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読書日記。

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日常生活の中で読んだ本、資料として読んだ本、活字を追いかけるために読んだ本。 色々とありますが、読んだ本について書いています。 ここは家族と同居するようになり、本を読んでいるとご…
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#鈴木慶一

読書日記〜ユービック「テクノ歌謡」研究チーム「『テクノ歌謡』ディスクガイド」

読書日記〜ユービック「テクノ歌謡」研究チーム「『テクノ歌謡』ディスクガイド」

 基本的に私はディスクガイド本はあまり好きではないからあまり持ってないんですが、「テクノ歌謡」に関しては割と買ってしまってました。
その理由は特定のアーティストに関しては資料は割と持ってますが、幅広いアーティストだとリリース作品の資料はあった方がいいからなんですよね。
特に歌謡曲の場合はアルバムの隠れた名曲やシングルについても追いきれませんから、オムニバス盤買う時の指針になるからです。
昨夜、部屋

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読書日記〜「復刊 ロック画報 26」

読書日記〜「復刊 ロック画報 26」

 我が家にははちみつぱい〜ムーンライダーズ関連の雑誌、書籍にCDはそれなりにありまして、終わりのない整理を年中やっているような気がします。
といっても、処分してしまったアイテムも多くて、時々はネット通販で買い戻ししたりもしてますが。
ちなみに何度も再発されている『センチメンタル通り』に関してはデラックス・エディションや紙ジャケット(デフジャケットも)に最初に出たCD(1987年?発売)とかしか残っ

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My Favorite Best Album〜松尾清憲『ニュー・ベスト・オブ・松尾清憲』

My Favorite Best Album〜松尾清憲『ニュー・ベスト・オブ・松尾清憲』

 このところ部屋にある変型ケース入りCDの整理に取りかかってまして、取り出しにくい場所に置いていたものを取り出しやすい場所に集中して置けるようになりました。
今日取り上げるのは松尾清憲さん『ニュー・ベスト・オブ・松尾清憲』です。
じゃ、行ってみよー。

・松尾清憲『ニュー・ベスト・オブ・松尾清憲:甘くてほろ苦い音楽生活のすへて The Sweet and Bittersweet Musical L

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読書日記〜「ROCKS OFF Vol.04」 

読書日記〜「ROCKS OFF Vol.04」 

 「ROCKS OFF」レポートですが、Vol.06(矢野顕子さん表紙の号)は別の袋に入れていたので、今回は今日のVol.04を紹介して一区切りとします。
しかし、久しぶりに読み返したけど、メチャクチャ面白いですねー。
紙質もいいからなのか、ちょっと重いので、引っ張り出すのは大変ですけど、その価値ありでした。
じゃ、行ってみよー。

・「ROCKS OFF Vol.04」(シンコーミュージック)

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読書日記〜「ROCKS OFF Vol.01」

読書日記〜「ROCKS OFF Vol.01」

 誕生日近くにふと思い立って、部屋にあるCDや音楽雑誌や書籍の整理を力入れて、始めました。
それは山積みになっていた音楽雑誌やCDの変型ボックスの再確認をするためでした。
先日、「ROCKS OFF」の複数持っている号をnoteで取り上げるために読み返したら結構面白かったし、変型ボックスはかなり貴重なものがあっても気軽に聴くことができなくて不便に思えたんですよね。
で、これじゃいかん!と反省して、

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読書日記〜木村ユタカ 編・著「俺たちの1000枚 10Artists×100Albums」

読書日記〜木村ユタカ 編・著「俺たちの1000枚 10Artists×100Albums」

 一昨日まで「ROCKS OFF」を取り上げていましたが、その人気連載「オレの100枚」を単行本化したのがこの本です。
んーと、割と発売されてすぐ購入した記憶がありますが、インストア・イベントには参加してませんね。
当時、ブックユニオンさんでイベントがあった日はイベント集中日で、他のお店で開催されていたイベントに立ち会っていたような記憶があります。すみません。
じゃ、行ってみよー。

・木村ユタカ

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読書日記〜「新譜ジャーナル 1976年6月号」

読書日記〜「新譜ジャーナル 1976年6月号」

 部屋に山積みしてある雑誌の積み替えをしていたら、1970年代の「新譜ジャーナル」が入った袋が珍しく上の方にきてたので、久々に読むことにしました。
あれっ?この号については以前書いたかも?
でも気にせず書いていきます。すみません。
じゃ、行ってみよー。

・「新譜ジャーナル 1976年6月号」(自由国民社)

 この号の表紙裏の広告はRCサクセション『シングル・マン』(とシングル「スローバラード」

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読書日記〜柳澤健「1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代」

読書日記〜柳澤健「1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代」

 単行本を持っていても、文庫本を買い足すことは昔からよくあって、実家に戻ってからは懐に余裕ができたからか、単行本を手放すこともなくなりました。
水道橋博士が「文庫本が紙の本の最終形態であり、解説が追加されるのだから意義がある」と語った通りで、昔は解説を読むのが目的で文庫本を買ってましたね。
逆に栗本薫さんの「ぼくら」シリーズが単行本には解説が掲載されていて、文庫本には未収録ということに衝撃を受けた

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読書日記〜「ロック画報 24」

読書日記〜「ロック画報 24」

 部屋の中にある黒と赤の某レコード屋さんの袋を持ち出すと、中にはこの本が入っていたということです。
カーネーションの特集もなんですが、浦和ロックンロールセンターの記事を読みたかったからなんです。
そこには近田春夫&ハルヲフォンの恒田義見さんのインタビューがあったわけでして、近田春夫さんと恒田さんが出演したライヴが最近あったからなのでした。
でも、カーネーションは長い間大好きな。バンドなので、やっぱ

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獲物の分け前〜佐野元春「ザ・ソングライターズ」

獲物の分け前〜佐野元春「ザ・ソングライターズ」

 Eテレで佐野元春さんの番組が始まったのは2011年だったと思います。
第1回目のゲストが小田和正さんで、次がさだまさしさんでしたよね。
勿論、リアルタイムで番組を観ていたわけですが、あくまでも個人的な感想としては、小田和正さんとさだまさしさんはこの番組の意味というか、意義みたいなものを完全に理解した上で出演されているな、と。
お二方とも佐野さんの質問に対して誠実に答えていますし、佐野さんの後にい

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読書日記〜ムーンライダーズ+アストロ・チンプス「FLIGHT RECODER」

読書日記〜ムーンライダーズ+アストロ・チンプス「FLIGHT RECODER」

 昨日、ムーンライダーズが徹底研究された「ミュージック・ステディ」を読み返していたら、やっぱりこの本も読み返したくなってしまったわけです。
この本が発売されたのは1990年だから、もう34年前になるのか。結構時間が経ってしまったのね。うーむ。

 じゃ、行ってみよー。

・ムーンライダーズ+アストロ・チンプス「FLIGHT RECODER」(JICC出版)

 「ミュージック・ステディ」のムーンラ

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読書日記〜「POP IND‘S 1989 Oct.-Nov. No.26」

読書日記〜「POP IND‘S 1989 Oct.-Nov. No.26」

 TECHIIを2冊まとめ買いしたこと取り上げましたが、実はその時のメイン(私にとってはですが)はこのPOP IND‘Sなのでした。
これだけでもかなりお買い得でしたが、TECHIIを加えるとビックリする位にお得でしたねー。感謝。
じゃ、行ってみよー。

•「POP IND‘S 1989 Oct.-Nov. No.26」(スイッチ・コーポレーション)

 この号の表紙はコラージュということで誰がど

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読書日記〜長門芳郎「PIED PIPER DAYS 私的音楽回想録 1972-1989」

読書日記〜長門芳郎「PIED PIPER DAYS 私的音楽回想録 1972-1989」

 来週には村松邦男さんが徳間ジャパン時代にリリースしたアルバムが長い眠りから覚めて再発されます。
基本的には2007年再発されたものがベースになっていますが、今回はプラケースに入った形なので、歌詞カードは折りたたみ式からブックレット式に変更されました。
それに伴いモノクロからカラーペンになりましたし、若干の追加取材もしましたので、前回購入した方々に納得してもらえるかな?と思ったりして。
来週にはそ

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読書日記〜宗像明将「72年間のTOKYO、鈴木慶一の記憶」

読書日記〜宗像明将「72年間のTOKYO、鈴木慶一の記憶」

 今回、どの本を持っていくかに関して、一番最初に決めたのがこの本でした。
文字量や情報量の多さであるとか、読んだ上でどれだけイメージをふくらませることができるかということで判断しましたね。
今回はとりあえず10冊程度ですが、なかなかいい選択をしているように思います。
じゃ、行ってみよー。

・宗像明将「72年間のTOKYO、鈴木慶一の記憶」(blueprint)

 この本は昨年末に購入してから、

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