見出し画像

ご縁を大切にする。

先日、あるライブで聴いたバンドマンの方の曲がとっても良かったので、

その方に会えないか知り合いを伝って、やっと連絡が取れるようになりました。

そのご縁のおかげで、バンドマン方々を私の主催する会に出演していただくことができました。

加えて、お互いのことを理解した素晴らしい曲もできました。

この経験から、縁の大切さについて再考するきっかけとなりました。

その折に、妻はある本を進めてくれました。

本ブログでは『一流の人は小さな「ご縁」を大切にしている/高井伸夫 (著)』から引用し、ご縁について考えを深め、行動宣言していきます。

■ ご縁とは何か?

まず、ご縁について整理したいと思います。

まず、「縁」とは運命的な結びつきや関係を指す言葉です。 その『縁』そのものを尊んで、有り難く思う気持ちが「ご縁」の概念です。
より深堀りしていきますと、「縁」という言葉は、本来重要な仏教用語で、条件とか働きかけを意味する言葉です。ちなみに縁に近い意味合いを持つ因果、因縁なども仏教用語です。

https://www.exeo-japan.co.jp/blog/oyakudachi/178/

以上の引用から、

  • 「ご縁」は「縁」そのものを尊んでありがたい気持ちを示す概念である。

  • 縁とは仏教用語であること

以上のことが整理できました。

■ ご縁を繋いでくれた人への感謝

それでは、縁を広げていくためにはどのようにすれば良いのでしょうか?

本書では、「繋げてくれた方への感謝」の重要性を説きます。

人生を、決定的に豊かにするために
「あなたが今いちばん親しくしている方やお世話になっている方(たとえばAさん)とは、どういうご縁で知り合いましたか」
「もし誰か(Bさん)のご紹介だったとしたら、では、そのBさんとは、そもそもどういうご縁でつながりましたか」
このようにCさん、Dさん…・・・と縁を辿っていくと、時間や場所が少しズレていただけでも、Aさんにはお会いしていなかった可能性もあります。
それを思うと、縁ほど不思議で、ありがたいものはありません。
ここで忘れてならないことがあります。
おそらくAさんに対しては、誰もが大切にされていると思います。しかし、縁をつないでくれたBさんに感謝していることを、まわりの人にも話していますか。

このようなことに意識を持って気を使っているあなたに、聞いた人は「律儀な人だなぁ」と感じる。
新たな縁が生まれる下地をつくっているとも言えます。

『一流の人は小さな「ご縁」を大切にしている/高井伸夫 (著)』

繋いでくれた方への感謝は、忘れがちではないでしょうか。

■ 「一期一会」を感じる瞬間

私は以前、樂吉左衛門先生のお茶会にお邪魔したことがあります。楽家は千家十職の一つで、吉左衛門の名は、楽焼の茶碗をつくる茶碗師が代々襲名しています。私がお会いした現在の当主は、第十五代です。
 そのお茶会で、先生は六つのお茶碗を見せてくださり、参加者が自分の好きな茶碗を選び、その理由を述べる機会が設けられました。そして、それぞれの茶碗について、作家のいわれや何を表現しているかなどを講釈してくださったのです。
 おそらく同じメンバーで、同じ茶碗を用いて、同じことをやっても、二度と同じような結果にはならない一度きりの場であり体験でしょう。そのときの気分によって選ぶ茶碗は違うだろうし、先生の講釈も常に同じ視点で行われることはないからです。
「一期一会」の言葉は何度も聞いていましたが、あらためて実感した瞬間でした。

『一流の人は小さな「ご縁」を大切にしている/高井伸夫 (著)』

茶道を習い始めて、季節により炉が変わり、四季折々の茶花が飾られていることに驚きます。

お稽古であっても、その時は二度と来ることはありません。

茶会で話したことも、掛け軸の解釈の仕方も、その時々によって変わってくるのではないでしょうか。

茶会ではなくても、そんな日々の一瞬を噛み締めて大切にしていきたいものです。

■ 行動宣言

以上の引用と気づきから、今回は下記の通り行動宣言します。

1、繋いでくれた方への感謝を伝える。

2、茶道を続け茶会を開催できるようになる。

毎週末行われる読書会も、その会は二度とくることはありません。

日々尊ぶと共に、感謝を忘れないようにしたいと考えました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
これからも学びを共有していきます。


金沢でいただいたお茶 3月

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?