茶道を習うようになり、
興味が注がれるようになったのは「道教」です。
岡倉天心の『茶の本』では、「茶道は姿を変えた道教」と説かれています。
道教を学ぶことで何が見えてくるでしょうか?
本ブログでは、『マスターからの手紙/雲黒斎(著)』から引用し、
老子道徳経が残された背景と、その考え方の一文に触れ行動宣言していきます。
■ 老子道徳経が残されたとき
本書では、老子道徳経を我々でもわかりやすく解説するとともに、
前章では、道徳経が残された経緯について触れています。
このように、今でも学びの多い書物が、
書いた人も書いた事実も“謎”が多いことに驚きました。
なぜ老子はこの手紙を書こうと思ったのでしょうか?
そもそも老子は実在したのでしょうか?
この謎の大き部分に『道(タオ)』の真髄が隠されているのでしょう。
■ 大器晩成の本当の意味とは?
この章を見て驚いたのは、
大器晩成の意味です。
今まで知っていた大器晩成とは
「偉大な人は、歳をとってから、完成するということ」
という意味だと思っていたところ、
老子道徳経の本来の意味から言えば、
「大きな器は出来上がるまでに時間がかかる」
ということでした。
この意味からすれば、
器の大きい人は少しずつ時間をかけて大きくなるということです。
■ 行動宣言
1. 器を大きくする方法について学ぶ
2. 茶道での発見をブログに記す。
最近は、器を大きくすることが、
仕事をしていく理由だと考えられるようになりました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
これからも学びを共有していきます。