【本紹介】あなたの人生が主人公!『物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術』
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「やりたいことが見つからない」「何をしていいのかわからない」と悩む人は多いですよね。そんな時に役立つのが、けんすう(古川健介)さんの著書『物語思考』です。
この本は、自分を物語の主人公に見立てることで、行動しやすくし、理想の自分に近づくための具体的なアプローチを教えてくれます。
行動できないのは「主観が強すぎる」から
私たちは自分のことになると、どうしても不安や恐れから行動に踏み出せないことが多いです。しかし他人のことだと冷静に「やればいいのに」と思えるものです。
けんすうさんは、この「行動できない原因」を主観が強すぎることにあると指摘します。そして、その解決策として「物語思考」を提案しています。
物語思考とは何か?
物語思考とは、自分を小説や漫画の主人公に見立てて行動するという方法です。例えば、主人公である自分が困難に直面しても、それはストーリーを盛り上げるための一部と捉えることで、失敗や挫折を前向きに受け入れることができます。
失敗は、物語を面白くするためのエッセンスだと考えると、自然と挑戦する回数も増えていきます。
まずは10年後の自分を想像してみよう
物語を始めるためには、まず10年後の自分がどうなっていたいかを考えることが重要です。収入、住む場所、ライフスタイルなど、自分が望む未来の姿を具体的に書き出してみましょう。
けんすうさんは、理想の状態を100個書き出すことを推奨しています。大事なのは、現実に縛られず、頭のブレーキを外して自由に理想を描くことです。
ロールモデルを見つけ、キャラクターを演じる
次に、自分の理想を実現しているロールモデルを見つけ、その人の行動や思考を真似してみましょう。理想の状態を達成している人々がどのように行動しているのかを観察し、それを自分のキャラクター設定に取り入れます。
例えば、「中山筋肉ん」のようなストイックさや、「DJ社長」のような行動力を持つキャラクターを演じることで、自然と自分の行動も変わっていきます。
環境を整えることも重要
自分が演じるキャラクターを定めたら、そのキャラクターが活躍しやすい環境を整えることが重要です。理想の状態になっている人たちが集まるコミュニティに身を置くことで、自然とその影響を受け、成功に向かいやすくなります。
けんすうさんは、こうしたコミュニティに入るためには100回挑戦するくらいの覚悟を持つことが大切だとしています。
読者目線で自分の人生をデザインする
最後に、自分の人生を読者目線で面白い物語にするという考え方を持つことが大切です。つまらない日常を繰り返すのではなく、挑戦や失敗を積極的に取り入れ、ストーリーを転がしていきましょう。自分自身が楽しめる物語を作ることで、行動力が増し、理想の自分に近づくことができます。
まとめ
『物語思考』は、行動できない原因を主観の強さに見つけ、その解決策として自分を物語の主人公に見立てる方法を提案しています。行動力を高め、失敗を受け入れるために、理想のキャラクターを演じ、環境を整えることが重要です。これを実践することで、読者目線で面白い人生を送り、なりたい自分を手に入れましょう。
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