マガジンのカバー画像

自己キャリア開発

430
自分自身のキャリアをより良いものにするためには、「刃を研ぐ」必要がある。 そんな、「刃を研ぐ」のに有用な情報を書いた記事をまとめた。 各種セミナーに参加した折のレポートも多数含む。
運営しているクリエイター

#note毎日更新

「社風」を考える

「社風」を考える

スケジュール的に無理があると
思いつつ、面白いことが分かって
いたので無理を押してセミナーに
昨晩参加してきました。

ブルネロ・クチネリの
『人間主義的経営』読書会で
ご縁をいただいたHOP株式会社の
経営者・岩崎春夫さんと畑敬子さん。

そのお二人が行かれていた
欧州視察の報告会に、
「概念思考ワークショップ」という
非常に面白いワークを組み合わせた
セミナー(ワークショップ)が、
表参道にあ

もっとみる
「プランドハップンスタンス」をリアルに感じる

「プランドハップンスタンス」をリアルに感じる

クランボルツ教授の説いた
「プランドハップンスタンスセオリー」
日本語にすると「計画的偶発性理論」
というものがあります。

過去にこのnoteでも何度か触れた
ことがありました。

このセオリーの肝を
ChatGPT先生に整理してと頼んだら、
以下の通り端的にまとめてくれました。

キャリアは予測不可能
未来のキャリアは完全には計画できず、
偶然の出来事が重要な役割を果たす。

偶然を活かす姿勢

もっとみる
認知的自由の確保

認知的自由の確保

AIの進化が著しい昨今ですが、
身体拡張技術の方の進化も
すごいものがありますよね。

映画『AVATAR』や『スターウォーズ』
シリーズに見られるような技術が
どんどん現実のものになっています。

例えば、「考えるだけ」で義手や義足を
操作できる技術をイメージすると
分かりやすいでしょうか。

ただ、脳と機械の接続により、
思考を読み取られてしまったり、
思考を操作されてしまうような
リスクもあ

もっとみる
チームづくりの要諦

チームづくりの要諦

昨日に続き、『致知』3月号からの
学びを共有させてください。

本号の特集は、
「功の成るは成るの日に成るに非ず」
がテーマでした。

この言葉は、宋代に『管仲論』を著した
蘇老泉が語ったもの。
人が成功するのは、
ある日突然成功するのではなく、
すべて平素の努力の集積による
という意味合いです。

その冒頭を語る記事が、
「最高のチームをつくる要諦」と題し、2023年WBC侍ジャパンで
ヘッドコ

もっとみる
真理は一つ、切り口は多様

真理は一つ、切り口は多様

月刊『致知』2025年3月号から、
気になった記事を取り上げて、
自分の学びを深めたいと思います。

愛知専門尼僧堂の堂頭である
青山俊董先生は、
『致知』ではおなじみの顔。

彼女の[巻頭の言葉]に、
感銘を受けました。

余語翠岩(よごすいがん)老師の
言葉として紹介されていた
「真理は一つ、切り口の違いで争わぬ」
というのがそれです。

真理というのは、常にそこにある
茶筒のようなもので、

もっとみる
「ユーチュー婆」に見る、働くことの意義

「ユーチュー婆」に見る、働くことの意義

今や日本は「高齢化社会」のステージを
過ぎて、「高齢社会」と言われています。
どんどん高齢化が進んでいる、という
よりも、既に高齢の方々が一定の割合を
超えているということです。

そのような状況下、海外から人を取ら
ねば労働力が足りないということで、
東南アジアを中心とする国々から、
日本へ出稼ぎに来てくれる人たちに
頼るような状態が続いています。

しかし、今回の「103万円の壁」問題
でも分

もっとみる
マーケティングを、人生という「旅」のお供に

マーケティングを、人生という「旅」のお供に

今日から早くも2月が始まりましたね。
皆さんは、1月を有意義に過ごすことが
出来ましたか?

私自身は、年初に設定した今年の
目標を達成しようと日々格闘して
いるうちにあっという間に1月が
終わってしまいましたが、
お陰様でほとんどのことは何とか
予定通りに進められています。

ところで、「人生」は、色々なことに
例えられることがよくありますよね。

例えば、旅。
「人生は旅のようなもの」
「目的

もっとみる
「そもそも」を活用した解決フレームワーク

「そもそも」を活用した解決フレームワーク

昨日の記事で、「抑々塾」をご紹介
しました。

この「そもそも」という言葉、
学生時代から大変にお世話になり、
今も良きパートナーとしてとても
重宝している言葉なのですよね。

法学部を経て、大学院で法学修士まで
取らせてもらった学生時代、
今は裁判官として活躍中の旧友から
教わったフレームワークを、
未だによく使わせてもらいます。

何かしらの対立が起きて、決着を
つけなければならない事案に際し

もっとみる
そもそも「会社」とは何か?

そもそも「会社」とは何か?

昨年11月に、ブルネロ・クチネリの
『人間主義的経営』という本を読み、
翻訳者である岩崎春夫さんご本人が
参加される読書会に出席するという
機会を得たことをここでも書かせて
もらいました。

その岩崎さんが、ご自身がCOOを務めて
いらっしゃるHOP株式会社の主催による
「抑々塾」にて、「会社とは何か」を
テーマにお話しになるということで、
きっとまた興味深いお話が聞けるはずと
ばかり、いそいそと

もっとみる
人事評価で活用される「SBIモデル」

人事評価で活用される「SBIモデル」

日本の企業は、会計年度が4-3月の
サイクルとなっているところが多いと
思われます。

これに対して、私がこれまで勤めた
外資系企業の会計年度は、
4-3月もあるにはありましたが、
7月始まり、9月始まり、11月始まり
などなど、全くもってバラバラ。

そして、今勤めている会社は、
カレンダーと同じで1-12月という
会計年度となっています。
つまり、昨年度が締まったばかり。

年度が締まると、お

もっとみる
子育て/部下育成でNGな「3つの言葉」

子育て/部下育成でNGな「3つの言葉」

国内最大規模の経済ニュースプラット
フォームである「NewsPicks」。
登録して以来、恐らくは自動的に
「NewsPicks for Kids」のメルマガも
定期的に送られて来ています。

大抵は流し読みして、
すぐに削除してしまうのですが、
直近で配信されてきた内容が

とのタイトル。
何となく気になって
じっくり読んでみました。

これが、他でも聞いたことのあるかも
しれない内容ながらも、

もっとみる
フレームワークを持つことの意義

フレームワークを持つことの意義

昨日は今年初めての日曜日。
毎週日曜日の朝にお世話になって
いる読書勉強会が催されまして、
石井光太郎著『会社という迷宮』の
「統治」の章を主に読み進めました。

漢字にすると「統治」ですが、
昨今の新聞等メディアに出てくる
用語としては「ガバナンス」の方が
より頻度高く目にしますよね。

この本は、会社を経営する中で
ぶち当たる様々な悩みや疑問に対し、
よく使われる数々の言葉の定義や
解釈を解き

もっとみる
なぜマーケティングを学ぶコンテンツを提供するのか

なぜマーケティングを学ぶコンテンツを提供するのか

マーケターとして仕事をし始めて、
およそ四半世紀が経ちました。

20年以上もマーケティングに携わって
いれば、それまでに蓄えた基礎知識や
業務上の経験値などによって、
それなりにマーケティングを語れる
ようになります。

私の場合、日用雑貨や化粧品を中心に、
7社でかなりの数のカテゴリー/商品を
経験してきました。

これによって、
・カテゴリー横断の共通点や相違点を
把握しやすい立場だった

もっとみる
「松岡正剛の千夜千冊」読破プロジェクト

「松岡正剛の千夜千冊」読破プロジェクト

今年から、毎日の日課に加えることに
したこと、それがタイトルに掲げた
「松岡正剛の千夜千冊」を毎日一冊分
読み進めていくことです。

実は、松岡正剛さんご自身は、
昨年惜しまれながらご逝去されました。
しかし、その知的活動の足跡は、
上記のサイトを中心にしっかりと
残されています。

松岡さんのプロフィールを、
上記サイトから引用しましょう。

そして、この「千夜千冊」とは何か?
ということについ

もっとみる