INTJが夏目漱石『彼岸過迄』を読んで思ったこと
ロッシーです。
夏目漱石の『彼岸過迄』を読みました。
夏目漱石の『彼岸過迄』は、6つの短編をあわせた長編という構成になっています。
※以下、『彼岸過迄』の内容を知っていること前提として書いていますのでご了承ください。
その中で一番印象に残った短編は「須永の話」でした。自意識の強い男である須永と、その従妹である千代子との会話を描いた内容です。須永と千代子のやりとりは心を揺さぶられるものがありますね。
特に、千代子が須永に「あなたは卑怯だ」って言い放つ場面。いやもう、こ