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改めてArtoMeについて:ご無沙汰してます
改めてArtoMe(アートミー)について
ご無沙汰してます。最後の記事から、一年ほども経過してしまいました。
ArtoMe主宰のTOMMY☆です。
昨年は、東京六本木にある国立新美術館での展覧会「イヴ・サンローラン」展でのアートツアーを募り、ご参加者様と一緒に展覧会を見て、その後プチ・アートワークを行うということを数回実施しました。ファッションデザイナーのイヴ・サンローランへの尊敬が強すぎて、次の活動が浮かばず記事も止まってしまった次第です。
ArtoMeは、アートを通してご自身の3感(3感覚:感情・感性・感覚)を受け止め気づくキッカケになって欲しいという想いから昨年、立ち上げました。
作品・作家(アーティスト)・鑑賞者のトライアングル、三位一体で初めてアートは成立します。なかなか、敷居が高いままになってしまっているアート。少しでも敷居を低くして、裾野を広げたい思いは変わりません。
最近の”アート”な出来事
つい先日、尊敬する方のイベントの会場探しや調整などのコーディネーターを手伝うことになったのですが、トーク、歌とピアノの演奏は既に決まっていて、せっかくだから「何かしてみたいことある?」と提案いただき、最初は”絵本の朗読”かなーくらいに思っていました。が、自分の声による絵本の朗読を叩き台として録音したところ、聴くに耐えずソッコーで携帯の「ゴミ箱」へ入れていました。
「やりたいことは、気のせいで無かったこと」にしていたところ、そのイベント主の方が「絵本の朗読進捗具合は?」と聞いてくださり…無かったことに、ともできず(笑)、言い出しっぺのくせして渋々「ゴミ箱」から引っ張り出して聞いていただきました。
すると・・・カフェで企画会議が始まったんです。
いかに自分で自分の「創造の芽」を握り潰してしまうこと、じっくりその芽を受け止めもせず育てもせずに「ゴミ箱」へいとも簡単に捨ててしまうこと。
どうせ、つまらない・取るに足らないアイデアだ・才能なんて私にはないetc…自己否定が間髪入れずに出てくるのは、人間のデフォルトであって、そこからアクセル全開で踏み込む、踏ん張りところなのに、容易くナチュラルに本人は気づきもせずに「創造の芽」を摘み取ってしまうか。
自分自身、「普通に」自分で自分を拒否していたことすら気づかず大きなショックを受けつつも、この「絵本の朗読」からどうしたいのか?の核心の話になったのでした。
「場や空間」を使って、インスタレーションをいつかしたいというのは数年来うっすらとした夢みたいな感じで思っていました。
イベント企画者で話をしていく中で、もともとArtoMeでは、原画(アクリル絵)も制作したりしておりますが、会場を今回のイベント趣旨に共振して制作したいという気持ちが湧き上がり、空間インスタレーション・アート(絵)・映像表現の3手法でアプローチすることに。
今回のイベントは、女性たちへの讃美・肉体への讃美・生命への讃美という大きなテーマでした。制作者である筆者は、すっかり失念していたのですが数年前に制作したアクリル絵の作品を共催者の方がお持ちで、その絵も意味が今回のイベントとリンクしたのは、驚愕レベルくらいに驚きました。
主催者の「讃美」という大テーマへ想いを馳せると、アイデアが次から次へ湧いて、ほぼ半日ほどで空間インスタレーション・アート(絵)・映像表現の大枠は決定したのです。
「アート」という手法を使って目に見えないものを視覚化・物質化する
アート好きな方は、薄々お気づきかもしれません。
アーティストは、全員とは言いませんが「目に見えないもの」をこの物質界へ視覚化・物質化しています。アーティストの頭にあるイメージ(映像や画像)を、起こしていき、それが「作品」となるのです。
自分以外の方々と「意志や意図」に共鳴し、創造していくことの楽しさを十二分に味わい制作に没頭しました。一人では思いつかないアイデアもいただいたり、小さな玉がどんどん大きくなっていく過程は、非常にスピード感があり自分自身の感情がとても喜んでスパークしているのを味わいつつ、頭にあったアイデア、イメージが形になっていくのを久しぶりに体感できたんです。
作品・作家(アーティスト)・鑑賞者のトライアングル、三位一体で初めてアートは成立する、と以前から書いていますが、まさに作品もこのようなトライアングルで出来ていくことを改めて実感しました。
場や空間に身を置いて感じられる3感
空間インスタレーション・アート(絵)・映像表現が完成!
会場は、ライブハウス。
一歩会場へ足を踏み入れたら、洞窟のような神殿イメージを醸し出したく、美術館でもギャラリーでもなく物理的な制約はありましたがライトや会場の雰囲気もあって、出来ること・あるものを最大限に活用できたと言いきれます。アート作品へのスポット照明が無かったので一部作品は、見にくかったかもしれませんが、全体のイベントを捉える際に3感を開いて、ご来場者の方へ何かをキャッチしていただけたかなと思います。そうでありますよう!
讃美:太陽モチーフと太陽神
漫画「ワンピース」でも出てくる太陽神、太陽信仰は現代の私たちへも強いメッセージ性を持っていて、讃美=SUN美、太陽モチーフで絵を描きました。先に記載した共催者がお持ちの小さな太陽作品から、その親としての太陽ということで直径80cmのBIG太陽神を描き、ステージ中央へインストール。当日は、フォトスポットとなってくれて、製作者としては嬉しい限りでした。
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アクリル、ミクストメディア、ハードパステル、布キャンバス
いろんな考え方がありますが、私たちは宇宙のおおもとから生まれ出て、地球で過ごして再び還ると捉えています。そのおおもとの「カケラたち」=私たちで、宇宙銀河の星々から散らばって誕生したのでは?そのイメージを、ドレープのあるブルーの布を天の川に見立てアートコースターで散りばめ、帰りにご来場の方々へお好きなアートコースターを取っていただきました。
各人、個性にあったアートコースターを選ばれていて、楽しく拝見したのでした。「カケラ(アートコースター)」=選ばれた方というコンセプトに見合うアクションだったかなと。
![](https://assets.st-note.com/img/1723971890519-4sKkhJVdsp.jpg?width=1200)
アクリル、ミクストメディア、布キャンバス
アートコースター
映像朗読作品「いにしえ、いまここ、そしてこれから」
これからのArtoMe
今後、ArtoMeを媒介として、より多くの方へ
3つの感をアートを使って開かれていけるよう
そしてなぜ、感情・感覚・感性が大切か?
ご自身が気づいていない、またはキャッチできなかった「感」の部分をアートを利用して、開くキッカケにして欲しい使って欲しいという想いが、このイベントを通して一層、強まっています。
「見えないものを見える化し、感じていただける場・空間」をアートを手段として創造していきたい、一人でも多くの方にご参加いただきたいと計画中です。
今後も、アートに関する記事やArtoMe活動について綴っていきます。
よろしくお願いいたします。