- 運営しているクリエイター
記事一覧
あなたへ向けた日記 No.20
あなたへ向けた日記。もともと、noteはこういうものを書こうと思って始めたのだが、かれこれ No.20になったようだ。
さて、記念すべき?20個目を誰に何を書くかと考えた。親か、妻か、友人か、少し悩んだが、やはり息子のことが1番に頭に浮かぶ。だから君に向けて書く。
君は言葉が遅かったし、今も早いとは言えないだろう。家族や保育園の先生、友達なら聞き取れるが、第三者が聞いたらわからないかもしれない
あなたへ向けた日記 No.19
息子へ。
君の目に、お父さんはどう映っているだろうか。
君は言葉が遅かった。別に嘆く必要はない。お父さんもそうだったらしい。だが、なんの不自由もなく生きている。人には個人差というものがある。
もちろん、お父さんやお母さんは、君が何を言っているかわかっていた。しかし、保育士さんや、お友達のお父さんお母さんなんかは、まだちょっと難しかったかな。それが最近は、まがりなりにも伝わるようになってきた。
あなたへ向けた日記 No.18
【注意】独り言です。うつ病や、その他の精神疾患について、悪意をもって述べるものではありません。自分の父親に対する感情を、個人的に吐露しています。そして第三者が理解しやすいようにも書いていません。悪しからず。
父さんへ
さて、何から書こうか。今の父さんには言いたいことがいっぱいある。あなたは、それをどう思っているだろう。
まずは、おれを24歳まで実家で育ててくれて、働いて生活を支えてくれたこと
あなたへ向けた日記 No.17
2歳の息子へ
最近、君は自己主張が強くなってきたと感じる。それはきっといいことだ。
ちゃんと自分で歩けるのに、だっこ。
服も自分で着られるのに、できない。
ご飯も食べられるのに、やって。
1人で食べられるのに、抱っこで食べたい。
親だって、君と同じ1人の人間だ。心にゆとりがない時はある。できることを「できない」と主張して甘えたがる君に、苛立つことも正直なところ、ある。
でも、そういうときは
あなたへ向けた日記 No.16
大学でお世話になった先生へ
お元気でしょうか。卒業後も、時々お会いしているのでお元気なことは存じていますが、とりあえず。コロナ禍でなかなかお会いできていないのが残念です。
ぼくは、大学受験で第一志望の大学に落ちた事が、ずっとコンプレックスでした。偶然にも、第一志望の大学は、先生の出身大学でもあったのですが。
中学、高校は地元の優秀な学校へ受験で合格。自分で言うのもなんですが、それなりに成績は
あなたへ向けた日記 No.15
妻と、息子へ
明日は…と言っても、もう日を越しているから、今日だ。今日は、引っ越し日だ。
夢の…かどうかは分からない。けど。マイホーム。マンションのことをマイホームと呼ぶかどうかは議論が分かれるようだけど、俺たちにとっては、マイホーム。それでいい。
今住んでいるところは、とてもじゃないが子連れで住めるような広さではない。少し大きめの一人暮らし用。二人暮らしにしたって、余裕のある広さではなかっ
あなたへ向けた日記 Mo.14
イヤイヤ期を迎えた、息子へ。
いやはや。こういうもんだったとは。
そりゃまあ、別に育児が楽だとは元々思ってなかったよ。むしろ大変だと思ってた。イヤイヤ期ってのがあることも知っていた。大変だということも知っていた。
けど、知らなかったようなもんだね、これは。親になって、イヤイヤ期を迎えてみないと。わからないな、この感じは。
もちろん、お前のことは大好きだ。愛してる。でも、それとこれとはなんか
あなたへ向けた日記 No.13
息子へ
すやすや眠っている。可愛い顔だ。
今日は夕方まで昼寝していたせいか、夜、なかなか寝なかった。お風呂に入っているお父さんのところに来て、お風呂のドアをトントンっ。
可愛くて可愛くて、最初は、なぁに?と顔を出していたけど、後半は、髪や体を洗っていたりすることもあって、「はーい」「なぁに?」と声を出すにとどめちゃっていた。
お風呂から出てから、お母さんに聞いたら、一生懸命お絵描きしたのを
あなたへ向けた日記 No.12
昼寝中の息子へ
保育園、疲れたんだろうね。お昼ご飯食べて保育園から帰ってきてから、ぐっすりだ。
帰宅して30分くらい、お父さんと遊びたい寝たくないって騒いでいたけど、少し遊んだらコテンと眠ってしまった。それから2時間くらい、眠りっぱなしだ。疲れたんだよね。頑張ったね。
小さい子供は自分だけじゃ生きていけない。まあそれは大人もそうなんだけど、そういうことじゃなくて。ご飯も食べられないし飲み物も
あなたへ向けた日記 No.11
息子へ
4月になって、少しずつ保育園に行くようになったね。これまで、お母さんにべったり、お父さんに時々、好きなように甘えられる時間を過ごしてきた君にとっては、保育園は辛い場所だろうか。
辛いよな。そりゃそうだ。朝、保育園に連れて行って、お父さんが「じゃあね」と離れそうになると途端に表情が曇る。なんとなくわかるんだよな。ああ、これからお父さんは、どっか行っちゃうんだ、って。
おじいちゃんやおば
あなたへ向けた日記 No.10
息子へ
いよいよ明日から保育園だ。
お母さんは明日から育休をやめて復職する。お母さんは1年ちょっとぶりの仕事で少し落ち着かない様子だ。
君もそうなんだろうか。さっき,久しぶりの大泣きだったね。明日から頑張ろう,夫婦で家事と育児と仕事と,なんとかやっていこう,って,いつもと少し違う雰囲気だったかな。君もその雰囲気を感じ取ったんだろうか。
お父さんとお母さんの手を離れて,保育園で時間を過ごす。
あなたへ向けた日記 No.9
10年前の自分へ
3月11日。君は地元の映画館で映画を見ているだろう。
忘れもしない,あの日は金曜日だった。友達と映画館で映画を見ていた。戦争の映画だったな。いいところで,ゆらゆら揺れ始めて,ずいぶん長いなと思っていたら停電になった。
当時,スマホ持ちは今ほど多くなかった。iPhone3GSを持っていた君は,とっさに地震速報を確認していた。大学の研究室で地震学を学んでいた君ならとっさにわかっ
あなたへ向けた日記 No.8
新型コロナウイルスの感染拡大が収束したあたりの、自分へ
そっちで、世の中はどんな感じだろうか。こっちは…知ってると思うけどてんやわんやだ。行動自粛しろ、緊急事態宣言出せ、経済回せ、店潰れたらどうする、自粛と補償はセットだ、陽性出ても入院できん、、、
うちの息子は、今のところ、ぜんぜん大丈夫だ。2度目の緊急事態宣言が出て、外出の機会も減った。このまま家族みんな、収束まで無事で過ごせているだろうか
あなたへ向けた日記 No.7
2011年3月11日の自分へ
今、君はどんな気持ちだろうか。
来月から大学4年生になる君は、来月から地震学の研究室で卒業研究を始める。きっと、自分がこれからどんな研究人生を歩むか、気になっているところだろう。
その日、発生した地震は、今後の地震学の世界を大きく変える。そして、君の人生にも、少なからず影響している。今後の政府や自治体の地震被害想定は全て、東北地方太平洋沖地震を見据えたものになる