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読書日記

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読んだ本の感想を綴っていきます
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#人生

読書「ドーパミン中毒」~悪魔の物質との付き合い方~

読書「ドーパミン中毒」~悪魔の物質との付き合い方~

皆さん、こんにちは。

最近は、「幸せ」について非常に興味があります。
幸せを感じる際の物質として、切っても切り離せない「ドーパミン」。

これについて、世界的ベストセラーと言われている「ドーパミン中毒」について紹介します。

著者はスタンフォード大学の依存症医学の第一人者、アンナ・レンブケ教授。

ざっくり概要非常にざっくりですが、本書の概要と感想。

ドーパミンという脳内物質の本質が分かる。

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【読書】自己表現を後押ししてくれる素晴らしい本!!「発信する勇気」末吉宏臣さん

【読書】自己表現を後押ししてくれる素晴らしい本!!「発信する勇気」末吉宏臣さん

皆さん、こんにちは。

私がフォローしている末吉宏臣さんの著書「発信する勇気」を拝読しました。

基本的に想定している読者はSNSでの発信を躊躇っている人だと思います。

ただですね、この本・・・

SNSにとどまらず自己表現全てを全力で後押ししてくれる最高の本だと思いました。

我々が発信出来ない理由

発信しないことによる不利益

あなたには価値がある!

具体的なテクニック

という流れで、

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【読書】物語思考 キャラ設定でオートパイロット人生

【読書】物語思考 キャラ設定でオートパイロット人生

皆さん、こんにちは。

けんすうさんの「物語思考」を読んでみました。とても面白かったので感想を書いてみます。

要約満足な人生を過ごすためには、その過程を物語として考える方が良い。

そのゴールに向かうキャラを正しく設定して、そのキャラになってしまえばその過程を進める。

ゴールは、その過程に応じてドンドン変えて良い。

感想順に感想を記します。私なりの解釈ですので、正しい理解のためには是非本書を

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読書感想文:ひろゆきさんと堀江さんの著作から思うこと

読書感想文:ひろゆきさんと堀江さんの著作から思うこと

みなさん、こんにちは。

Kindle unlimitedで本を読みまくってます。たのしーー!!

以前書いた「スローリーディング」とは全く別の世界にいます(笑)。

大人気(?)というか、色々と話題をさらう2人、堀江さん(ホリエモン)とひろゆきさんの本を読んでみました。

なまけもの時間術(ひろゆき著)

最大化の超習慣(堀江貴文著)

お二人の本は、これまでも何冊か読んだことがあるので、本質的

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【反応しない練習】草薙龍瞬 感想書きます。初めてブッダの教えの中身を知る。

【反応しない練習】草薙龍瞬 感想書きます。初めてブッダの教えの中身を知る。

色々なところでおススメされているこの本。ようやく読みました。
さすがにおススメされているだけあって大変すばらしかったです。
もっと早く買えばよかった。

感銘を受けた表現は沢山ありますが、全部書くとこの本そのものになってしまうので、個人的に師玉の部分のみを。

1 苦しみとは

苦しさを取り除くことが目的として、まずは「苦しみとは何か?」をきちんと定義するところがこの本の読みやすさの重要な柱。

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【運は操れる】メンタリストDaigoの実践しやすいコツ多数

著者はメンタリストDaigoさん。
読書好きの方もそうでない方も説明は不要ですね。

さまざまな著書があります。
本作は、「運」に関するもの。

   運

欲しいですよね。
欲しくない人はいないはず。

President Onlineの記事によれば200人の成功者(定義は分かりませんが)への取材の結果、成功に必要なものは異口同音に「運」だったとのこと。

また、2018年に発表されたイタリアの

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【ある男】平野啓一郎 素晴らしい本に出逢えた

【ある男】平野啓一郎 素晴らしい本に出逢えた

ある男。
年末に向けて”小説読みたい欲求”の晴らし期間。
初めて平野さんの作品を読みました。レビューは時間が前後してしまい、「マチネの終わりに」を先に書いてしまいました。

このときは、書評を読むとなんか難しい内容なのかも、、と、若干の不安と共にいざ読書開始。

評価

★★★★☆(5点中4.5点)
面白かった〜。寝る間を惜しんで読みたくなりました。
若干ネタバレを含んでしまいますが、死をきっかけ

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【マチネの終わりに】平野啓一郎 大人の恋愛に人生を考えさせられた

【マチネの終わりに】平野啓一郎 大人の恋愛に人生を考えさせられた

「マチネの終わりに」を読了。
各所で見られる絶賛に違わない、素晴らしい本だった。

実は、平野さんの作品で最初に読んだのは「ある男」の方。
恋愛小説はやや避ける傾向があり、「ある男」からの入りとなった。こちらの感想も追って書きたい。

ひとことで言えば、大人の恋愛小説。読みながら思ったのは、主人公の蒔野と近い世代であるものの、そんなに大人にはなれていないなと。今から恋愛するとしても、こうはなれない

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