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寂しさに負けたくない。
寂しい夜がある。抱きしめて欲しい夜がある。
特に言葉が欲しいわけではない。アドバイスが欲しいわけでもない。
それでも、誰かに、抱きしめて欲しいのである。
決して日常生活に不満があるわけではない。楽しく生活している。恵まれていると思う。
だけど、それでもぎゅーとしてほしい。
私は周りから1人でも大丈夫そうと言われるが、本当の私はとても弱い。
小さなことをずっと気にしてしまうし、小さな目線の変化とかで勘繰って勝手に疲れている。気の小さい女である。
図太いように、気にしない性格みたいな振る舞いをして周りにそんな印象になるようにしているし、実際そうなっているし。それでいいはずなのに、そうなるように自分で動いたはずなのに、何かが違う。
本当は傷つきやすくて、繊細なくせにデリカシーのない大変困った人間なのだ。
夜にだけ会おうとする人は、会いたい時に会えない。その人に頼らなかっただけ(頼れなかっただけだが)大成功。
美味しいガトーショコラとカフェオレが私にはある。
そんな夜、みなさんはありますか?
きっと私だけじゃないはず。
寂しさに負けそうで、泣きそうで、でも誰に言っていいか分からない。
そんな人がここにもいるはず。