「エクソシスト」に対する東アジアからの答えがこれだ!『哭声/コクソン』
韓国映画が隆盛を迎え何本か拝見したがぼくが一番ハマった作品である「チェイサー」の監督であるナ・ホンジンが脚本も務める本作、まず一言申し上げるのは本当に素晴らしいエンターテインメント作であるということです。冒頭の田舎警官のクァク・ドウォン一家の微笑ましい様子から始まり、だんだんと恐ろしい事件のあらましがわかっていきます。ただの幻覚植物による錯乱による殺人だと思われていた事件がひたひたとクァク・ドウォンに近づいていく流れがとても素晴らしく観客もこの地獄に引きずり込まれていきます