ichimura

3児の父です。中学校体育教師やってます。教師なのに教師らしくないと言われ、部活動よりも子育てに夢中。DIYと料理と掃除が今の趣味であり、日課。子育てや学校のことやスポーツに関連したことを綴っていければなぁと思ってます。

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3児の父です。中学校体育教師やってます。教師なのに教師らしくないと言われ、部活動よりも子育てに夢中。DIYと料理と掃除が今の趣味であり、日課。子育てや学校のことやスポーツに関連したことを綴っていければなぁと思ってます。

最近の記事

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”とにかく子供たちをしっかりと「ハグ」してあげて欲しい”

かなり前ですが、ACジャパンのCMだったと記憶してますがこんなセリフがありました。 「抱きしめるという会話」 愛着障害という言葉があります。 これは親から、子どもにとって正しい愛情をもらうことができていない結果として起こる障害です。 発達障害と混合しがちですが、愛着障害が発達障害を引き起こしているとさえ言われています。 子育ては親に取って責任重大な作業?仕事?取り組み?です。 そのプレッシャーは計り知れなく、ノイローゼになるほど追い込まれることも。 子どものこと

    • 我が家の落語ツアーから学んだこと

      11月24日フェスティバルホールで行われた桂文珍さんの独演会に行ってきた。落語は中学生の頃から大好きで、といってもほとんど桂米朝師匠しか聴かなかったけど、噺を覚えるくらい聴いた。 立川志の輔さんがゲストで来られて、上方とは違った雰囲気の江戸落語を聴けた。観客はほとんどが60〜70代のご夫婦で、とても気品がある方が多かった。着物で来られていたご夫婦も。あれ、かっこいいねー! その前日である23日に大阪に前乗りした。宿泊は、巡り巡ってUSJの道向かいのホテル。USJになんの用

      • 体育は嫌いですか?

        保健体育科教師やらせてもらってます。22年目です。ちなみに、保健体育科って中学校にしかないんですよね。高校も小学校も体育。高校は保健は保健科?の先生が担当されていたような。小学校も年間で数時間を保健に充てると聞いたことがある。 逆にいうと、中学校には体育という授業はないんです。便宜上「体育」といってますけどね。大学院で教えているような先生方でも意外と知らない。なぜそんなことになっているのかは知りません。 中学校の体育というと数年前に話題になった「体育嫌い」という言葉。アン

        • 自分の身体を大切に

          視力は子どもの頃から良い方だ。両目2.0のときもあった。いまでもその時の体調にもよるけど1.0〜1.5くらいはなんとかキープしている。なんとなく目の焦点が合わなくなってきた気がするけど。原因は過労なのか加齢なのか苦笑 色覚には少し難があり、色の識別が苦手。全部白黒に見えるわけではないけど、たまに黒か緑か、白かピンクか黄色か、判別がつかないときがある。高校生のときは、最後列の座席から黒板に書いてあるチョークの色がわからず、席を離れて近づいていったこともちょいちょいあった。

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        ”とにかく子供たちをしっかりと「ハグ」してあげて欲しい”

          子育てって大変だ。保護者は偉大だ。

          世の中にはいろんな人がいる。 気が合う人、憧れるような人、一緒にいて楽しい人、長年会ってなくても昨日あったかのように話せる人。 逆にまったく合わない人もいる。好きとか嫌いとかではなく、合わない。性格というか雰囲気というか波長というか。いつどんな話題でも噛み合わないし、話をしていても「あ、通じてないな」と感じる人。 職場は私もそうだが職人の集まりなので、正直協調性はあまりない。この業界はそんな人ばかり。自分の言いたいことは言うけど、相手の言うことはあまり聞き入れないという、

          子育てって大変だ。保護者は偉大だ。

          めざせ ちょい悪オヤジ!

          湯たんぽにハマっている。 湯たんぽと聞くと、おばあちゃんとか子どもの使うものとかあまりかっこいいイメージはない。なぜ基準がかっこいいなのかは不明。 シガーにハマっている。 バーが好きで、数軒顔馴染みの店があり、高校の同級生がマスターの店もあり、多い時は毎週のように、ハシゴしたりして楽しんでいた。いつのころからかシガー(葉巻)を嗜むようになった。興味本位とカッコつけるため。俺ってかっこいいだろ?と自分で勝手に自分に酔うため。 掃除にハマっている。 汚いところを綺麗にすると達

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          ブログとの付き合い方を見直してみた。

          こんな記事を見つけた。 ゆぴさんは私の好きなライターの一人で、著書も拝見している。物書きが好きな自分の支えになってくれているような存在だ。 私は現在公務員として勤務しているが、今の仕事には正直見切りをつけている。自分が本当にやりたい仕事ではなくなってしまった。というよりも自分が変わったのだろう。数年前までは情熱を持って取り組んでいたし、誇りを持っていた。 歳を重ね、経験を積むと見えなかったものが見えたりする。大人のしがらみにも巻き込まれていったりもする。そんな裏の事情を

          ブログとの付き合い方を見直してみた。

          「集団で行動する」を学ぶ唯一の授業、体育の重要性

          子どもは群れて遊ぶことで、社会性や協調性といった非認知能力を身につけたり伸ばすことができると言われている。 私の職場では週に1コマ、合同体育と称して特別支援学級の生徒10名程度と体育をしている。体育といっても従来の集団行動したりラジオ体操したりと軍隊みたいな内容のものではなく、簡単にいえばみんなで遊ぶ。 その時間では、ドイツ発祥のボール遊び運動プログラム「バルシューレ」を行っている。4年目になる。なぜ体育をしなかったのか。理由は簡単。面白くないから。 体育で行うものは、

          「集団で行動する」を学ぶ唯一の授業、体育の重要性

          教師の目指すべきものとは?

          教師にもいろんなタイプがいる。 本来なら同じ方向を向き、同じ思想や考えを持ち、一致団結して子どもに向き合わないといけないのではないか。そんなことを教えてもらったことはないが、理想はそうあるべきなんじゃないかなあと思ったりする。 でも実際は、当たり前だが全然違う。 教師としてのベースにあるものや学校での約束事はあるから、大きく外れることはないと思う。でも、ズレるものはやっぱりズレる。 教師って、過去に自分に関わってもらった教師の影響を少なからず受けていいるものだ。その人に

          教師の目指すべきものとは?

          四の五の言わず、やってみなはれ

          前回、DIYのことで書いた。 趣味の一つとはいえ、不慣れなこともあり何よりも要領が悪い。涼しい時間帯で涼しい環境でやってたって汗だくになることが多い。どちらかというと冷や汗。オレって要領悪いーと思いながら苦笑いしながらやってる。 毎回見通しを立ててないから、必要なものを片付けてしまったり、一度で済むことを複数回やってしまったりする。もうクタクタ・・・。 じゃあ、要領よくできることって何がある?と考えたときに浮かんだのが、洗い物。15年ほど前、結婚する前に職場の女性二人と

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          棚を作った。DIYで。お子らの反応は?

          棚を作った。DIYで。趣味の一つで、失敗作も含めて家の中のあちこちにある。たまに、「これ、役に立ってるよな?オレ、頑張ったよな?」とか自分で勝手に自画自賛をしている。自画自賛というより、自分で自分に褒めてるって感じかな。 比較的涼しい9時頃に動き出し、必要な部品を買いにホームセンターへ行き、サイズに合うよう木材を切り、なんとかかんとか完成した。そんなすごい!とかいうほどのものではないが、イメージに近い形で出来上がった達成感は気持ちがいい。 完成したのが11時頃かな。子ども

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          支援学級はダークサイドなんかじゃない!

          人が持ってる「陽」や「陰」のエネルギーって、吸い取られたり、他人に伝染したりするのを信じますか? 20年ほど前、整体院というか治療院というか、身体の不具合を治す治療家を紹介してもらい、勉強に通っていた時期があった。いわゆるゴキッゴキッてやつではなく、触れて少し力を入れていくだけで身体が緩んで、痛みが引くと治療方法。 ほんの少しだけ会得できたので、部活の生徒や嫁さんに施術していたが、結構評判が良く、中には「また、お願いします!」と言ってくる生徒もいた。  その治療法を伝授

          支援学級はダークサイドなんかじゃない!

          子どもが「学校に行きたくない」と言ったらどうしますか?

          「◯◯(教室でも運動場でも)に行きたくない」 生徒(子ども)がそう訴えてきたら、みなさんならどうしますか? 1、みんながんばってるから行こうよ。(自分には関係ないし) 2、一緒に行ってあげるから。(一人で行けるし) 3、これが終わったら(給食とか帰れるとか)だよ。(いま嫌やねん!) などなど・・・ 概して教師は何かと頑張ら(参加さ)せようとする。それが仕事であり、そうすることが生徒のためになると思っていたり、それができたら自己肯定感が上がるからとか、いろんな考えがあるだ

          子どもが「学校に行きたくない」と言ったらどうしますか?

          会話を楽しむ子どもになってほしい

          我が家は5人家族。妻1人、子ども3人。毎日が騒がしい。耳が敏感な私は家に帰っても落ち着かない。帰宅すると、まず寝室で1人の時間を作るようにしている。いわゆるクールダウン。心身ともに一度リセットしないと気持ちが昂り、イライラしたり呼吸が浅くなったりする。50が目前になった現在だが、年々その傾向が増している気がする。 もともと独りが好きで、人と行動を共にするということが苦手。気が向いた時だけ友達に連絡をとり、気が済んだらまた独り、という生活が長年続いた。 結婚なんかする気はな

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          特別支援学級のサポートはどうやってする?

          特別支援学級の担任になり4年目。 いろんな子どもがいるが、それ以上にいろんな保護者がいる。批判も否定もしているわけではなく、今まで生きてきた経験が全く生きない考え方をしている方もいるということが言いたいだけ。 保護者とは、養育者も含まれる。実の親だけでなく、その親、つまり祖父母。 毎年のように、そんな考え方なの!?と目から鱗の保護者は必ずいる。その度に自分の考えをリセットし直し、微調整しながらなんとか1年目をやり過ごす。 なので、いつまで経っても慣れることはなく、ベテ

          特別支援学級のサポートはどうやってする?

          体育科教師の方向性

          体育教師 どんなイメージ? こんな感じでしょうか? ジャージ、笛、白Tシャツ、上着は必ず前を開けている。そして竹刀。 絶対竹刀は持ってる!いつの時代やねん! でも本当に持ってたの?スクールウォー◯のあたり? 実際の体育科教師の共通点は、スポーツエリートであること。 でも、ここ数年思うのは教師がエリートである必要はないのでは?ということ。それよりも、運動が苦手な生徒の気持ちがわかることの方が大切な気がする。 目線がどうしても「運動できるヤツ」になり、発想も「運動できるヤ

          体育科教師の方向性