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れおゴリラのエッセイ

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最悪の朝カフェ。

最悪の朝カフェ。

前から行ってみたかったカフェがあった。

僕が、よく行くカフェの本店。

朝の7時から深夜23時まで営業している。

前日から行くことを決めていた。

朝のカフェは、静かで作業に集中することが出来る。

8時過ぎに店に着いた。

店員は、若い女性二人だった。

二階席もあると言われたので、二階へ。

窓側の席に座った。

モーニングのトーストセットを頼んだ。

はちみちバタートースト、サラダ、ゆで

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旅の終わりに物思いにふける。

旅の終わりに物思いにふける。

僕は、いつも旅の終わりに、1人で物思いにふける。

11/23(土)から27(水)の本日まで、彼女に会う為に台湾に行っていた。

飛行機が苦手な僕は、台湾に行くまでも一苦労する。

台湾への往復も、命懸け。

充実した5日間を過ごせたと思う。

しかし、帰路につくと決まって色々な後悔・反省が押し寄せて来て、胸が締め付けられる。

「彼女ともう少し写真を撮っておけば良かった」、「なぜあの時に余計な一

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僕は、究極のドM。

僕は、究極のドM。

僕は、歯科医院に勤務している歯科医師。

勤務時間は、10時から21時で、週三休み。

仕事の日は、朝から夜遅くまで、ほとんど休みなしで働き続ける。

診療時間を押してしまう日もある。

診療時間を押すことで、スタッフから陰口を言われることも多々ある。

そんな時は、懺悔のお菓子配りだってする。

患者さんからNGを出される日もある。

これは、かなり精神的なダメージを受ける。

アポがパンパン過

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気付けばコメダ珈琲に6時間もいた。

気付けばコメダ珈琲に6時間もいた。

今日は、休日だったが職場のセミナーやミーティングに参加させられた。

11時半頃から14時頃まで時間を奪われた。

その後、職場近くのコメダ珈琲に行った。

コメ牛の看板が目に留まった。

デカデカと書かれた「コメ牛isBACK!」に目が釘付けになった。

恥ずかしながら、「コメ牛」というワードは初耳だった。

話のネタに食べておこうと思った。

コメダのバーガー系は、逆写真詐欺なのでコメ牛の並と

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とある喫茶店のバタートーストについて。

とある喫茶店のバタートーストについて。

僕は、バタートーストが好きだ。

子供の頃から好きだった。

近所に静かなカフェがある。

呼び出しベルの音が異様に大きいこと、従業員同士の雑談が大声な時がある事を除いては、おおむね満足していた。

集中して勉強や読書をしたい時は、決まってそのカフェに行く。

90分制で、その後は追加で料金が加算される。

常に時間を意識出来るので、このシステムを気に入っている。

一杯のコーヒーだけで永遠に過ご

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LE LABO代官山で念願のGAIAC10を購入した話。

LE LABO代官山で念願のGAIAC10を購入した話。

僕は、関西に住んでいる。

LE LABOという香水ブランドには、都市限定の香りが存在する。

9月の1ヶ月間は、世界中の都市の香りが、どこの店舗でも購入出来る。

9月のある日、関西の店舗で東京限定の香り、「GAIAC 10」をムエットに噴射して貰った。

その時は特に欲しいと思わなかったが、部屋に帰ってからムエットを匂うと、目が飛び出る程に良い匂いがした。

「なんじゃこの匂いは!!!」

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文房具の魔力

文房具の魔力

今週末、友人の結婚式に参列する。

結婚祝いを入れる為の、ご祝儀袋を買いにLOFTへ。

色々な種類のご祝儀袋を前に、どれにしようか悩んでいた。

オススメの商品が紹介されていたが、ここは自分のセンスで選びたいと思った。

所狭しと置かれていたご祝儀袋を、端から端まで三周ほど見渡した。

自分の中で、光って見える商品がいくつかあった。

その中から、ベストだと感じた品を直感で選んだ。

同じフロア

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床屋で受けた新人のシャンプー。

床屋で受けた新人のシャンプー。

僕は、10〜14日に1回のペースで、行きつけの床屋で散髪している。

その床屋に、最近若い男が入った。

マスターに聞くと、理容専門学校に通っている学生で、バイトで働いているとの事。

日曜日に行くと、かなりの頻度で会う。

いつも、後ろで退屈そうな顔をしているのを、鏡越しに見ていた。

大きなあくびをしている時もあった。

マスターに、その男について聞くと、「全くカットの練習をしない」と言ってい

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本屋でオーラを放つ人。

本屋でオーラを放つ人。

昨日、三ノ宮のジュンク堂に行って来た。

今月、台湾に行くので、旅行雑誌のコーナーから回った。

お盆休みなので、かなり混んでいた。

子供が大声で叫んでいた。

衝撃的な光景を目の当たりにしたのは、自己啓発コーナーをブラブラしていた時だった。

カートに乗せた二つのカゴに、本を投げ捨てる様に入れていく男性がいた。

その人は、本を手に取ると、パラパラと数ページをめくっては、カゴに投げ捨てていた。

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朝カフェでの「ほろ苦い出来事」。

朝カフェでの「ほろ苦い出来事」。

7時頃に目覚めて、スタバへ。

まだシャッターが半分閉まっていた。

8時になって、シャッターが上がり開店した。

初めてスタバに1番乗りした。

アイスコーヒーと、あらびきソーセージパイを注文した。

明日が父の誕生日なので、プレゼントについて悩んでいた。

プレゼントは、電動シェーバーか電動歯ブラシに決まった。

右隣に4人組のママ友がやって来た。

大声で雑談をしていた。

読書を始めたが、

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ラプンツェルになった人。

ラプンツェルになった人。

今さっき、ラプンツェルがいた。

髪の長さは、お尻の下辺りまであった。

そのあまりの髪の長さに、凝視してしまった。

目が離せなかった。

その理由は、もう一点あった。

それは、白髪で真ん中辺りは、黄色味を帯びていたから。

やむなき理由があって、ラプンツェルになったのだろうと考察した。

おわり。

終電の地獄絵図。

終電の地獄絵図。

先日、仕事終わりにジムに行って来た。

その日は、勤めている医院の理事長のパーソナルトレーナーをした。

理事長が帰られてから、胸トレを始めた。

ベンチプレス、インクラインスミスバーベルプレス、ペックフライの三種目で大胸筋をパンパンにパンプアップさせた。

気付けば0時を回っていた。

筋トレをしていると、時間は一瞬で過ぎ去る。

シンデレラでも何でもない、ただのゴリラは急いで駅に向かった。

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新年早々、悪夢をみた。

新年早々、悪夢をみた。

タイトル通り、新年早々に悪夢をみた。

悪夢の内容は、父がステージ4の膵臓ガンで余命宣告をされるというもの。

ろくに親孝行もした事がない僕は、後悔に打ちひしがれた。

実際の父は、気が小さくて、病気が発覚するのが怖いので検査を受けない。

しかし、夢の中の父は、余命宣告されているのに凛々しい顔をしていた。

そこに何か違和感を感じながら目を覚ました。

目を覚まして、とりあえずホッとした。

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映画館とポップコーン。

映画館とポップコーン。

みなさんは、映画館で映画を観る時に、ポップコーンを買いますか?

僕は、買わない。

ポップコーンを食べながら鑑賞すると、映画に集中できなくなるから。

映画を観る時は、スクリーンから一瞬でも目を離したくない。

それくらい真剣に映画を観る。

隣に来た人が、激しい咀嚼音でポップコーンを食べている時は、無性にイライラする。

大抵そういう人は、ポップコーンを取る時の音も、ガサガサとうるさい。

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