欲望に手を伸ばすことの大切さ。傲慢と善良を読んで。
自分の今1番欲しいもの、したいこと、理想の未来、心からの声。
それをちゃんと聞けているだろうか。
「こうしたいな〜」「こうなりたいな〜」と思っていることはたくさんある。でもそれを本気で叶えようとして、本気で動いたか?抽象的ではないか?
傲慢と善良を読んで、腑に落ちた言葉があった。
「結婚がうまくいく人たちは、自分のビジョンがはっきりしています。」
こんな家庭を持ちたい、こんな生活をしたい。そのために結婚がしたい、あなたとしたい。となるのかなと考えていた。
確かに、いい人いないかな〜とゆるく出会いを探しているときはそんなにうまくいかない。気がする。
自分の夢や目標もそうだ。
理想の自分の未来が明確でなければ、そのための計画や行動はとりにくいだろう。
私は不安な未来に対して、自分のビジョンと照らし合わせて、欲しいものに手を伸ばす努力をしたか?ちゃんとこれが欲しい、これがしたいとはっきり見えているのか。
それが出来ていないのに不安だと言うだけでは、もし道がそれそうになっても修正できなくなってしまうのかも知れない。
今の私に必要なことは、自分の欲しいもの、心の声を聞いてあげること。そうならないのが不安なら、それに向けて行動を起こしていくこと。
行動しないで部屋でうずくまっているだけだから、不安になるのだ。
欲しいものに手を伸ばす。欲望に正直に。
一度きりの人生だからしたいこと全部やっていこう。
そして、その欲しいものに対して本気で向き合うこと、本気で取りに行くこと。
欲しいと願わなければ何も始まらない。やはりここが大切だったんだ。
傲慢と善良を読み終えて、たくさんの感情、自分の弱いところと向き合うことになった。登場人物の弱いところ、見えてくる面が自分ととても重なっている気がして、自分のことを言われている見たいでゾッとした。怖かった。でもそれが自分の本当の気持ち。
自分の人生、遠慮なんてしないで欲しい物を取りに行こう。そう思った土曜の朝。