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書評

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#最近の学び

風の歌を聴け

風の歌を聴け

「風の歌を聴け」
村上春樹著

村上春樹の初期の作品、お勧めの一冊ということになろうか?。

高校生の頃好んで読んでいた。淡々としてリズムが好きだった。クールでマイペースなのに、それなりに、周りに気を配る性格の主人公(しかもなぜかモテル)がかっこよく見えたりもしたのだろう。

人生の一場面(1970年8月8日~8月26日にかけて起こった出来事の話
もののあわれ、、
風とは時間の経過ということなのだ

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ローマ人の物語 25

ローマ人の物語 25

「ローマ人の物語 25」

塩野七生著

古代ローマの歴史に興味のある方に、お勧めの一冊ということになろうか?。

西洋文明の元をたどれば、ローマに行きつくだろう。

古代ローマの歴史、紀元2世紀の黄金の世紀と呼ばれた時代の3賢帝のうちの一人、
ハドリアヌスが取り上げられている。

トライアヌスの後を継いだハドリアヌス。
ハドリアヌスはギリシャ文化なの素晴らしさに目を開かれる。
当時、ギリシャ文化

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アンナ・カレーニナ2

アンナ・カレーニナ2

「アンナ・カレーニナ 2」
光文社古典新訳
トルストイ著(望月哲男訳)

アンナはどんどん、破滅に向かっていく

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2012年の映画を先に見ておくことをお薦めします。

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超大作ですが、読み始めるとどんどんのめり込んで行けます。

2巻はアンナの不倫というか大恋愛が始まってしまった。。
愛情深い?夫(カ

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「ローマ人の物語 24」(賢帝の世紀 上)

「ローマ人の物語 24」(賢帝の世紀 上)

「ローマ人の物語 24」(賢帝の世紀 上)
塩野七生著

古代ローマの歴史に興味のある方に、お勧めの一冊ということになろうか?。

西洋文明の元をたどれば、ローマに行きつくだろう。

古代ローマの歴史、紀元2世紀の黄金の世紀と呼ばれた時代の3賢帝のうちの一人、
トライアヌスが取り上げられている。

初の属州出身皇帝のトライアヌスは防衛の再編、社会基盤の整備、福祉の拡充などの大事業を成し遂げアラビア

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「運気を引き寄せるリーダー七つの心得」

「運気を引き寄せるリーダー七つの心得」
田坂広志著

経営学の教授が書いた、危機を好機に変える力・運気を引き寄せる方法についての本ということで読んでみようと思った。

著者は、多摩大学大学院 名誉教授 シンクタンク・ソフィアバンク 代表、工学博士(原子力工学)、デモクラシー2.0イニシアティブ 代表発起人、世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバル・アジェンダ・カウンシル メンバー、世界賢人会議

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『シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 宗教国家アメリカのふしぎな論理 (NHK出版新書)』

『シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 宗教国家アメリカのふしぎな論理 (NHK出版新書)』

『シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 宗教国家アメリカのふしぎな論理 (NHK出版新書)』森本 あんり著

「異なる文化圏の人たちの価値観や行動原理を歴史や哲学、宗教などのリベラルアーツを学ぶことできちんと把握すること」グローバルな時代を生きるビジネスパーソンには、このことがもはや必須といってもいいのです。」ということで読んでみようと思った。

グローバルな時代を生きるビジネスパーソンすべて

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「普通はつらいよ--おもしろくて、楽しくて、すずやかに生きるコツ 」

「普通はつらいよ--おもしろくて、楽しくて、すずやかに生きるコツ 」

「普通はつらいよ--おもしろくて、楽しくて、すずやかに生きるコツ (CDなし)」

斎藤一人著

著者は、日本の実業家。「銀座まるかん」の創業者。1993年から12年連続、長者番付10位以内。1997年・2003年と納税日本1位に。納税王と呼ばれる。

メインテーマは、

「生きるうえで必要なことであれば、みんな必ずできるようになるのです。」

何かを変えなければいけないと考えている社会

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なぜ今、世界のビジネスリーダーは東洋思想を学ぶのか

なぜ今、世界のビジネスリーダーは東洋思想を学ぶのか

「なぜ今、世界のビジネスリーダーは東洋思想を学ぶのか」

田口佳史著

著者は、1942年(昭和17年)生まれ。東洋思想研究家。指導者学推進者。株式会社イメージプラン代表取締役会長、一般社団法人日本家庭教育協会理事長、一般社団法人東洋と西洋の知の融合研究所所長。

大学卒業後、日本映画社に入社。映画『東京オリンピック』ではチーフ監督を務めた。25歳の時、バンコク市郊外の農村で撮影中、突然水牛

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「独身こそ自宅マンションを買いなさい」

「独身こそ自宅マンションを買いなさい」

「独身こそ自宅マンションを買いなさい」
沖有人著
著者は、住まいサーフィンを運営するスタイルアクト株式会社代表取締役。 マンションに関連するベストセラー作家。慶應義塾大学経済学部卒業。会計事務所系コンサルティング会社、不動産マーケティング会社を経て、平成10年7月独立し、事務所開設。

「「家活」で自分を守る資産をつくる」「家活」ってなんだ?マンションへの投資本だろうということで、本書を手に取った

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「ぼくらの未来をつくる仕事」

「ぼくらの未来をつくる仕事」

「ぼくらの未来をつくる仕事」
豊田剛一郎著

最近はやりの医療ベンチャーの元社長の本ということで読んでみようと思った。

不倫報道もあったが、、
株式会社メドレー取締役。脳神経外科医、米国病院勤務、マッキンゼーを経て、現職。

起業・副業を考えているすべての人にお勧めの一冊ということになろうか?。

医療の仕事の特徴とマッキンゼーの仕事の進め方の差異について非常に興味をもって読んだ。

著者が起業

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「ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門」

「ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門」

「ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門」
木村尚義著
著者はアカデミーヒルズ六本木ライブラリー個人事業研究会会長。流通経済大学卒業後、ソフトウェア開発会社を経てOAシステム販売会社に転職。たったひとりでパソコンショップの運営を任されるが、パソコンマニアの常連に接客と機種説明を任せるなど、ラテラルシンキングを駆使して売上を5倍にする。

「ラテラルシンキング」という言葉に引っかかっては

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「脳は平気で嘘をつく」

「脳は平気で嘘をつく」

「脳は平気で嘘をつく」
植木理恵著
著者は、1975年、大分県生まれ。 東京大学大学院教育心理学コース修了後、
文部科学省にて特別研究員を務める。ホンマでっかでもお馴染み。

「認知心理学」とは何だろうか?と思い本書を手に取った。

「心理テスト」ってついついやってしまうが、人の心理に興味があると思っているすべての人にお勧めの一冊ということになろうか?。

男女の脳の違いの大きなポイントは、右脳と

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「偽善の医療」

「偽善の医療」

「偽善の医療」
里中清一著
著者は、著者は本名・國頭英夫。1961(昭和36)年鳥取県生まれ。1986年東京大学医学部卒業。国立がんセンター中央病院内科などを経て日本赤十字社医療センター化学療法科部長。杏林大学客員教授。

「セカンドオピニオン、ホスピス、有名人の癌闘病記、安楽死。。はびこるウソにメスを入れる」という言葉が表紙の帯に係れていて、その言葉に惹かれた。

最近よく耳にする、「セカンドオ

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「ゲノムが語る生命像」

「ゲノムが語る生命像」

「ゲノムが語る生命像」
本庶佑著
著者は、ノーベル賞で有名な本庶佑氏

「ノーベル医学生理学賞の世界的な研究者が語る生命の本質」という言葉が表紙の帯に書かれていて、その言葉に惹かれた。

最近よく耳にする、「ゲノム」って一体なんだ??って思っているすべての人にお勧めの一冊ということになろうか?。

メンデルが発見した「遺伝の法則」これから分子生物学が発展していったのだ。
本書を読めば、ゲノムってな

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