会話を楽しむ子どもになってほしい
我が家は5人家族。妻1人、子ども3人。毎日が騒がしい。耳が敏感な私は家に帰っても落ち着かない。帰宅すると、まず寝室で1人の時間を作るようにしている。いわゆるクールダウン。心身ともに一度リセットしないと気持ちが昂り、イライラしたり呼吸が浅くなったりする。50が目前になった現在だが、年々その傾向が増している気がする。
もともと独りが好きで、人と行動を共にするということが苦手。気が向いた時だけ友達に連絡をとり、気が済んだらまた独り、という生活が長年続いた。
結婚なんかする気はなったくなかった。では、なぜしたのか。
「一人暮らしにも飽きた」
そんなフレーズの歌を聴いた。まさしくそんな心境だった。
それから気がつけば11年目になり、ようやく父親の自覚も芽生え、腹を括って子育てに向き合うようになった。かなり遅いです、ごめんなさい💦
長女は10歳になり、口が達者になってきた。私は理屈っぽいので、何かにつけて理論立てて話そうとする。そのほうが自分の頭が整理できるからだ。
性格と言った方がいいかな。
ちょいちょい口論になる。同じテンションで相手をして方がいいかなと思っているが、めんどくさくなれば返事をしない等相手をするのを一方的に辞める。
それ以上に口が立つのが二女。7歳。
長女にも2歳下の長男にもかなりの口調で話したり、指示をしたり、注意したりする。2人ともたじたじ・・・
私には一切口答えをしない。今のところ。おそらく、相手をするのがめんどくさいと思っているのだろうと思う。適当に流されることもしばしば。
長男はといえば、かなり喋るようになり、自分の考えを言葉にできるようになってきたが周囲に勝てるわけもなく、ただ「あーあ!」「んーん!」とかを繰り返すことも多い。
20代前半まで、口論で相手を言い負かすことが最大の喜びだったという今から考えるととんでもなくひねくれた性格の持ち主だった私。いまではそこにエネルギーを注ごうとも思わなくなった。年齢かな。
子どもたちには相手とのやりとりを楽しめるようになってほしい。間違えても言い負かすことに喜びを見出してほしくはない。
話すことって難しい。