マガジンのカバー画像

一日一憲法

75
思想ゼロ。ただ何となく、憲法と日常を絡めただけ。
運営しているクリエイター

2020年11月の記事一覧

日本国憲法第三十四条

日本国憲法第三十四条

何人も、理由を直ちに告げられ、且つ、直ちに弁護人に依頼する権利を与へられなければ、抑留又は拘禁されない。又、何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、その理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならない。

「家庭は糧にもなるけど枷にもなる」と無意識に韻を踏んで「何上手いこと言ってるんですかね」と笑い合ったのは昨日の昼休み。家族を持ったこともないのに何を偉

もっとみる
日本国憲法第三十三条

日本国憲法第三十三条

何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となつてゐる犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。

昨日観たテレビの影響でどうしても蕎麦が食べたくなり、深大寺まで行って蕎麦を食べてきた。食べたら満足して結局本堂までは行っていないけれど、天気も良く参道をぶらぶらしているだけでも楽しかった。穏やかな休日。
帰宅していつも通り授業を受けて今はぐったりしている

もっとみる
日本国憲法第三十二条

日本国憲法第三十二条

何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない。

間もなく11月も終わり、いよいよ年末の様相を呈してきた。前まで割とマイペースに行っていた仕事も何だかバタバタし始め、約3週間後には定期試験も控えており、体調を崩さないことを本気で考えないと危ない時期になってきた。それでなくてもコロナの恐怖やインフルエンザや風邪の流行も予想でき、不可抗力でやられることも十分あり得る。
毎年立てる目標の中に、ここ

もっとみる
日本国憲法第三十一条

日本国憲法第三十一条

何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。

このところ昼食の時間が遅く、夜になってもお腹が空かない。
今日も8時に出勤して昼休みは14時半から。大体は12時からか13時からで休憩を回しているが、私は午前中の仕事が他の派遣社員と異なり、その休憩回しから外れているため独立して好きなタイミングで休憩に入る。できれば休憩前にあらかた仕事を終わら

もっとみる
日本国憲法第三十条

日本国憲法第三十条

国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。

相変わらず机上が散らかっている。決して広くはない部屋で、極力ものを置かないようにしているため部屋自体はそれほど汚くはないが、教科書やノート、イヤホン、ハンドクリーム、読みかけの本など、何でもかんでも机にポイと置いてしまう癖がある。

そういえば小学生の頃、勉強机が汚すぎて母親にランドセルや筆箱など全て玄関から外に放り投げられたことがある。ブチ

もっとみる
日本国憲法第二十九条

日本国憲法第二十九条

財産権は、これを侵してはならない。
2.財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。
3.私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。

確か私が大学生だったときの埼玉県の最低賃金はまだ800円くらいで、私がアルバイトをしていたスポーツクラブの時給は850円だった。そこに能力給が加算され、最終的には1000円くらいで働いていたのではないかと記憶している。

もっとみる
日本国憲法第二十八条

日本国憲法第二十八条

勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。

ただ一人、誕生日に「おめでとうございます」と当日にLINEを送る相手がいる。彼のことはほとんど何も知らない。たまに飲みには行くけれど、確かな情報は11月20日生まれだということだけだ。
先日久し振りに飲みに行った際、初めて会ったのっていつでしたかねぇ、なんて話していたが、俺が初めて認識したときはまだ制服着てたよ、と言

もっとみる
日本国憲法第二十七条

日本国憲法第二十七条

すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
2.賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
3.児童は、これを酷使してはならない。

これまで散々営業時代の話をしてきたけれど、近年で最も印象的な期間でありその以前以後で自身の考え方や人生観、死生観まで大きく変わるきっかけにもなった時期だったからで、必然的に話すことは死ぬほどある。もう辞めて2年以上経つため、段々記憶も

もっとみる
日本国憲法第二十六条

日本国憲法第二十六条

すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2.すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

年明けから始まる実習に伴い、仕事のシフトを週2勤務に減らしてもらうことができた。こんな融通が利くのか、もしかしたら契約更新してもらえないかも、と不安だったが、何とか残留。今から年

もっとみる
日本国憲法第二十五条

日本国憲法第二十五条

すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2.国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

やっとそらで言うことのできる憲法がやってきた。それもそのはずで、この一日一憲法という謎のシリーズが始まったきっかけでもあるからだ。その会話の流れについては割愛するが、そのときはそれほど深くこの25条については考えていなかったと思

もっとみる
日本国憲法第二十四条

日本国憲法第二十四条

婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2.配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

できるかできないかは別として、結婚したいかしたくないかと聞かれればはっきりと「したい」と答えること

もっとみる
日本国憲法第二十三条

日本国憲法第二十三条

学問の自由は、これを保障する。

今までで一番シンプルかも知れない。学問とは、学ぶとは。少し考える間に、全く関係のない今日のことを。

土日の出勤は基本的に苦ではない。それどころか、少しウキウキすらしている。平日のように授業を受けるために急いで帰る必要がないことや、ペアで仕事をする人とのやりとりがスムーズなことなどが要因だ。
別に土日以外の出勤日に文句がある訳ではない。仕事内容も社内の雰囲気も、概

もっとみる
日本国憲法第二十二条

日本国憲法第二十二条

何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
2.何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。

「ちょっと待って、めんどくさいから電話して良い?」と言える友人は限られている。17時間の時差があり、向こうでの生活リズムもよく知らない。何となくLINEを送ると早朝だったり深夜だったり。また逆も然り。
先日も連絡が来たのは朝5時半だった。返信をしたら「随分早起

もっとみる
日本国憲法第二十一条

日本国憲法第二十一条

集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2.検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

新宿駅前にはいつだって人が集まっているが、特に西口のロータリーに選挙カーが停まっていて、その上で演説が行われているときは特に人が凄い。いつもほぼ小走りで駅に向かい、バタバタと帰宅することもありそこに足を止めたことはないが、本当にみんなちゃんと聞いているのだ

もっとみる