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「アートの処方箋」もしくは「アートのレシピ」

アートに関する
「ArtoMe」(アートミー)を主宰していますTOMMY☆です。

もし、まだ読んでいらっしゃらなかったら
是非一つ前の記事をお読みいただけると嬉しいです。

アートを通して知るご自身の3感(感情・感覚・感性)
アートがまるで、他でもないご自身のためだけの「処方箋」のようなものとも言えると思っています。

処方箋、と書くと病を連想してしまうでしょうか。別で違う言い方にするならば、ご自身のためのアートに関する「レシピ」とでも言いましょうか。

物心ついた頃から持っている、その人だけの3感は誰しもオリジナルでその人だけにしか分からない「宝物」を持ち得ています。このことは、生まれてきた意義とも言え人を形成する大切なベース(基地、軸)でもあるのです。それに何かをきっかけとして蓋をしてしまったり、社会の慣例慣習や常識、親をはじめとする他者から言われた言葉から本来の自分の3感が歪んでしまうことも多々あるでしょう。そんな状況から、前向きに自身の感情・感覚・感性を改めてアートを媒介に感じて探ってみて、ご自身のエッセンスをオリジナルな「処方箋」または「レシピ」に起こしてみるという試みです。

どの展覧会や動画、何がどうご自身の3感に引っ掛かるか未知数で誰も分かりません。そんな大海原を探すようなものなの?とがっかりしないでください。まさに「アートの旅」なのですから。旅を楽しむ醍醐味は、非日常性だったりワクワク冒険のような知らない土地を楽しむ、時には食べ物や人との出会いを期待して出かける場合もあるでしょう。もしくは、アートと恋に落ちるのかとちょっと面白がってみてください。笑

リラックスして、ご自身がピン!と来る美術館の展覧会でも良いですし、たった一つの作品が気になる場合もあるかもしれません。作品よりも先にアーティストに興味を持つかもしれません。時には演劇や音楽会かもしれません。演劇や音楽は「アート(日本語で芸術)」と言えど、私の専門がアートの「美術」に相当するものなのでご了承いただければ幸いです。しかし、ご自身の3感を探る「アートの処方箋またはレシピ」の手法はジャンルを問わないと思っています。


アートは全然詳しくないし、どう見ていいのか分からない、どれが好みか分からないという場合、ネットや美術雑誌もしくはyoutubeやSNS、テレビをお持ちの方は美術番組がいくつかあるので、そこから探して情報を広げてみる方法があります。また、百貨店や商業ビルの中にもギャラリーがあります。

もちろん、当記事でワークショップなどに参加されたり記事を読んでいただけると、とっても嬉しいです。

アートについて少し興味を持たれるということは、きっかけは何であれご自身の楽しみや気持ち・時間の余裕があるという"しるし"でもあります。時間がなかったり仕事に追われていると、自分に目を向けるよりも目の前のタスクを捌くので心身ともに疲弊してしまいます。

それこそ、疲弊してしまっている方にこそ「アートのレシピ」ではなく「アートの処方箋」が必要だと思います。疲労困憊の場合は、身体をまず休めることが先決です。少し元気になった頃合いに、アートに目を向けていただくと心の安らぎや癒しが起こると私自身、体験しています。

自宅でアートの図録やyoutubeなどで目に触れるのも良いのですが、やっぱり何と言っても「あなたの肉眼」で「実物」を見ていただきたいのです。

一番スタンダードである美術館は、都心にある場合もありますが意外と少し緑のあったりする環境も落ち着いた場所が多いです。ビル美術館は、ちょっと例外になりますが、それでも館内は空間が四方に広いというのは開放的な感覚を味わうことができます。美術館を建築する際に場所や環境も含めて考えられているのだと思います。ぜひ、実際に足を運んで見てください。例えば、とあるアーティストの展覧会に行ったとしても全部の作品を真剣に一つ一つじっくり見る必要もルールもありません。またの機会に、美術館の楽しみ方を書こうと思います。

せっかく足を運んだのですから、どんな些細なことでもいいのでご自身の3感である感情・感覚・感性にアートを介してじっくり感じてみてください。何ものにも変え難い体感・体験になるでしょう。

「アートの処方箋」「アートのレシピ」って何だろう?
結局書いてないじゃ無いかと思われたかもしれません。

効能は、この記事でちょっと書いてみたのですが。
少しずつ書いていく予定ですので、また次回!

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