保育園時から小学校での練習を兼ねて上履きを使っていたが、汚れはあまりなかった。 毎日、どんな履き方をしているのだろう。 小学生になって、本当に何でここまで汚れるのかが不思議だ。 ある日。 連絡帳を見ると「うわばきをじぶんであらう」と書いてある。 生活科で、上履きを洗ってみよう学習でもあるのか。 早速、宿題に取り組む。 40℃ぐらいのお湯に、フマキラーのつけピカ(靴の洗剤)と上履きを入れ30分ほどつけ置きし、上履きブラシで洗って、水で洗剤を流してから乾かす。以上! フマキ
小学生低学年。 小学生で1年生の壁と言われていたかと思えば、中間反抗期なるものがあるようだ。 もともと聞き分けがいいとは言えない僕。 「これをやったら」と交換条件を言い出すようになったり、調子よく約束しても思い通りならなかったらイライラをぶつけられたり、いろいろありすぎる。 友達との関係で楽しく過ごしたいと思っていても、気持ちを言葉で伝えられなかったことですれ違ったり、前から予定があると言われているのに「友達と遊びたい」「約束したんだよ」と言い出す。 お友達中心になって
トントントン。 木のまな板には魚絵の焼き印があり、食材ごとに使い分ける。 台所から聞こえる朝の音は、私の子どもの頃の遠い記憶。 バタバタバタっ。 登校前の毎日。 手ぶらで歩きたいのか、無理やりランドセルに水筒やらを詰め込もうとして「何で入んないんだよ!」と格闘。 朝の余裕なんてどこへやら。 夕食時、リンゴをカットしようとまな板に触れたところまでは覚えているが、その後の記憶がない。 瞬時、左足に激痛が走る。 動けない。 態勢を崩せない。 どうしようもなく痛い。 ぐわぁあ
僕のルーティンは、学校から帰ってランドセルを置きっぱなし。 手洗いうがいをしてオヤツを食べる。 宿題はご飯の前、または後にやる。 今日はランドセルから、大人が使うような便箋を一枚出してきた。 先生とのやり取りは連絡帳がメインなだけに、なんだろう? 紙は四つ折り。 大きな字で僕の名前が書いてあった。 僕の字ではない。 転校した子が先生のところへ遊びに来て「手紙を渡してほしい」と置いていったとのこと。 そういえば3学期終わり間近に「転校する子がいるから、この折り紙を作って
三人官女ならぬ、YouTube界ではお馴染みの三人勘女。 三女ゆうじさん、二女りょうさん、長女カマたくさんの三人で繰り広げられるトークが絶妙にハマり見入ってしまう。 休憩中の談笑のようでゆるやかな感じに、何度笑ったことか。 その時の私はどっぷりと闇に包まれていたので、素直に笑えたのは久しぶりだった。 話しのふり幅が大きいだけに、過去を笑い飛ばして昇華させるような生き様を知りたくなり、努力・頑張り繋がりもあって、長女カマたくさんの本を手にした。 苦しい時、嘆き辛い時、悲し
手足を思う存分伸ばして、ゆったりと湯に浸かるのが好きだ。 仕事帰りによく銭湯に行ってたし、スーパー銭湯には休日を利用して心身ともにダラリと過ごす。 私のライフスタイルも様変わりし足が遠のいていたが、久しぶりに行ってみようとリサーチするも、原油価格の高騰等もあって2024年8月1日から東京都内の銭湯の入浴料が大人550円。 スーパー銭湯もそれなりに値上げなのは、やむを得ない。 さて、どうする? バスタイムは自分の時間ではなく子どもの時間であって、パッと洗ってパパッと自分の
精神論だけじゃどうにもならないことがある。 努力、根性、気合。 続けられる才能が、努力と見られているのではないか。 誰かに何を言われても自分を貫く才能が、心の強さとして根性と見られるのではないか。 集中する才能が、緊張感を呑みこみ適度な緊張感を作り出すのではないか。 何もないのではなく、何かしらの才能がある。 僕に「これ、やってみたら?」等と提案はするけれど「努力しなさい」「できないのは努力が足りない」とは言わない。 「やらない」と言われたら「そうなんだね」でおしまい
小学校入学後、宿題の丸つけを親がすると知った。 先生の長時間労働からすると働き方改革の一つでもあるのだろう。 それは当然だと思いながら丸つけをしていた。 スタンプを使って「問題クリア!」と、楽しみながら学習できるよう工夫をするも、最初は間違えたことに大泣きして落ち着くまでかなり時間がかかっていた。 例えば、ちょっと出すぎてしまった漢字があって「ここはちょっとね」と指摘をすものなら「僕が頑張って書いたのに!なんで消さないといけないの?ヤダーッ!」の返答。 私からすると少し
お金を使えば減るけれど、何かが手に入る。 キャッシュレス決済は時代の流れでもあるが、あえて現金にしているのには訳があって、僕にお金さんのことを伝えるためだ。 僕には値段の高い安いではなく、誰かと比べるものでもなく、自分にとって価値あるものはなにか。 お金の重みを感じ知るには、お金さんが身近であることが大切だと思う。 そこで、僕に幼いころから硬貨を見せ、触り、使った。 一番硬貨を使ったのは自動販売機。 バスや電車は未就学児までは無料だったが、小学生となれば『小』子ども料金
物を取ろうとしてグキッとまではいかないが、何かやってしまった感。 一日中、胸が痛い。 肋骨骨折をやったので一応、整形外科を受診しレントゲン撮影したけれど、 この痛みは骨ではなかった。 肋間神経痛か、帯状疱疹後神経痛か。 痛みの原因がわからないことが一番のストレスだ。 ちょうど内科通院もあって症状を伝えると、念のため画像診断専門のクリニックで胸部CT検査することになった。 検査後、画像結果が出る日付を聞いて再度予約を取る流れ。 画像の上りが1週間ぐらいだという。 検査が
ラジオから流れてくる道路交通情報に耳を傾けると「あそこは混むよな」と思うところがある。 一般国道として指定施行したのが1963年4月1日。 栃木県日光市、赤い橋のある神橋交差点から東京都豊島区までを結ぶ幹線道路の国道122号線。 東京方面から蓮田方面に向かう加倉(北)交差点では、謎のクランク状態だった。 1968年(昭和43年度)に用地を着手し、翌年に工事着手。 56年の月日がかかった2024年9月30日23時、蓮田岩槻バイパス(平林寺橋交差点から加倉北交差点の延長約2
何でも買える、すぐ飽きるでは困る。 壊れたら直して使うが、物を大切に扱う学びの真っ只中。 手作りおもちゃがあった保育園。 僕のお気に入りは、牛乳パックのぽっくりだった。 作り方を調べると牛乳パック6本分! 作ってほしいからと牛乳をたくさん飲んでいたっけ。 家の中でパカポコと遊びボロボロになるまで使ってくれたので、牛乳パックも本望だと思う。 絵心のない私は、僕から折り紙やら工作する機会が与えられたようだ。 できないとはいわない。 やるだけやる。 できなかったら、そこから
スーパーからお米がなくなった令和の米騒動の話ではない。 我が家の冷蔵庫の話である。 僕が待ちに待った社会科見学。 「あと5日だよな。楽しみだなー」 「あと4日だよ。お菓子どうしようかなー。オヤツは3つまでだって。 ハイチューはいいんだって。ヤッター! ハイチューを3つ持っていったら、オヤツのカウントは1つになるのかな? 3つなのかな?」 先生に聞いてみたらと、ありがちなオヤツ問題。 今回、オヤツの金額ではなく個数。 バナナはオヤツになるかお弁当か、どっちかも聞いてきて
日本には五節句がある。 1月7日、人日(七草)の節句。 3月3日、上巳(桃)の節句。 5月5日、端午(菖蒲)の節句。 7月7日、七夕(笹)の節句。 そして、9月9日は重陽(菊)の節句。 伝統行事だけど、重陽の節句はあまりしられていないように思う。 保育園や幼稚園の行事は、お月見の十五夜。 菊は、邪気を払い長寿の効能があると言われていた。 菊の節句は栗の節句とも言われ、栗ご飯を食べたり、日本酒に菊を浮かべて菊酒を飲んだりする。 酒を飲むとなれば20歳になってから。 大人
夏休みのある日。 私はスーパーへ買い出し、僕は子ども祭りに行った。 電話が鳴る。僕からだ。 「どうした?何かあったの?」 「あのね、金魚6匹とったんだ!金魚のエサと入れ物買ってきて」 「まずはエサを買っていく。虫かごがたくさんあるでしょ? 洗ってあるから金魚入れといてね」 「わかったー」 水道水を日光に当ててカルキ抜きをする昔ながらの方法でメダカは3年ほど飼っていた。 ガラス容器を洗っていた時に手を滑らせ見事に真っ二つに割ってしまい、それからは飼っていない。 今
猛暑続きもあって心も体も疲れている。 頭の中をリセットする場所へと出かけた。 無になる。 ここにある。 それだけ。 和から涼を感じ、風鈴の音色が心地いい。 日本の夏だ。