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四の五の言わず、やってみなはれ

前回、DIYのことで書いた。

趣味の一つとはいえ、不慣れなこともあり何よりも要領が悪い。涼しい時間帯で涼しい環境でやってたって汗だくになることが多い。どちらかというと冷や汗。オレって要領悪いーと思いながら苦笑いしながらやってる。

毎回見通しを立ててないから、必要なものを片付けてしまったり、一度で済むことを複数回やってしまったりする。もうクタクタ・・・。

じゃあ、要領よくできることって何がある?と考えたときに浮かんだのが、洗い物。15年ほど前、結婚する前に職場の女性二人とその話題になったことがあった。

一人は結婚歴数十年の先輩、もう一人は20代前半の独身者。たまたま私が職場にあるシンクで洗い物をしていたのを見かけて、「すごい!」と言われた。こっちとしては何も考えずにただこなしていただけなのだが、どうやら手慣れているところが良かったみたい。

先輩は「これぐらいできないとねー」と本当に心底からの言葉だった。聞けば旦那さんは結婚してから一度も洗い物をしたことがないらしい。家事は女がするものという考えが主流の時代に育った人なのでそうなるだろうと。

独身者は、歳上の男性が洗い物をして、しかも手慣れているところに憧れがあったそうだ。うまくハマったって感じ?



私は一人暮らしを20年近くしてたから家事歴は長い。しないわけにはいかないし、するならいかに楽をするか、要領よく終わらすかということにこだわった。しかもマメな性格なので、やるなら「すごい!」と言われるくらいのレベルまで!と変なこだわりもくっついてきた。

家事全般は、みんな独学や経験上から何かを学んでオリジナルのやり方を習得していくのではないかと思う。きちんと教えられた人ってどれくらいいるんだろう?

それこそ経験。とにかく数をこなすこと。「オレは要領がいいから無駄なことはしない」という人でも、要領よくなるために無駄なこともしてきたはず。失敗や自己嫌悪になる回数が多ければそれだけ成功や自画自賛も多いはず。

四の五の言わず、とにかくやってみることが大切なのだろう。要領とか習得とかは気がつけばできるようになっているのもなのかもしれない。少なくとも私の洗い物はそうだ。

もっとも、家事で一番嫌いなのが洗い物だ。その洗い物をいかに楽に早く簡単に終わらせられるかを考えていたら一番要領よくできるようになっていたのは、なんなんだろう苦笑


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