2022年5月の記事一覧
『生きててよかった』雑記
新宿武蔵野館で鈴木太一監督・脚本作品『生きててよかった』を見てきました。
設定的な疑問が残る部分がありながら、無骨で「生きる」「生き様」「性」「生き甲斐」「友達」「大人たち/男たちの夢」を描く不器用な男女によるアンサンブルだった。
医師からのドクターストップでボクサーとして引退をした主人公・楠木創太。幼馴染みの幸子と結婚し、一般人として第二の人生を模索するも、ボクシング以外やったことがない創太
『シン・ウルトラマン』2回目、見た直後の雑記
初見はこちら。
2回目
竜頭竜尾、胴体だけ蛇といった手応え。
ラストエピソードのアレは納得行くが、
真ん中のエピソードに当たる外星人✕2でテンションが大きく落ちる。
人によっては冒頭のラッシュと禍威獣✕2のエピソードの勢いで中盤以降も乗り切れるかもしれない。
それと『シン・ゴジラ』と比べた時の物足りなさは、『シン・ゴジラ』は政府主導、他トップダウン、それとマスコミ・一般人目線もあったのに
『シン・ウルトラマン』初見雑記
うーん……
予想通りの66年版「ウルトラマン」を踏襲し、『エヴァンゲリオン』&『シン・ゴジラ』の風味と作り方であしらった庵野秀明による新たなるウルトラマン……なんだけど、
竜頭蛇尾……いやいや、終盤はあれはあれでいいんだけど、『シン・ゴジラ』や最近のマルチバースがバリバリのMCU作品『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』や『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』には敵わなかったか
惜しいな(笑)
「何が?」って思った方はハッシュタグを見てね。
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『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』雑記
MOVIX三郷で『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(3回目)を見てきました。
3回目でようやく分かった。
だって、本格的な超パラレルワールドなマルチバースにユニバース、ドリーム・ウォーク、インカージョン、さらには別バースのヒーロー集団イルミナティとかが複雑に絡んでてね……。でも、サム・ライミ監督を完全復活させた凄い作品なんです!
要するに、マルチバースをコントロール出来
『チェルノブイリ1986』見た直後の雑記
MOVIX三郷にてロシア映画『チェルノブイリ1986』を見てきた。
1986年4月26日、現ウクライナのキエフ(キーウ)州で起きたチェルノブイリ原子力発電所事故を原発関係者のアレクセイとウクライナに住む美容師のオリガの目線から描く。
主人公アレクセイはチェルノブイリ原子力発電所の消防班の隊長として働いていたが、事故の直前に移動が決まっていたので、事故が起きた時は一応現場OB的な立場になる。が、
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』見た直後の雑記
TOHOシネマズ日本橋で『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』を見てきた。
サム・ライミが監督なので、基本は対ヴィランなんだけど、そこにマルチバースが絡みに絡みまくって面白いことになっていた。
キーになるのは、
新キャラのアメリカ・チャベスという少女で、次元間を行き来するが、自由ではなく、制御できていない。まあ、だからこそ面白い。
あと、ワンダ・ヴィジョンもキーのキャラ、と
『ツユクサ』見た直後の雑記
TOHOシネマズ錦糸町オリナスで小林聡美主演映画『ツユクサ』を見てきました。
ハイ、ザ・小林聡美映画!
監督が誰だろうが、松重豊を相手にしようが、江口のりことだべろうが、子供との交流、断酒の会まで、全くブレないオフビートな小林聡美ワールド。
唯一、冒頭の隕石だけちょいとSF要素があるけど、それでスーパーパワーを得るわけではない辺りが小林聡美主演映画らしい。
あくまでも歳が離れた友人・航平と、
『N号棟』見た直後の雑記
MOVIX三郷で『N号棟』を見てきました。
団地が舞台となるホラー映画という少ない情報で見てみたら、「世にも奇妙な物語」風味の和製『ミッドサマー』でござった、というね。
大学生3人が岐阜にある幽霊団地で評判の廃墟に行ってみたら、なんとそこは幽霊団地ではなく、ちゃんと住人達がいたので、3人はその団地に泊まるが、そこから奇妙な体験をする、といった展開。
岐阜に行く前の学校でのシーンから、幽霊団地