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🟨 からだの暮らしのかけら

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【日常の雑記】 身体が過ごす日常のごくごく一部のお話です
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2022年2月の記事一覧

空は、裏切らない。

空は、裏切らない。

空は 誰のことも裏切らない

青さも 白さも

日々 ただ 

その色で あるがままに

空は 誰のものでもなく

空は 常にそこにあり

人々の願いを受け止め

人々を見守り

求めれば 寄り添ってくれる

いつまででも いつまででも

どう見ても構わない

空は ただ

見る者の見たいように

そのまんま 見えるだけ

そこにあるのは 

おおいなる赦し

誰かが残した 空の姿は

絵画も 写

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プレゼントを選ぶとき。

プレゼントを選ぶとき。

誰かにプレゼントをする時、その相手のことを思い浮かべますよね。

喜んでほしい、好みに合いそうなものを贈りたい、自分の気持ちを伝えたい……などなど、相手のことや相手と自分のことを考えて選ぶ。
それに割くのがどんなに短時間だとしても、会計する手間だってある。

もらう側からすれば、一瞬でも相手が自分の時間を使い、こちらのことを少しでも考えてくれていたことになります。

だから、何かプレゼントをもらっ

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ダブルスペース・ファミリー。

ダブルスペース・ファミリー。

黙って各々がスマホやタブレットをいじる。
家族が家の中で同じ空間にいても、決して同じものを見てはいない。
最低限の必要な会話はするけれど、後はたいてい画面を見ている。
自分だけの画面を。
音声だって、イヤホンで自分だけで独占できる。

家にいながら、そして家族が傍にいても、目に入るものと耳へ流れる音を限定し自分だけの世界へ潜り込む。
道具さえあれば、それはいとも簡単なことになった。

こんな光景、

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たぶん世界は三つある。

たぶん世界は三つある。

向き合っているパソコンなりスマホなりの画面。
その奥の世界には何があるのだろう。

リアルな世界から事実を切とりったもの。
リアルな世界に対する誰かの解釈、あるいは誤った認識。
リアルな世界とは無関係な虚構、妄想。
リアルタイムではないどこかの時点。
時間のない仮想空間。
そして、知らない誰かの日常の破片。

そんなものが混沌とした0と1の世界を手繰ると、誰かの何かと繋がる。

どんな時間でも、そ

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わたしの文字を消したとき。

わたしの文字を消したとき。

わたしの手と指から生まれた文字

それらは、

書きたいから書いたものもあれば、

書かずにいられなかったのもあれば、

書くことで自分を救ったものあれば、

書くことで喜んでくれた人が
間違いなくいたものもある。

書いたもので、
読んだ人が傷ついた。

書いたもので、
真実を語りすぎてしまった。

書いたことで、
黙り込んでしまった人がいる。

そんなときも、間違いなくあった。

そんな、

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