りんくる

感情と向き合う

りんくる

感情と向き合う

最近の記事

下を向くことが悪いとは限らない、下を向くから気がつく幸せ

朝の信号待ち。最近は寒いので縮こまってしまう。 何となく下を向いて歩く。 あの有名な歌も、上を向いて歩くことを善としている。 でも、そのおかげで見つけられる小さな幸せもあるのだ。 例えば地面に咲く小さな花。 地面から数センチを縄張りにする彼ら、私たちが下を向いていないと気が付かない。 そんな小さな体で、全力で生きている姿。 例えば、建物の隅っこで息を潜めている蜘蛛と蜘蛛の巣。 冬の朝は寒い。だから蜘蛛の巣のは細かい水滴がつく。 雪の結晶のような、幻想的な糸が雨粒の重さに

    • 冬の朝が好きだ。

      冬の朝が好きだ。 あの何とも言えない静けさが、朝の暗さが、布団の温もりが。 冬の朝は夜との境目が夏とは違う。朝!になるまでに時間がかかる。まどろみの時間。 あの無の時間が大好きだ。 朝とも言える、夕方とも言える、いろんな時間の間の感じがする。 きっとまだ夢の中だったのかもとも思える時間。そんな愛おしい時間。 冬の朝は、30分早く起きられただけで、心の充実度が違う。 私の好きな冬の朝の過ごし方。 いつもより早く目が覚めた日は、電子機器とはしばらくさようなら。朝!になったら

      • 欲望に手を伸ばすことの大切さ。傲慢と善良を読んで。

        自分の今1番欲しいもの、したいこと、理想の未来、心からの声。 それをちゃんと聞けているだろうか。 「こうしたいな〜」「こうなりたいな〜」と思っていることはたくさんある。でもそれを本気で叶えようとして、本気で動いたか?抽象的ではないか? 傲慢と善良を読んで、腑に落ちた言葉があった。 「結婚がうまくいく人たちは、自分のビジョンがはっきりしています。」 こんな家庭を持ちたい、こんな生活をしたい。そのために結婚がしたい、あなたとしたい。となるのかなと考えていた。 確かに、いい人

        • 私って傲慢なのかも知れない。傲慢と善良が突き刺さる。

          傲慢と善良。読んでみたいなと思っていた本がブックオフに売っていたので買ってみた。 思ったより分厚い!と言う印象だったが、読み進めると手が止まらなかった。 1番突き刺さった言葉。 主人公の婚約者が以前に利用していた結婚相談所の経営者の小野里さんが、相談所に来られる方のうち、なかなか結婚できない人の特徴について話す言葉。 「皆さん謙虚で自己評価が低い一方で、自己愛が強い。」 ゾッとした。自分のことかと思った。そのうち合う人がいる!と言うのも自分を変わらずに愛してくれる人がいつ

          自称ランシューオタク(もはや変態)からランシューを買った話

          分からないジャンルの買い物をする時、何を重要視して買う決断をするかは人それぞれ。 これは私がランシューオタクの店員さんからランシューを買った時の話。 今年の夏終わりに、友達と一緒にフルマラソンに挑戦すると決め、その場で地元のマラソン大会にエントリーした。 初めての大会、初めてのフルマラソン。ちなみに私は6キロ以上走ったことがない。 そんなかなりハードな挑戦をするために、まずはランシューが必要になる。 メーカーやどんな機能性があるといいかなんて全く分からない状態で、とりあえ

          自称ランシューオタク(もはや変態)からランシューを買った話

          未来か過去かどちらかを見えるようにしてあげると言われたら?

          きっとまた思い出してしまう。 そこにあった日々、事実、思い出。 「未来か過去かどちらか一つを見えるようにしてあげると言われ、過去を選んだ。  強い人より優しい人になれるように、想い出って何だかわかるように。」 大好きなバンドはそう歌っていた。 だとすれば私が抱いているこの感情もこうなるべくしてこうなっている、オーダーメイドされた結果なのかも知れない。 思い出せるって素敵なこと。それを元に行動を改善もできるし、楽しかったこととかも覚えていられる。 きっと未来ばかり見えるよ

          未来か過去かどちらかを見えるようにしてあげると言われたら?

          旅先の古本屋で一冊の本を買う。そんな私のこだわり旅。

          私の旅の儀式。旅先の古本屋で一冊の本を買う。 旅先にはいろんな出会いがある。場所との出会い、人との出会い、ものとの出会い。 忘れられない風景を見る事もある、かもしれない。 私にとってそんな旅の全てを一気に思い出させてくれるのが旅先で買う本である。 本は直感で選ぶ。だから、その時の心境や何を考え込んでいたかによって選ばれる物が違うから面白い。 家の本棚に並んでいる本。旅先で買ったはいいけどまだ読んでいない本もある。 しかし、その本を見るたびに旅のことを思い出す。 場所、天

          旅先の古本屋で一冊の本を買う。そんな私のこだわり旅。

          疲れた時こそ整える。そんな25歳になりたいな。

          今までは「めっちゃ疲れたー!!」って日はお酒を飲んでほろ酔いでそのまま寝落ちする。その直前の時間が大好きだった。 あとは、食べたいものをたくさん食べるとか。それも疲れを取るための贅沢だと思っていた。(今も全然しているんだけど笑) でも本当に疲れは取れていなくて、朝起きた時の体のだるさ、重さ、硬さ。その瞬間な楽しくてしあわせでも後々辛くなっているなとやっと気づいた。 最近のリラックス方法はもう、整えるの限る! ・物を片付ける ・掃除機をかける ・窓を開けて換気するけど ・

          疲れた時こそ整える。そんな25歳になりたいな。

          犬と子供が怖い!

          最近は何だかとてもナイーブちゃん。普段なら気にしないことを気にしたり、勘繰って考えてしまっている。 そんなこんなで気づいたことがある。 私って犬と子供が怖い!!(笑) まさか自分がそんなこと思っているなんて、、。でも2つとも共通しているのは、反応が忖度なしの正直なものってこと。 きっと私は評価が怖い、他人のジャッジが怖い、現実を突きつけられるのが怖い、否定が怖い。 生き物は可愛いから好き。だけど、好かれなかった時の反応が怖い、と言うよりこびりついているあの感触が嫌だ。

          犬と子供が怖い!

          寂しさに負けたくない。

          寂しい夜がある。抱きしめて欲しい夜がある。 特に言葉が欲しいわけではない。アドバイスが欲しいわけでもない。 それでも、誰かに、抱きしめて欲しいのである。 決して日常生活に不満があるわけではない。楽しく生活している。恵まれていると思う。 だけど、それでもぎゅーとしてほしい。 私は周りから1人でも大丈夫そうと言われるが、本当の私はとても弱い。 小さなことをずっと気にしてしまうし、小さな目線の変化とかで勘繰って勝手に疲れている。気の小さい女である。 図太いように、気にしない性格

          寂しさに負けたくない。

          過去の恋愛、懐しい日々。忘れられない最後の晩餐。

          あの甘い日々は幻想だったのかと思うほど 今は何も感じていない ただ思い出す 確かにそこにあったことだけ 抱きしめてキスする そんなたわいもない日常 その日々が愛おしい もうさよならが近いと分かっていた それでも一緒にいたかった 相違があるのを知っていた それでも一緒にいたかった 私の望んでいるものは何も手に入らない それでも一緒にいたかった 未来の話をしないようにしていた 今どう過ごすかを考えていた 最後の晩餐を体験した さよならがいつくるか分からないよりはマシだと思った

          過去の恋愛、懐しい日々。忘れられない最後の晩餐。

          1人暮らしの良かったところ。好きなものを食べられる!

          1人暮らし始めて10ヶ月ほど経った。まだまだペーペーの1人暮らしマン。 その中でも特に良かったこと。それは好きなものを食べられること! 好きな時に、好きなものを食べられる。それが思った以上にしあわせを感じると気づいた。 私はとても食べることが大好きなので、食べたいな〜の気分に直ぐに従える環境ってすごくありがたい。 昨日はグラタンが食べたかった。朝からグラタンの気分だったので迷わず材料を揃えてお酒を調達して帰宅。余っていた材料を投入した秋のグラタンになった。 私は数年前

          1人暮らしの良かったところ。好きなものを食べられる!

          温かい飲み物としあわせのメーター。

          夏は特にキンキンに冷えた飲み物がいい。水やお茶、ビールも。全てキンキンを好む私は、真冬でも水筒に氷を入れている。 でも最近気づいたことがある。 温かい飲み物はより私をしあわせな気持ちへと導いてくれる。 朝に紅茶を飲む習慣ができたのは、最近のこと。 起きた時に寒いからと言う理由で飲み始めた。 テレビもつけず、ゆらゆら起き上がって。ポットでお湯を沸かしている間に茶葉の準備をする。無音が心地良い。寒い季節の無音って何でこんなに心地良いのだろう。静寂の朝、おすすめ。 そんなこと

          温かい飲み物としあわせのメーター。

          いじられキャラの悩み。実は傷ついているのかも知れない。

          みんなそれぞれ、いろんなコミュニティーでいろんなキャラというものがある。 コミュニティーによってキャラが変わる人もいれば、どこのコミュニティーでも同じキャラの人もいる。 私は比較的どのコミュニティーでもいじられキャラだ。 「えー!ひどい!」と言って自分なりに盛り上がるように(できているのかは分からないが笑)自分でそのキャラを演出しがちなところがある。 小さい頃からそういう立ち位置になることが多かったが、最近は自ら進んでいじられるように、仕向けているような気がする。 でも最

          いじられキャラの悩み。実は傷ついているのかも知れない。

          適度な距離感とは、気遣いとは?25歳にて初めて認識した優しさ。

          大人になって、心地よい距離感について思うようになった。 学生の頃なら毎日一緒に過ごす友人、クラスメイト。 今なら職場の人間関係。 それぞれにそれぞれの適度な、心地良い距離感があると最近わかったような気がする。 25歳にして、「聞かれたくないであろうことを聞かない優しさ」を知った。それは気遣いというものなのかも知れない。 聞かない優しさって書くと、遠くて寂しい関係に感じるかも知れないが、今思返せばその優しさにたくさん助けられて来たことに気がついた。 そんな適度な、心地良い距

          適度な距離感とは、気遣いとは?25歳にて初めて認識した優しさ。

          大切な人が星になった話。

          話すべきなのではないかも知れないが、今の感情をしっかり残しておいたい。 先月、大切な人が星になった。いまだに信じがたい。 彼は私の言葉が好きだといってくれる人だった。ロマンチストで男らしくいたいという願望の反面、そうなりきれずにウサギみたいな表情を見せる人だった。 「なんか冬って感じだね。」私が言ったこの言葉がお気に入りらしく、事あるごとに話してくる人だった。可愛い人だった。好きだった。 初めて会った日は本当に楽しくて、いくら話しても話した足りるとはなかった。急に星を見に

          大切な人が星になった話。