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#展覧会レビュー
【立場が変わると景色が変わる】ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術
ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術
―いつ・どこで・だれに・だれが・なぜ・どのように?― 水戸芸術会館現代美術ギャラリー(5/7会期終了)
まず、この企画を実施した水戸芸の視点と、展覧会に来場していた客層を見て数年前森美術館で行われたアナザーエナジー展の時より少し、何かが変わったのかなと思えたのだ。
展覧会の趣旨は
ケアを通して見えてくるもの、ケアを「ひとり」か
【どこかで見た風景】キュビズム展 美の革命 パリ・ポンピドゥー・センター 国立西洋美術館
今回はキュビズムにフォーカスしたポンピドゥーセンター所蔵品の来日。
日本では1970年代以来のキュビズム・フォーカス企画だそうだ。
この様にフランスのポンピドゥーやらオルセー、ルーブルなどは本当にありがたい事に1,2年に数回、国内で見れるチャンスがある。
コロナ禍で延期続きになった事を思い出すと、本当にありがたいことだ。
おかげで、今まであまり理解できてなかったヨーロッパの近代絵画史の流れは見る度
【本来の意味でのアナログ】MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ 東京都現代美術館
まず「MOTアニュアル」とは。
今回で19回目の開催。
第1回〜3回ぐらいまでに丸山直文、内藤礼、中村正人、
11回目に冨井大裕、池内晶子、関根直子…
などが取り上げられている。
私がMOTアニュアルで初めて作品と出会い、意識して名を覚え、現在も追っているきっかけになった作家さんたち。
こうしてみるとMOTアニュアル展後、今も一線で活躍している人も多い。
現在美術を追う視点で見に行くのも