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紫葉梢《Shiba-Kozue》
2022年2月18日 13:38
空は 誰のことも裏切らない青さも 白さも日々 ただ その色で あるがままに空は 誰のものでもなく空は 常にそこにあり人々の願いを受け止め人々を見守り求めれば 寄り添ってくれるいつまででも いつまででもどう見ても構わない空は ただ見る者の見たいようにそのまんま 見えるだけそこにあるのは おおいなる赦し誰かが残した 空の姿は絵画も 写
2022年2月15日 18:57
誰かにプレゼントをする時、その相手のことを思い浮かべますよね。喜んでほしい、好みに合いそうなものを贈りたい、自分の気持ちを伝えたい……などなど、相手のことや相手と自分のことを考えて選ぶ。それに割くのがどんなに短時間だとしても、会計する手間だってある。もらう側からすれば、一瞬でも相手が自分の時間を使い、こちらのことを少しでも考えてくれていたことになります。だから、何かプレゼントをもらっ
2022年2月14日 11:26
黙って各々がスマホやタブレットをいじる。家族が家の中で同じ空間にいても、決して同じものを見てはいない。最低限の必要な会話はするけれど、後はたいてい画面を見ている。自分だけの画面を。音声だって、イヤホンで自分だけで独占できる。家にいながら、そして家族が傍にいても、目に入るものと耳へ流れる音を限定し自分だけの世界へ潜り込む。道具さえあれば、それはいとも簡単なことになった。こんな光景、
2022年2月14日 07:38
向き合っているパソコンなりスマホなりの画面。その奥の世界には何があるのだろう。リアルな世界から事実を切とりったもの。リアルな世界に対する誰かの解釈、あるいは誤った認識。リアルな世界とは無関係な虚構、妄想。リアルタイムではないどこかの時点。時間のない仮想空間。そして、知らない誰かの日常の破片。そんなものが混沌とした0と1の世界を手繰ると、誰かの何かと繋がる。どんな時間でも、そ
2022年2月2日 18:33
わたしの手と指から生まれた文字それらは、書きたいから書いたものもあれば、書かずにいられなかったのもあれば、書くことで自分を救ったものあれば、書くことで喜んでくれた人が間違いなくいたものもある。書いたもので、読んだ人が傷ついた。書いたもので、真実を語りすぎてしまった。書いたことで、黙り込んでしまった人がいる。そんなときも、間違いなくあった。そんな、今