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本の要約、感想、書評

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読んだ本の要約、感想、書評です。
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記事一覧

無理に積極的になろうとしなくていい

ロッシーです。 「人生は積極的に生きたほうがいい。」 誰もがそう思うのではないでしょうか…

ロッシー
1日前
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【書評】『ブッチャーズ・クロッシング』 都会育ちの青年は荒野で大自然の脅威に晒さ…

ロッシーです。 前回、ジョン・ウィリアムズの『ストーナー』について書評を書きましたが、今…

ロッシー
11日前
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【書評】『ストーナー』を読む。誰の人生だって、ひとつの物語。

ロッシーです。 『ストーナー』(著者:ジョン・ウィリアムズ)を読みました。 以下は、Amaz…

ロッシー
2週間前
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【書評】『百年の孤独』を読んだ感想を一言で述べると・・・

ロッシーです。 以前、ガルシア・マルケスの『百年の孤独』を読んだら記事を書くと約束してい…

ロッシー
2か月前
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福沢諭吉は「生きているだけでいいんだよ」なんて言わない

ロッシーです。 「生きているだけでいいんだよ。」 そういう言説が最近多いように思います。…

ロッシー
3か月前
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今は第2の幕末・維新期。だからこそ『学問のすすめ』を読むべし。

ロッシーです。 なぜだか福沢諭吉の『学問のすすめ』を読みたくなり読了。 実際に『学問のす…

ロッシー
3か月前
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【書評】魯迅『藤野先生』は日本人としてぜひ読んでおきたい

ロッシーです。 魯迅の『藤野先生』を読みました。 魯迅は中国近代文学の父といわれており、有名な作品は『故郷』や『阿Q正伝』などがありますが、今回はあえて『藤野先生』を取り上げたいと思います。 『藤野先生』は、光文社古典新訳文庫版であれば、11ページほどの短編です。短編というよりも、魯迅の藤野先生に対する想いをつづった自伝的エッセイといったほうがよいのかもしれません。 さて、魯迅をあまり知らない人は、 「藤野先生って誰?」 「なんで中国の小説に日本人の名前の作品がある

【書評】しんめいP『自分とか、ないから。』を読む。東洋哲学は使い方に注意。

ロッシーです。 しんめいPさんの『自分とか、ないから。』を読みました。 いや~面白かった…

ロッシー
3か月前
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【書評】『史上最強の哲学入門』(西洋編)も面白すぎる件

ロッシーです。 以前、『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』についての記事を書きました。…

ロッシー
4か月前
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【超人】1分で分かるニーチェ『ツァラトゥストラ』 (※やる気を出したい人向け)

ロッシーです。 ニーチェの『ツァラトゥストラ』は、書いた当の本人であるニーチェ自身が絶賛…

ロッシー
4か月前
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『百年の孤独』と本のインフレと文字サイズと

ロッシーです。 『百年の孤独』を買いました。 って、酒じゃなくて本のほうです(笑)。 先週…

ロッシー
4か月前
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【書評】歎異抄はパンク

ロッシーです。 『歎異抄』を読みました。 『歎異抄』とは、これら知の巨人達にそこまで言わ…

ロッシー
5か月前
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【書評】ブッダ『ダンマパダ』は読む精神安定剤

ロッシーです。 『ダンマパダ』を読みました。 パンダの本ではありませんし、「パンダマダ」…

ロッシー
5か月前
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ニーチェ『ツァラトゥストラ』は言う。「君たちの勤勉は逃避だ」

ロッシーです。 前回の記事で、『ツァラトゥストラ』の書評を書きました。 普通、次は別の本を読むのですが、『Think Clearly』のアドヴァイスを参考にして、早速『ツァラトゥストラ』を再読しています。 なぜか? 『Think Clearly』では、「色々な本をバラバラと読むのではなく、良い本を厳選し、何度も読み返すこと」を推奨しているからです。 「これが『ツァラトゥストラ』か、ならばもう一度!」 というわけです(笑)。 さて、そんな風に再読中なのですが、ふと