【TOEIC対策】イギリス英語対策は必要か?
こんにちは〜!
りこです(^^)
本日は、TOEICにおいてイギリス英語対策は必要か、というお話です。
まず前提として、TOEICのリスニングではアメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアの4ヶ国の英語が使われています。
アメリカ英語は、日本でもハリウッド映画や海外ドラマなどで馴染みがありますよね。
カナダ英語は、アメリカ英語に似ています。
オーストラリア英語は、オージーイングリッシュと言われ、イギリス英語に近いです。
日本の教育はアメリカ英語なのでイギリス英語を苦手とする方が多いです。
ただ結論から言うと、
TOEICにおいてはイギリス英語対策は特段不要
です。
そこに時間を割くのは効率的ではないです。
とはいえ、特徴については知っておく方がよいので、以下を参考にイギリス英語の特徴を理解してもらえたらと思います。
《イギリス英語の特徴》
① Rの音が弱い
アメリカ英語では、Rの音は舌を巻いてしっかり発音しますが、イギリス英語のRは控えめです。
例) door アメリカ→ ドア〜【dɔːr】
イギリス→ ドー【dɔː(r)】
イギリス英語を速く感じるのは、このようにRの音が弱く発音が短くなるからです。
② Tの音をしっかり発音する
アメリカ英語では、母音に挟まれたtは「ラ」や「ダ」に変化しますが、イギリス英語ではtの部分をしっかりと「タ」で発音します。
例) little アメリカ→リロー
イギリス→リトー
③ can'tの発音が「カーント」になる
[can’tの発音]
・アメリカ英語:「キャント」【kænt】
・イギリス英語:「カーント」【kɑːnt】
④ローマ字読みをする
例えば、ローマ字の“a“は アメリカ英語では「エァー」(“æ”)のように発音することが多いですが、イギリス英語では日本語の「ア」に近いです。
例) staff アメリカ→ステァーフ
イギリス→スタッフ
また、ローマの“o“はアメリカ英語では「ア」に近い形で発音されますが、イギリス英語では日本語の「オ」に近いです。
例) stop アメリカ→スタップ
イギリス→ストップ
イギリス英語の母音は日本語の発音に近いですね。
また、イギリス英語が聞き取りづらい理由として、アメリカ英語と発音が異なる英単語があるためです。
それらについていくつか紹介しますね。
アメリカ イギリス
either イーザー アイザー
schedule スケジュール シェジュー
direction ディレクション ダイレクション
vase ヴェィス ヴァーズ
tomato トメートゥ トマートー
その他にもアメリカ英語とはスペルが違ったり、そもそも使う単語が違ったりします。
例えば、colorはcolourと書いたり、「映画」は、theaterではなくcinemaを使ったりします。
無理して覚える必要はないですが、「こんな違いがあるんだな〜」くらいに思ってもらえればOKです。
最初にも言いましたが、TOEICの試験においてイギリス英語対策をわざわざする必要はありません。
BBCなどを聴くよりかはTOEICの公式問題集で繰り返し勉強する方が効率的です。
TOEIC対策について何か質問などありましたら、ぜひコメントください(^^)