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国道バイパス開通イベントに行ってみた

ラジオから流れてくる道路交通情報に耳を傾けると「あそこは混むよな」と思うところがある。

一般国道として指定施行したのが1963年4月1日。
栃木県日光市、赤い橋のある神橋交差点から東京都豊島区までを結ぶ幹線道路の国道122号線。

東京方面から蓮田方面に向かう加倉(北)交差点では、謎のクランク状態だった。

国道122号加倉(北)交差点のクランク状態

1968年(昭和43年度)に用地を着手し、翌年に工事着手。
56年の月日がかかった2024年9月30日23時、蓮田岩槻バイパス(平林寺橋交差点から加倉北交差点の延長約2.8km)区間が開通しクランク解消となった。

電車の場合、一番列車を乗るためチケット争奪戦が繰り広げられニュース等で取り上げられたり話題となるが、車の場合は信号待ちや切り替わるタイミングになるだろうか。

気になるところだ。

何気なくプレスリリースを読んで関連リンクを辿っていくと、地元主催で開通式典が行われることを知り、さらに検索すると開通前の道路を歩けるというか入れる。

これは行かねばならない。
地図に刻まれる現場へ直行した。

東京方面から直通できるぞ!

大人でもワクワクする瞬間!
早速、立ち入らせていただこう。

すでに式典が終わり、記念イベントで盛り上がっている。

キッチンカーもあって楽しい。

メダカすくい、カニすくい、水風船を投げたり等。
道路で遊ぶことができなくなった時代だけに、子どもたちのはしゃぐ声がどこか懐かしい。

道路と言えばケンケンパ。
直接チョークで描くことができないから、フラフープでケンケンパ遊びも面白いかも。開通式をされる際のイベントにご検討を。

賑やかなメイン会場付近を後にして、平林寺橋交差点に向かって歩き出す。

動物注意⁈

高速道路標識を見ると動物注意って、何が出るんだろう?
標識はタヌキだけれど出るのか。見た人がいたらお聞かせいただきたい。

開通前の国道122号線

のどかな風景が広がり、とても気持ちがいい。
ここもバンバン車が通るのは間違いないけれど、今は静かだ。

なだらかな坂を上ると平林寺橋交差点。

平林寺橋交差点辺り

振り返ると2車線!

ちなみに、蓮田方面から東京方面はガードレールの撤去等で当面の間は1車線。2025年3月開通目標に全線4車線になるという。

加倉(北)交差点付近を歩いて発見。

道路標識の設置前か?

道路標識も変更等、多くの人が関わる工事。
まだまだ続くだけに関係者のみなさま、どうぞご安全に。

一般国道122号蓮田岩槻バイパスは、蓮田市閏戸を起点とし、さいたま市岩槻区加倉に至る延長約9.1kmの広域幹線道路であり、さいたま市内の交通のみならず、さいたま市外の地域間を結ぶ広域道路ネットワークの一翼を担っております。また、災害対策基本法に基づき埼玉県が策定した「埼玉県地域防災計画」において、第一次特定緊急輸送道路に指定されている防災上重要な路線です。
本事業は、国道122号及び周辺道路の慢性的な交通混雑や渋滞の緩和、東北自動車道岩槻ICへのアクセス強化、緊急輸送道路のネットワーク強化を目的とした4車線のバイパス整備事業です。(事業概要パンフレットはこちらです)

さいたま市「一般国道122号蓮田岩槻バイパス」事業概要より

安心安全な暮らしを送る、物を届ける、人を運ぶ。

これから先を行くみなさま。
どうぞ安全運転で。



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