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何度でも読みたい。

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何度でも読みたい。noteで読ませていただいた、そんな記事をまとめています。
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2023年11月の記事一覧

花束をもらうより

花束をもらうより

縁結びの神社が、やたらテレビで取り沙汰される時がある。若い女の子達のきゃっきゃとした空気が場に充満する。

その時、勤めていた職場のバイトの子も、嬉しそうにそんな神社へ行ったのだと私に話してくれた。
御籤も確か、見せてくれたのだ。

私は一通り、彼女の話を聞きいた。
そして、私はこう言ったのだ。

「いい?これはね、花束をもらえるってことではないのよ。一緒に花束になる花を作る人と出会いますよ、と書

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人の言葉に耳を傾けること

人の言葉に耳を傾けること

 精神の変調に自分で気付くことは困難です。

 あいつはどうかしてる、と愚痴を振り回しながらスタッフに八つ当たりしていたその医者は、明らかに精神に異常をきたしていました。論理的思考は困難な様子で、医者同士の会話が成立せず、しかし彼は「自分は正常だ」という確信に基づいて他者を攻撃しているようでした。

 誤診は当然、患者の取り違えも頻発し、電子カルテの操作は危うく、処方ミスも日常茶飯事でした。検査結

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「二つの脳、二つの心」を生きる

「二つの脳、二つの心」を生きる

金曜日にドイツ語のインテンシブコースが終わって一抹の寂しさを感じている。
たった3週間だったけど深く学べた時間だった。
今までもオンラインでドイツ語学習をやってはいた。でもそれは会話中心で、文法を深く学んだのは9年ぶりだった。

ゲーテはドイツ語学校として本当に優れた学校だけど、受講料がとても高いことでも有名だ。
ゲーテの先生が優秀というのは以前も受講して知っていたけれど、今回更に分かった事があっ

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好きな人達とだけお付き合いを続ける人生

好きな人達とだけお付き合いを続ける人生

久しぶりに、庭の花を使って トイレのアレンジメントを作りました。
ゆったりと過ごす時間を夢見ておりましたが、未だ実現せず 相変わらずのバタバタ加減に呆れます。
性分でしょうかね、優先順位の付け方に問題ありですね。好きなお花との時間もあまり取れていません。

性分というのは、なかなか変わるモノではないと自覚しています。
でも、意識していきたいなぁと考えたから退職したのです。

自分で選んで行動してい

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だである調と、ですます調。

だである調と、ですます調。

きのうに引き続き、本日も予約投稿である。

と、なにげなく書いた一文からもわかるように、ぼくはさまざまの文章を「○○だ」「○○である」と、「だである調」で書くことが多い。「ですます調」で書くこともたまにあるけれど、「だである調」が基本である。偉そうに映るのかもしれないし、鼻についたりするのかもしれないけれど、自分の生理に「だである調」が合っている。

では、どういうときに「ですます調」を使うのか。

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“無意識のトラウマ”を、どう認識すべきか?

“無意識のトラウマ”を、どう認識すべきか?

自己認識の解像度を、どうやって高めていくといいのか?

自己認識の重要性を説く『insight』を読んで以降、この問いについて常々考えている。

以前に『ジョハリの窓から、「さらけだす」を再考』というnoteにも書いたが、自分は知らなくて、他人は知っている「盲点の窓(blind self)」にどう気づくのか。盲点は「気づきたい」と思っていても気づけないから難しい。

先日、Youtubeのチャンネ

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