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2022年4月 公開映画マイベストテン&ワースト&総括
今回は4月1日から30日まで21本の新作映画を映画館で見ました。
なので、そのベストテンとワーストと総括を発表します!
☆4月公開映画ベストテン
10位:『カモン カモン』
9位:『モービウス』
8位:『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
7位:『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』
6位:『とんび』
5位:『女子高生に殺されたい』
4位:『親愛なる同志たちへ』
3位:『ニトラム』
2位:『英雄の証明』
1位:『潜水艦クルスクの生存者たち』
★4月ワースト
『やがて海になる』
■総括
1位:『潜水艦クルスクの生存者たち』
2位:『英雄の証明』
3位:『ニトラム』
4位:『親愛なる同志たちへ』
5位:『女子高生に殺されたい』
6位:『とんび』
7位:『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』
8位:『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
9位:『モービウス』
10位:『カモン カモン』
今月はなんだかんだで21本の新作映画と3本のリバイバル上映を見た。何気なく、1月から4月で4月が一番見ていた。リバイバル上映が多くなった。新作映画を見るのが少なくなるかな、と思いきや一番多いというね。
1月、2月、3月と比べると、大傑作・傑作は少ないが5段階の4、いわゆる秀作・佳作が多い月だった。
それとここまで、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、『ウエスト・サイド・ストーリー』、『ゴーストバスターズ:アフターライフ』、『355』、『ナイトメア・アリー』、『ウエディング・ハイ』と大手シネコンで公開される作品が多かった。そんな中で『フレンチ・ディスパッチ』や『スティルウォーター』、『ガンパウダー・ミルクシェイク』などミニシアター作品もあるにはある。が、4月は1位から4位まで見事にミニシアター映画が並んだ。
別に今更ミニシアター贔屓というのはない。そこは平等に見ている。その証拠に『TITANE/チタン』はベストテンからも漏れている。
そんな中で邦画も『女子高生に殺されたい』、『とんび』、『映画 オッドタクシー』とそれなりに健闘してはいる。ファンタビやソニーマーベルの『モービウス』もベストテン入りした。
けど、それ以上に『潜水艦クルスクの生存者たち』、『英雄の証明』、『ニトラム』、『親愛なる同志たちへ』はこれらよりも群を抜いて良かった。
その差は何か?
評価の高低を分けたのはより現代的で、リアリズムである。
10位の『カモン カモン』を除けばあとは漫画、小説原作のフィクションである。かと言って、フィクションが悪いとは言わない。現に『スパイダーマンNWH』は凄いし、『ウエスト・サイド・ストーリー』も『ナイトメア・アリー』も『フレンチ・ディスパッチ』も『ガンパウダー・ミルクシェイク』も魅力的だ。
しかしながら、ここに来てようやくパワーがあるリアリズムな映画がようやく見れた。昨年の『ジャスト6.5』や『アウトポスト』、『悪なき殺人』、『キルチーム』、『最後の決闘裁判』、『キャッシュ・トラック』、『ジェントルメン』、『パーフェクト・ケア』に当たる映画が見れた。それも連続で見れた。
それは普段から全力で映画を見ているから『潜水艦クルスクの生存者たち』、『英雄の証明』、『ニトラム』、『親愛なる同志たちへ』に出逢えた。
5月以降も全力で映画を見たいな。