医療キャリア支援

理学療法士 ❘ 中高等学校教諭(保健体育)❘ キャリアコンサルタント ❘ 医療福祉業…

医療キャリア支援

理学療法士 ❘ 中高等学校教諭(保健体育)❘ キャリアコンサルタント ❘ 医療福祉業界へキャリア支援をしていきたい! キャリアや教育、医療業界の苦悩、転職などについて書いていきます。 医療福祉業界にいる方、特に勉強や仕事に夢中になれない方は一緒に学びましょう!

最近の記事

  • 固定された記事

理学療法士で20年、これからは・・・

自己紹介 性別:男 年齢:46歳 家族:妻と子供2人 趣味:堤防釣り、料理 資格:中高等学校教諭(保健体育)、理学療法士、キャリアコンサルタント 経歴  大学病院時代 ~超急性期のリスク管理と疾患理解を学ぶ 5年間  回復期病院  ~家屋調査や外出訓練、インソール作成などを学ぶ          デイサービスへの出向や他病院での勤務も経験          ここで所属長になる(50名のスタッフ)  新規病院   ~新規病院の立ち上げ          常に新人の

    • 子育ても人材育成も同じ。人を育てるポイントとは?

      今、私は2児の父親です。 日々、仕事と子どもの成長に関わっています。仕事では理学療法士として働きながら、キャリアコンサルタントとして医療業界を中心に人材育成の助けをしていきたいと試行錯誤中です。 その中で、子育ても人材育成も同じポイントがあると気づきました。本日はそのポイントについて書いてみようと思います。 どんな人に育って欲しいのか 子育ても人材育成もどんな人に育って欲しいのか、というイメージ像があると思います。それぞれの親や企業によってイメージ像は違うと思います。 し

      • 起業の道に踏み出して、改めて思った良かったこと

        自分の20年以上のキャリアを振り返り、病院勤めを辞めたのが去年の12月。 そして去年と今年は、今までの20年間の合計よりも多くの時間を自分と向き合うようにしました。そして歩み始めた起業への道。 もちろん苦難はある。色々ある。 だけど、良かった事が多くある。 人によって何が良いかは変わるけど、自分なりの良かったことを書いてみました。 本当にやりたいことに集中できる 当然ですが、どんな業務をするのかは、自分がやりたいことになります。勤めている時は、上の方針やその時の問題対応

        • 医療従事者には知っていて欲しい。聴くことでの回復支援。

          私は理学療法士として病院に20年程度勤務していました。医療分野で働いていると、「傾聴」という言葉は頻回に出てきます。 傾聴の技術が本当に出来ているのか? そもそも聴くことで何が変わるのか。 傾聴をすることの目的は何? そんな疑問が出て、自分なりに調べ、考えてみました。 傾聴のイメージと一般論 私もカルテ内に「傾聴していく」などの文言を書いていた記憶があります。その当時は傾聴できていたのかというと全く出来ていなかったです。ただイメージのみでやっていたに過ぎません。

        • 固定された記事

        理学療法士で20年、これからは・・・

          人に気を使うから疲れる。本当に気を使っているのは自分じゃない?

          仕事が終わった時や、仕事に行く日の朝はどのような感情が心の中にありますか? 仕事が終わった時 ・開放された~ ・自分の好きなことができる! ・ようやく終わった。 仕事に行く日の朝 ・できれば行きたくない ・休みであればいいのに ・しょうがないから行くか なんだか、仕事は非常に疲労するもの。身体的な疲労感もそうだが、特に精神的に疲労する。それは人に気を使うからだろう。本当にそうだろうか? 人に気を使っている? 「サザエさん症候群」って聞いたことがありますか?日曜日の夜

          人に気を使うから疲れる。本当に気を使っているのは自分じゃない?

          理学療法士の仕事は好きだけど・・・この”だけど”の心理状態

          理学療法士として勤めていた中で、部下から相談された時よく聞くセリフの一つは、 「理学療法士の仕事は好きです。だけど・・・」というセリフ。 仕事内容としては嫌いではない。ということ。 でも決して没頭するくらい、夢中になるくらい好きでたまらないということではないです。「好き」というよりは「嫌ではない」に近いと思います。 なぜこのようなセリフを多く聞くことになるのか。最近の自己理解を通して気付いたことも含めて書いてみようと思います。 「好きですけど」の意味 この「好きですけ

          理学療法士の仕事は好きだけど・・・この”だけど”の心理状態

          楽しく仕事をしたい。医療職の特徴と自分の失敗経験からの学び

          私は病院に約20年つとめてきました。その中で、いきいきと働いていると感じる人は1割に満たないかな・・・と感じています。イライラしている人、疲れ切っている人、ビクビクしながら働いている人。 私は今、非常勤として理学療法士を続けながら、副業で違う収入の軸を作ろうと必死にもがいています。そのため、病院外の働く人との接点が増えました。そして、やっぱり感じました。病院で働いている人の躍動感はものすごく低いと。 キャリアコンサルタントの資格を取得し、キャリアについて考え、知識を増やし

          楽しく仕事をしたい。医療職の特徴と自分の失敗経験からの学び

          自分が出来そうなことより、まずはやりたいこと、やりたくないことを考える

          職場で、「今年度の目標を書いて提出してください」と言われるとします。どんな目標を書こうとするか考えてみてください。 達成可能な、数値化できるもので、上司が納得しそうなもの・・・ あーーー、面倒! こんな風に思っていませんか? 目標を決めるのがストレスになる。これって考えてみると辻褄が合わないと思いませんか? 今回は仕事選びや今後のキャリア、目標設定などに関わる「出来ること」と「やりたいこと」について書いてみようと思います。 自分が出来そうなこと 職場で他の人の目標を

          自分が出来そうなことより、まずはやりたいこと、やりたくないことを考える

          医療職の人に自己実現を考えてもらう前に整えるべきコト

          理学療法士で20年以上働き、役職者として部下との目標設定面談も多く経験させてもらった。 その中で、本当にやりたい事が分かっていない職員が多いと感じた。仕事の目的は何か。何を成し遂げたいのか。 医療職に仕事人生設計の支援が必要と思い、キャリアコンサルタントの資格を取得した。今後は医療職へキャリア支援を提供していこうと活動中である。 しかし、すべての人が仕事の目的について考えられる状況なのだろうか。医療職ならではの環境が、自己のキャリアを考えることを困難にしているかもしれないと思

          医療職の人に自己実現を考えてもらう前に整えるべきコト

          理学療法士になって何を成し遂げたいですか?仕事人生を描いてますか?

          自分も理学療法士としては、20年以上が経過し、子供も進路を考え始める年齢になってきました。自分の周囲でも同じように進路に悩んでいる子供を持つ親御さん達が多くいます。 「理学療法士になりたいらしいです」 相談される事も多くなってきました。その時に必ず聞いてみて欲しいと頼むのは「理学療法士になって何をするの?」ということ。 自分のしくじりも含めて、これがとても重要だと思います。 自分がやりたい!というよりも、理学療法士として勉強すべき、学会発表すべき、良い後輩でありたい、良い先

          理学療法士になって何を成し遂げたいですか?仕事人生を描いてますか?

          理学療法士になって良かったこと、悔やんでいること

          現在、理学療法士の国家試験合格者は年間で約1万人と増え続けています。その中で、増加してきているのが、今後の理学療法士の将来性についての心配事。給与面は安定しているの?理学療法士で一生涯を勤め通せるの?など様々な悩みを多く聞きます。 今回は理学療法士として20年以上経験してきた自分の考え(私見です)を書いてみようと思います。 理学療法士になって良かった事 20年間の理学療法士人生で、大学病院、インソールを取り入れている病院、新設病院の立ち上げなど様々な経験をさせてもらった。

          理学療法士になって良かったこと、悔やんでいること

          医療業界にキャリア教育は必要ないの?医療現場での目標管理のリアル

          私は今まで大学病院やケアユニットなどの病院を転職してきたが、どの病院でも目標管理制度があった。そして、普段あまり会話のない上司と目標について話すのが10分~20分程度。書いた目標が良い・悪いについて話し、要望があれば書き直す。その作業や工程すべてが憂鬱だった。 目標を決めたり、上司に修正されたりすることは何のため?そんな疑問に答えてくるれる人は周りにいなかった。 目標設定と面談。これは必要なの? そんな疑問について書いてみようと思います。 目標管理の本質 企業で目標管理が

          医療業界にキャリア教育は必要ないの?医療現場での目標管理のリアル

          理学療法士として定年まで働けますか?それとも・・・

          近年の日本は労働人口の減少によって、労働力確保の対策として定年の延長が政策としてとられている。将来的には70歳までの定年も視野に入ってきている。 理学療法士は動作を誘導したり、介助したり、転倒しそうになれば支えるなど体力がある程度必要な職業である。 もし定年が70歳まで引き上げられた場合、理学療法士として定年まで勤めあげることが出来るのだろうか。自分が真剣に考えた結果の行動も含めて書いてみました。 定年になる理学療法士のモデルが少ない 日本で理学療法が広まってまだ短いため

          理学療法士として定年まで働けますか?それとも・・・

          医療従事者は安定・安心の職業?副業を考えてみよう。

          自分が医療職になる時には、 「資格を取れば、一生安定な職業」 と言われてきた。 25年前ですが。。。 今はどうでしょうか? 少子化、医療費の増大、物価高騰 人口減少、様々な社会情勢の変化が あり、医療職は安定な職業なのだろうか。 医療職の給与は国がコントロール 日本では国民皆保険制度のため、 社会保険料として所得から保険料が 差し引かれますが、それだけでは足りません。 そのため、約4割は税金から賄われています。 超高齢化社会で、自己負担が少ない世代が 多くなり、働く世

          医療従事者は安定・安心の職業?副業を考えてみよう。

          物価が高騰。もっと稼がなくては。そもそも何にお金を使うため?いくら必要?

          最近の物価高騰で更に収入の増加を 切望する人が増えているのではない でしょうか? でも自分の周りの人たちは、 食費を切り詰めるほどの貧困に なっている訳ではない。 なぜ、収入を増やしたいのか。 なぜお金が欲しいのか。 ちょっと考えてみました。 お金はあればあるほど良い? お金は無いよりある方が良い。 当たり前ですよね。 お金があれば出来ることが 多くなると思うので。 ではいくらあれば良いのだろう? 自分に最適なのはいくらだろうか? 具体的に考えてみる。 その根拠は・

          物価が高騰。もっと稼がなくては。そもそも何にお金を使うため?いくら必要?

          自分の価値観は何だろう。見つける方法5つを紹介

          価値観は自己分析や自己理解に 必ず出てくる言葉です。 以前に価値観について書いてきました。 本日は自分の価値観を知っていく 方法について5つを紹介したい と思います。 1.価値観カードソート カードに価値観が書かれており 自分で選択していくタイプ。 方法は様々で、一人で実施するもの、 数人で実施するものがある。 10~20枚のカードを選択し、 そこから更に5~10枚程度に絞る。 最終的に残ったカードが なぜ残ったのか、考える・説明する。 代表的な価値観が書かれている

          自分の価値観は何だろう。見つける方法5つを紹介