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読書日記。

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日常生活の中で読んだ本、資料として読んだ本、活字を追いかけるために読んだ本。 色々とありますが、読んだ本について書いています。 ここは家族と同居するようになり、本を読んでいるとご…
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#音盤日記

読書日記〜「資料 日本ポピュラー史研究 初期フォーク・レーベル編」

読書日記〜「資料 日本ポピュラー史研究 初期フォーク・レーベル編」

 部屋の整理を延々とやっていると、これまた延々と書いてますが、音楽雑誌や音楽関連の書籍はそれなりの量があるので終わりが見えないんですよね。
資料的要素が強いものはアップデートされたものが発売されてしまうと、新しいものを手に取りやすい位置に置いてしまうわけです。
ちなみにこの本をアップデートした本がしっかり出ていまして、昔記事に書いているのでリンク貼っておきます。

 えーと、雑誌サイズの資料本から

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読書日記「ROCKS OFF Vol.07」

読書日記「ROCKS OFF Vol.07」

 先月末に入院したことがあって、その直前から自室の書籍、文庫本、雑誌などがひたすら積んである状態になってしまってます。
版が小さい雑誌や文庫本は割と整理し直す機会が多かったりしますが、雑誌や同サイズのムックに関しては重くてなかなか整理するには至らなかったわけなんです。
じゃ、行ってみよー。

・「ROCKS OFF Vol.07」(シンコーミュージック)

 この「ROCKS OFF」は21世紀に

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読書日記〜「新譜ジャーナル 1976年9月号」

読書日記〜「新譜ジャーナル 1976年9月号」

 昨日に引き続いて袋の中の「新譜ジャーナル」です。
これまた記事にした気もしますが、また振り返ってみたいので、書いてみますね。
確かサエキけんぞうさんが出演したことで知られる「ナイアガラ音頭大振付コンテスト」の模様がレポートされているんですね。
長髪の細身の青年(少年?)がサエキさんだということは、以前確認した記憶があります。

 久々にその記事をチェックしてみたら、RCサクセションの『シングル・

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読書日記〜「新譜ジャーナル 1976年6月号」

読書日記〜「新譜ジャーナル 1976年6月号」

 部屋に山積みしてある雑誌の積み替えをしていたら、1970年代の「新譜ジャーナル」が入った袋が珍しく上の方にきてたので、久々に読むことにしました。
あれっ?この号については以前書いたかも?
でも気にせず書いていきます。すみません。
じゃ、行ってみよー。

・「新譜ジャーナル 1976年6月号」(自由国民社)

 この号の表紙裏の広告はRCサクセション『シングル・マン』(とシングル「スローバラード」

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読書日記〜「ロック画報 24」

読書日記〜「ロック画報 24」

 部屋の中にある黒と赤の某レコード屋さんの袋を持ち出すと、中にはこの本が入っていたということです。
カーネーションの特集もなんですが、浦和ロックンロールセンターの記事を読みたかったからなんです。
そこには近田春夫&ハルヲフォンの恒田義見さんのインタビューがあったわけでして、近田春夫さんと恒田さんが出演したライヴが最近あったからなのでした。
でも、カーネーションは長い間大好きな。バンドなので、やっぱ

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読書日記〜大瀧詠一「All About Niagara」

読書日記〜大瀧詠一「All About Niagara」

 昨日、佐野元春さん「ザ・ソングライターズ」と水道橋博士「本業2024」を並べて撮影した時、今日取り上げる本はこれしかないと決めていました。
本来、4冊並べて撮影するべきなのですが、あまりにも厚い上に重くて、一度に部屋から運ぶのは勘弁してくれと思ったからです。
実際この2冊だけでも結構な重さでして、やっとの思いで持ってきました。
そして、このまま前置きが続くのは困ったものだと判断した私です。

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読書日記〜牧村憲一 藤井丈司 柴那典「渋谷音楽図鑑」

読書日記〜牧村憲一 藤井丈司 柴那典「渋谷音楽図鑑」

 日本のロック、ポップスの流れを辿った雑誌や書籍は結構好きですし、著者の中には知ってる名前があるとついつい買ってしまうわけなんですねー。
この本は入院する少し前に買った記憶があるんですが、入院前に軽く目を通した程度だったんですよ。
あまりに暑くて眠れない時に読んだら、かなり興味深い内容で、朝まだ涼しい時間によみかえしたわけです。
ま、そんなに涼しくはなかったんですが。
じゃ、行ってみよー。

・牧

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読書日記〜「レコード・コレクターズ」連載中 「矢野誠の点と線」

読書日記〜「レコード・コレクターズ」連載中 「矢野誠の点と線」

 入院中も「レコード・コレクターズ」の興味ある号は買いましたし、退院した直後に発売された先月号もかっていましたが、体調もあってなのか矢野誠さんの連載を読み飛ばしてしまったようで大反省してます。
特に先月と今月はかなり早い時期のブレッド&バターと矢野誠さんとのエピソードが強力過ぎるので、今のうちに書いておきたいと考えたわけなんですねー、ハイ。
じゃ、行ってみよー。

・「レコード・コレクターズ 20

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読書日記〜「レコード・コレクターズ 2016年4月号」

読書日記〜「レコード・コレクターズ 2016年4月号」

 部屋の掃除をしていたら、この号が出てきて、久しぶりにムーンライダーズのTENTレーベル時代のボックス・セットを聴いてみることになったわけです。
ムーンライダーズとTENTレーベルを始めた高橋幸宏さんのボックス・セットについてのインタビューやメイン特集では大滝詠一さんの『DEBUT AGAIN』が取り上げられてますから、読み返してしまったわけです。
じゃ、行ってみよー。

・「レコード・コレクター

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読書日記〜「ミュージック・ステディ 1983年3月号」

読書日記〜「ミュージック・ステディ 1983年3月号」

 久々にムーンライダーズのオール・タイム・ベスト『NEW DIRECTIONS OF MOON RIDERS vol.1』を聴いていたら、色々なことを思い出してしまったわけです。
ついでに久しぶりにメチャクチャ影響を受けた雑誌を読み返してみたいな、とも。
自分の中で最も影響を受けて、感動した雑誌は間違いなくこれでして、未だに読む時はちょっとだけ緊張してしまいます。真面目な話。
じゃ、行ってみよー。

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読書日記〜細野晴臣 北中正和「細野晴臣インタビュー THE ENDLESS TALKING」

読書日記〜細野晴臣 北中正和「細野晴臣インタビュー THE ENDLESS TALKING」

 多分、こういった場所で細野晴臣さんや細野さんの作品について書くことは少ないかもしれませんね。
それは多分細野さんの作品よりもその存在感がとにかく大きくて、作品個々よりも多大な影響を受けてきたからだと思うわけです。
あと、自分では細野さんに見た目が似ていると思ったことはないし、言われたこともないんですが、近い雰囲気を漂わせているそうなんですねー。うーむ。
じゃ、行ってみよー。

・細野晴臣 北中正

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獲物の分け前〜1987年の「TECHII」2冊その1

獲物の分け前〜1987年の「TECHII」2冊その1

 某大手ネット通販でまとめ買いした雑誌が昨日到着して、昨夜から延々と読み返してます。
本命の雑誌は別にありまして、そちらはずっと探していた上にコンディションがメチャクチャよくて嬉しかったわけなんです。
が、コンディションがあまりよくないとあったこちらは期待してなかったこともありますが、実際手にしてみると嬉しいんですね。
ホントにコンディションはあまりよくないんですが。
じゃ、行ってみよー。

・「

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読書日記〜「KIRINJI SINGLES GUIDE」

読書日記〜「KIRINJI SINGLES GUIDE」

 部屋の掃除をしていたらクリアファイルに入れてない紙の資料が若干出てきまして、その中にこれが1枚だけあったのでした。
入院していた時、キリンジの『Archives』を熱心に聴いていたので、ついつい手に取ってしまったわけです。
じゃ、行ってみよー。

・キリンジ「KIRINJI SINGLES GUIDE」(プロモーション・リーフレット)

 キリンジがワーナー時代のシングル・コレクション『KIRI

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読書日記〜長門芳郎「PIED PIPER DAYS 私的音楽回想録 1972-1989」

読書日記〜長門芳郎「PIED PIPER DAYS 私的音楽回想録 1972-1989」

 来週には村松邦男さんが徳間ジャパン時代にリリースしたアルバムが長い眠りから覚めて再発されます。
基本的には2007年再発されたものがベースになっていますが、今回はプラケースに入った形なので、歌詞カードは折りたたみ式からブックレット式に変更されました。
それに伴いモノクロからカラーペンになりましたし、若干の追加取材もしましたので、前回購入した方々に納得してもらえるかな?と思ったりして。
来週にはそ

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