新型コロナウイルスも5類に移行し、
生活の側面では、行動制限も解除されました。このことを巷では「社会活動の再開」と呼ばれるようです。
社会活動の制限下では、ある人たちは仕事を続けなければ世の中の人に大きな影響がある。と
そんな役割をエッセンシャルワーカーは担っていました。
一方で、その後賃金や担い手は増えたでしょうか。
「なくてはならない仕事」ということは明らかになったのに、
人材不足に拍車がかかっています。
本ブログでは、『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか/酒井 隆史』から引用し、
これからのエッセンシャルワーカーの、社会的な価値の向上について考察していきたいと思います。
■ 海外の事例との対比
エッセンシャルワーカーの待遇面の低劣さにおいては、
海外の事例を見ても同様なことがわかります。
この根底には、資本主義というシステムと大きく関わっているようです。
■ 労働という概念
「労働は生産的でなくてはならない」とは誰が言ったのでしょうか?
この固定概念に苦しんでいる人たちはたくさんいるのではないでしょうか。
ケアこそ、人の人生を豊かにするものであり
生産活動だけが経済ではないことがよくわかります。
■ 経済を問い直す
経済とはなんだろうか?
この問いかけに、私はいつも「経世済民」という言葉を連想せずにはいられません。
民を救うことこそ、経済であり、
犠牲の上に成り立つものではありません。
■ 行動宣言
1.経済とは我々の幸福を追求するものが根底にあると問い直す。
2.ケアについて考えを深める
なぜ、経済のために誰かが犠牲にならないのか?
最近はこのように考えるようになりました。
新自由主義が進展する現在において、人に優しい経済を目指す必要があります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
これからも学びを共有していきます。