#読んだ本
司馬遼太郎【世に棲む日日】 革命事業の変遷を辿る
「時代の転換期には詩人が現れる」全四巻からなるこの物語を、私は愛知に住む先輩から貰い、その先輩がたまにこの言葉を発していた。最初こそ、その心理というか意味が理解できなかったが、この本を読んだあとだとその言葉の裏側にあるものが読み取れる。
この本を貰ったのは2016年だったと思うが、人からいろんな本を貰いすぎて少し渋滞を起こし、結局、2017年の年の瀬に、パプアニューギニアにて読み終わる。
ニュ
【荒野へ】 冒険へ出掛ける前に。
著:ジョン・クラカワー
1992年4月、ひとりの青年がアラスカ山脈の北麓、住むもののない荒野へ徒歩で分け入っていった。四か月後、ヘラジカ狩りのハンターたちが、うち捨てられたバスの車体のなかで、寝袋にくるまり餓死している彼の死体を発見する。
彼の名はクリス・マッカンドレス、ヴァージニアの裕福な家庭に育ち、二年前にアトランタの大学を優秀な成績で卒業した若者だった。知性も分別も備えた、世間から見れば
NHKスペシャル「ヤノマミ」 アマゾンの大地に抱かれる精霊の子
ヤノマミ、それは人間という意味だ。ヤノマミはアマゾン最深部で独自の文化と風習を1万年以上守り続ける民族。シャーマンの祈祷、放埓な性、狩りへの帯同、衝撃的な出産シーン。150日に及んだ同居生活は、正に打ちのめされる体験の連続。「人間」とは何か、「文明」とは何か。
奥アマゾンで1万年にわたり独自の文化と風習を守り続ける人々、ヤノマミ。150日間におよぶ長期同居生活を綴った、震撼のルポルタージュ。