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見えない情報を「感」で掬い上げる

ArtoMe(アートミー)主宰のTOMMY☆です!
久しぶりの記事となってしまいました。

見えない情報を「感」で掬い上げる

今回のタイトルですが、アートを媒介として当方が何を伝えたいか?何を体験、体感していただきたいか?まさに、このことアートという言葉ではない表現物が持っている(放っているとも言えましょう)「見えない情報を「感」で掬い上げ」ていただきたい!に尽きます。

アートという対象を見たり、実際に見て体験、体感することで個々人が「感」を掬い上げているんです。「感」とは、ずっと書いていますように3つの「感」感情、感覚、感性のことです。

美術館の解説や、美術史はたまた書籍で、そのアートやアーティストについて書かれているものを事前または会場で読んだ上で作品を見るのももちろん親近感や理解が深まり良い手段です。しかし、そういった準備や知識を仕入れずに、視界に入った途端に自分の感情が掻き乱されるほどの衝撃を受けた経験、体感をしてきた者として何が一番アートを介して体験、経験していただきたいかと言いますと、作品が放つ見えない情報をご自身の「感」で掬い上げて欲しいということなんです。

実は、アートに限らずこの世に存在する形あるものは、何か放っています。それは、その対象物(人間もです)が持つ見えない情報なんです。ちょっとオカルト的な内容になってしまったかな笑。
例えば、こんな経験ってありませんか?見ず知らずのたまたま電車で居合わせた人が言葉を交わしていないのに、機嫌良さそうとかちょっと近寄らない方が良さそうとか…もしくは、たまたま入ったショップのオブジェに一目惚れしたとか。これって、人間の本能に近い「感」でキャッチして感情、感覚、感性で無意識に処理しているんですよね。

日々、何気ない日常の中で膨大な情報を処理している私たち。なのに、アートとなると興味のあるなしもあるでしょうが、途端に気難しくなってしまうのがとっても残念だなって思うんです。なぜなら、世界中の現存物故に関係ないアーティストたち、作り手が全身全霊で製作したものを日本にいながらにして享受できるラッキーな時代なんです。やっぱり筆者は、肉体を持って(大袈裟?笑)でリアルに美術館へ足を運んでもらいたい派です。

美術館での楽しみ方についても、どこかで書きたいと思っています。
では、また!

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