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自分教をつくろう


最近は宗教について勉強しています。

仏教や道教の精神と、キリスト教の広がりについて学んでいます。


その折に、苫米地英人さんの本に出会いました。

本ブログでは、「宗教の秘密/苫米地英人(著)」から引用し、現代に普及する宗教についてまとめ、その脱却方法について考えを深めていきたいと思います。

■ 我々の信仰している宗教とは何か?

日本人の信仰している宗教は?と言われれば

「仏教」と答えるかもしれません。

一方で、自分が仏教徒として振る舞い行動する人はどれくらいいるでしょうか?

日本人はクリスマスもするし初詣もします。

我々にとって宗教とはそのようなものです。

これはキリスト教でも同じ傾向だと記されています。

では、世間を席巻する宗教とは何でしょうか?

現代の欧米人、さらに言うとその影響を受けている世界中の人々は、別の宗教を新たに信仰しています。それが「お金教」です。「資本主義教」と言ってもいいですし「経済教」と言ってもいいでしょう。 2012年現在、もっとも強い「言語束縛」を行なっている宗教は、お金教なのです。お金教における救済とは?お金教が宗教である以上、もちろん教義があります。仏教やキリスト教と同様、その教義が救いを求める弱者をひきつけたからこそ宗教たり得たのですから。では、お金教における救済とはなんでしょうか。お金が使われるようになり、すべてのものに値段がつくことによって市場が生まれました。市場が生まれることによって、お金さえ持っていけば欲しいものが手に入るようになりました。そのために必要なお金は、資本主義国ではどんな人であっても働きさえすれば報酬というかたちで支払われます。つまり、「どんな人でも、働きさえすれば欲しいものが手に入る」わけです。また、お金を使えば一度手に入れた価値を保存することもできます。働いて手にした価値を、お金に換えて貯めておけば保存でき、遠くに持ち運ぶことも、孫子の代に伝えることもできるのです。お金の力は空間や時間を超えるわけです。このように、お金を媒介とすることで、資本主義世界のどこに生まれても、どんな身分に生まれても、「働きさえすれば人は豊かになれる」。それがお金教の「福音」なのです。

「宗教の秘密/苫米地英人(著)」

現代では、「お金」という便利なツールに洗脳されているのではないでしょうか?

全ては商品化され、価値はお金で図られるようになっています。

話は変わりますが、森永卓郎さんの「ザイム真理教」でも、財務省の緊縮的行動とシステムを宗教と例えています。

財務省は政府の借金を「国民の借金◯◯兆円、国民一人当たりの借金◯◯万円」とプロパガンダを流布します。

このように言語で束縛し、我々の“よりどころ”“福音”を担っているのです。

■ お金教からの脱却方法とは?

では、この宗教というシステムからいかに脱却すればいいでしょうか?

苫米地氏は「自分教」という単語から「ひとつ上の価値」の重要性について述べます。

あなたの目の前に広がっている世界は、実はあなた自身が自分でつくっているものです。この世界はあなたが自分で自由に変えることができます。自分で自由に創造することができます。他からの一切の影響を排除することもできます。世界を支配するお金教の影響を排除することもできますし、お金教以外のいかなる宗教についても同様です。あなたがやるべきことは、他人に束縛・支配されている現実社会から抜け出し、「ひとつ上の価値」を世界に提示することです。それこそが「現実世界からの覚醒」です。ただし間違えてほしくないのは、あなたが提示するものは「正しい価値」でも「絶対的な真理」でもないことです。あくまでも「ひとつ上の価値」「これまでよりも少しはマシな価値」です。私はあなたに「自分教」の教祖になることを提案しているのです。おそらく神殿の中でお金をまき散らして怒り狂ったイエス・キリストは、周囲の人たちからは頭のおかしな人間に見えていたことでしょう。しかし、誰よりもこの世を透徹した目で見ていたからこそ、イエスは「ひとつ上の価値」を提示することができたのだと思います。あなたも、たとえ周囲から頭のおかしな人と見られたとしても、「ひとつ上の価値」を指し示してください。そうして、絶対的な救済などないこの世界を、ひとつの灯となって照らしてほしいのです。

「宗教の秘密/苫米地英人(著)」


この「ひとつ上の価値」とは、

「自分の軸」であると捉えました。

良い悪いでは無い、「ひとつ上の価値」を作るために、自分を見つめ直すことが重要なのではないでしょうか?

■ 行動宣言

1、自分軸を持つためにnoteのブログに気づいたことを書き綴ることを続ける

ブログを見直すと「あの時はこんなことをに思いを巡らせていた」とさらに気づきが広がっていきます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

これからも学びを共有していきます。


公園の桜 4月



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