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北海道日記(2015-2016)

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記事一覧

北海道日記(29)

(前回までのあらすじ)スケートを見ました。

夕方から親睦会に参加しました。前田さん、土屋さん、中藤さん、山谷さん、畠山さん、池田さん、南出さん、Iさん、Hさん、道庁のOさん、僕、奥さん、子ども、というメンバーです。Iさんのはからいで、奥さんと子どもも参加させてもらえました。ありがとうございます。
店員さんが、スマホを使って注文を取っていました。髪型もミュージシャンのような感じの人が多くて、おしゃ

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北海道日記(28)

(前回までのあらすじ)やっぱり名刺は必要でした。

開場したので、劇場内に入りました。今日は奥さんと子どもも観劇します。席の案内をしていた学生さんが会釈をしてくれたので、「子どもの集中力が切れて騒ぐかもしれませんが、多めに見てやってください。」の意味を込めた会釈を返しました。伝わらなかったと思います。
昨日は上手側で見たので、今日は下手側に座りました。客入れの音楽が昨日と違って、大衆居酒屋の有線の

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北海道日記(27)

(前回までのあらすじ)気まずいエレベーターに乗りました。

テレビ塔を降りて奥さんと子どもと別れ、一足先にかでる2.7へ向かいました。コンビニでおにぎりを買い、雪まつりの準備を横目に見ながら歩き食いしました。進撃の巨人っぽい雪像を作っていました。

横断歩道の信号待ちできょろきょろしていると、歩いている人に見覚えがありました。でもすぐに名前が出てこず、ひたすら目で追っているうちに先方も僕に気づき、

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北海道日記(26)

(前回までのあらすじ)ペイチャンネルが見れませんでした。

朝、8時頃に起きました。カーテンをあけると、きれいな青空が見えました。快晴です。雪一つ舞っていませんでした。簡単に身支度を済ませ、朝食バイキングを食べにレストランへ行きました。
レストランはそこそこ混んでいたのですが、去年同様、半分以上は中国の方のようでした。ウェイターが器用に日本語と英語と中国語を使い分けていました。余裕の笑顔です。

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北海道日記(25)

(前回までのあらすじ)豆が降りました。

劇場を後にし、雪道をホテルまで歩きました。ちょっと遠回りになるけれど、赤れんが庁舎の方を通って帰りました。歩道と車道の境目や、十字路の角に、こんもりと雪が積もっていて、誰も歩いていないから足あともなく、表面が食べられそうなくらいふっくらして見える部分を、子どもが「あははははははははははは」と土足で走り回りました。地元の方にとっては当たり前なのでしょうが、子

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北海道日記(24)

(前回までのあらすじ)道庁のOさんの本名が思い出せませんでした。

劇場内に入りました。座席の案内を、「北海道教育大学岩見沢校芸術文化コースアートマネジメント音楽研究室」の学生さん達が行っていました。去年のリーディングの時から、この学校の学生さん達が公演に関わっていて、北海道舞台塾のブログやフェイスブックで宣伝活動を行ってくれていたのです。北九州にいても稽古の様子が気になって仕方がなかったので、毎

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北海道日記(23)

(前回までのあらすじ)美女の居眠りを見ました。

札幌駅に着くと、17時50分でした。開演まであと1時間ちょっとしかありません。大急ぎでホテルに向かいます。地下道はうまく把握できていなかったので、外に出ました。1年ぶりの札幌です。感慨深さに浸るかと思いましたが、時間に追われてそれどころじゃありませんでした。子どもは雪を見てテンションが上がり、雪とじゃれ始めました。そんな余裕は全くないのですが、これ

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北海道日記(22)

(前回までのあらすじ)写真を5枚もらいました。

おじさんのおかげで随分時間がつぶせたので、飛行機の搭乗口に向かいました。搭乗ゲートのチェックを受けるため、僕はポケットからカギやスマホを取り出しました。その時、名刺を持ってくるのを忘れたことに気付きました。今さらどうしようもないのであきらめ、ゲートをくぐるついでに上に着ていたダウンのジャンバーも脱ぎました。すると奥さんが、「あれ、ジャケットは?」と

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北海道日記(21)

(前回までのあらすじ)結果オーライでした。

搭乗手続きを済ませ、大きい荷物を預けると、飛行機の出発まで2時間半ほどの余裕がありました。福岡空港をうろうろしました。
まず、4階の展望デッキに行きました。去年、奥さんと子どもは福岡空港まで見送りに来てくれて、その時も展望デッキに上がりました。展望デッキに行く3階から4階の階段の所にガチャガチャがあって、それを子どもがやりたいと言いました。奥さんも、飛

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北海道日記(20)

※この日記は、2016年の2月ごろに書いたものです。

1月末に北海道に行きました。呼んでもらえたからです。たぶん呼ばれなくても行きましたが、呼んでもらえたのでありがたく行きました。
「悪い天気」という作品を書いたのですが、2014年末に北海道戯曲賞の大賞をいただきまして、その舞台作品が今年の1月末に上演されたのです。終演後のアフタートークに呼んでいただけたので、行きました。
ただ、僕だけじゃなく

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北海道日記(19)

(前回までのあらすじ)クロワッサンを黒こげにしました。

札幌駅は朝から人がたくさんいました。電車も混んでいて、新千歳空港までずっと立っていました。
空港につきました。空港ってこんなに混雑する所なのかとびっくりしました。搭乗手続きの有人カウンターがごった返しています。午前中の便がかなり欠航していて、乗り換えの手続きをしようとしている人があふれているのです。これに並んでいたらスープカレーなんて食べら

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北海道日記(18)

(前回までのあらすじ)打ち上がりました。

とうとう最終日です。この3週間くらい、仕事と日記にしか力を入れていません。日記書かずに戯曲書いてればよかったと思いました。でも、日記書きたかったんだからしかたありません。

9時過ぎに起きました。昨日よりさらに30分くらい遅い起床です。どんどん堕落しています。昨日は打ち上げで4時頃まで起きていたので、それでもけっこう無理して起きました。飛行機が飛ぶかどう

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北海道日記(17)

(前回までのあらすじ)公演が終了しました。

打ち上げに誘っていただけたので、ほっとしました。お店に行く時にも雪は降っていて、道はけっこう大変なことになっていました。初めて除雪車を見ました。除雪車とセットで、ダンプカーが数台、路肩に止まっていました。雪をダンプカーに積んで、山とかに捨てに行くのだそうです。一緒に歩いていた学生さんが教えてくれました。前田さんが「雪祭りの時とかは、雪像に利用したりしな

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北海道日記(16)

(前回までのあらすじ)昼の公演を見ました。

楽屋に戻りました。今日もお弁当を用意していただいたので、ありがたくいただきました。夜、おそらく打ち上げがあって誘っていただけると思うのですが、誘われない可能性も考慮して、しっかり食べました。学生さんたちも楽屋に休憩にきましたが、昨日同様、人見知りを発揮したので全くしゃべりませんでした。窓から雪の影がちらついているのが見え、前田さんが「明日、飛行機飛ぶか

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