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#下ネタ
詩「配慮が追いやられた、夜」書きました。
「配慮が追いやられた、夜」
凪に傷ついた夜だった
夏をナイフで刺してみて
突き刺したフォークの隙間から
マグマが溢れた日だった
自転車を静かに走らせていく
黄色い凸凹の上には雑草が鬱蒼と茂っている
ダイバーシティもあったもんじゃないと
夕暮れが静かに薫る信号機の下で
ぼんやりと
わかったような口を聞いて
杖を持つ手が怪訝そうに
白い目で訴えてきた
自転車の急ブレーキがかかる
必要とされな
詩「純色との思い出」書きました。
「純色との思い出」
蒸し暑い日のことだった
救世主が小屋にやってきた
仕立てのいいシャツを着ていた紳士は
私の実態を見透かしていて
学んだ色たちが実りを成していった
ここからようやく抜け出せるのかと
期待で胸が膨らんでゆく
しかし
オーダーメイドのカスタムで
1ヶ月待たされた
(まだ、終わらないのか)
気が気でなかった
はやくその服を着たくて仕方なかったのに
薄手の服を欲する頃、
救世主の
詩「不全の縮図」書きました。
「不全の縮図」
空気が読めなかった
身勝手な焼ける煙に顔をしかめながら
洗濯物を入れ込み、分厚い窓を閉めた
快晴なのにも関わらず
込み上げてくる雨雲に蓋をしながら
扇風機を回した
その時だった
能面のような雹が飛び出して
静まった飛礫が襲いかかってくる
急所を守りながらどうにか
嵐が去るのを待った
雹はようやく我に返り
拳を赤くなるまで握りしめて
見えない帰路についた
貴方のために買っ