との出会いにより、「ケアリングとは何か?」と考えるようになりました。 私の関わる介護施設では、看取り介護を実践することが、法人のビジョンとなっています。 介護を日々実践する私たちにとっても「ケアとな何か?」とは壮大な問いかけであり、 その答えを持ち合わせていませんでした。 そこで、私は「ケア」について考えをまとめることにしました。 本ブログでは、『ケアとは何か?〜看護・福祉で大事なこと〜/村上
新型コロナウイルスも5類に移行し、 生活の側面では、行動制限も解除されました。このことを巷では「社会活動の再開」と呼ばれるようです。 社会活動の制限下では、ある人たちは仕事を続けなければ世の中の人に大きな影響がある。と そんな役割をエッセンシャルワーカーは担っていました。 一方で、その後賃金や担い手は増えたでしょうか。 「なくてはならない仕事」ということは明らかになったのに、 人材不足に拍車がかかっています。 本ブログでは、『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでも