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意思決定基準たち

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仕事や生活をより充実したものにできる、あるいはより効率・効果を高められる、そんな「意思決定基準」を日々打ち立て、あるいは改善していく。
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2020年4月の記事一覧

念入りな準備

念入りな準備

在宅勤務を導入し、少しずつ慣れ
始めたタイミングでの緊急事態宣言。
より一層、在宅勤務の比重を増やす
べくスケジュールの調整を行う日々。
今はZOOM、今後はMicrosoftの
TEAMSにお世話になることが
増えそうだが、どのツールを使うに
しても、オンラインで顔を合わせる
会議やセミナー、交流会、そして
飲み会まで、とにかくその数が
うなぎ上りに増えて来た。

今日も在宅勤務で、3件ほど

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自分を客観的に観る・聴く

自分を客観的に観る・聴く

在宅勤務が続くと、圧倒的に運動不足
に陥る。
これまでも、平日は通勤で歩く程度
だったので、せいぜい一日に5,000歩と
いったところ。
それを週末に取り戻すのがパターン化
していた。
しかし、在宅勤務をした日は、買い物
に出てようやく2,000歩、出ないと
1,000歩にすら達しないわけで、体が
なまることこの上ない。

今日は土曜日、一日ZOOMで研修なの
だが、始まりは10時からだったの

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デマの心理学

デマの心理学

昨今のコロナウイルス蔓延に伴い、
世の中には様々なデマが飛び交った。
そして、今も新たなデマが日々生まれ、
TwitterやFacebookのようなSNSを中心に
広がりを見せている。

これに関して、『広報会議』の記事で
非常に興味深い内容が書かれていた。
筆者は、田代光輝さんという
慶應義塾大学政策・メディア研究科の
准教授。

1952年、つまり約70年も前に書かれた
『デマの心理学

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読書を行動と紐づける

読書を行動と紐づける

毎日のようにZOOMを使うのが
すっかり常態化しているこの頃。
今日は、友人が読書論のセミナーを
開くということで、参加してみた。

テーマは、
「やり直しの読書論」。
どうしても積読が増えがちな自分を
叱咤する意味で、
そして少しでも積読を減らして
「読まなきゃ・・・」という罪悪感、
後ろめたさのようなものを減らしたい、
そんな動機も手伝っての参加だ。

参加人数が6名ということで、多く

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危機下のリーダーシップ

危機下のリーダーシップ

危機にあるときこそ、
リーダーシップのあり方が問われる。

どう進めば良いのか?
何をすれば危機を脱するのか?
誰もが顔を見合わせて困惑する、
そんな場面でこそ、リーダーは
立ち上がらねばならない。

今はまさに世界中が危機真っ只中、
あらゆるところでリーダーシップが
求められている。
特に、政治の世界では、それが
ひときわ目立つところ。

安倍首相のリーダーシップが
散々批判されているが、
批判

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I/O比

I/O比

自分は「勉強」が好きなんだろうな、
と思うことがある。
新しい知識に触れる。
新しい世界を覗く。
何かを「分かった」感覚を得る。
勉強することを通じて、自分自身が
より遠くまで行ける、高いところへ
登れる、そんな感覚が得られるから
なのだろう。

もちろん好きな勉強ばかりではない。
見聞きしてもさっぱり頭に入って
こないものは、取り組んでも面白く
ないし、時間の無駄。

いずれにしても、頭の中をか

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カタカナ語の多用を慎む

カタカナ語の多用を慎む

昨日のセミナーで気を付けたことの
1つに、
「できるだけカタカナ語を使わない」
というのがあった。
マーケティングの世界では、
そもそも「マーケティング」からして
既にカタカナ語である。
そこに、更に勢いよくカタカナ語を
かぶせていくと、初心者にとっては
よく分からない話になりがちだ。

例えば、よく使われるカタカナ語を
思い付きで挙げていってみると、
・セグメンテーション
・ターゲティング

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NLPのVAK

NLPのVAK

マーシャル・マクルーハン。
天津飯(テンシンハン)や
魯肉飯(ルーローハン)の
仲間ではない。
メディア論の大家と言われる人で、
1911年生まれ、もう30年も前に死去
されている方だが、未だに名前が
取り沙汰されることも多い。

昨晩、某研究会の対談企画をZOOMで
拝聴し、マクルーハンのコメントが
引き合いに出されていた。

「耳から来る情報は魔術的。」

「ヒトラーの演説がもしTVを

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自分に対する圧倒的な愛情

自分に対する圧倒的な愛情

Kindle Unlimitedを十分に有効活用
できていないという気持ちが日に
日に高まっていたこの頃。
家族が、雑誌とか漫画、ライトノベル
などを読んでいるので、元は取れて
いると思いつつ、これで読書量を少し
増やそう!との目論見は果たせておら
ず、多少焦りのような気持ちが生じて
いたのだ。

iPad Air を最近購入したものの、利用
するのはほとんど息子か妻。
今日の夕食後、たまたま

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マーケティングとは、ラーメン作りのようなものである

マーケティングとは、ラーメン作りのようなものである

大学生の頃、駅と大学を結ぶ、細く
長い商店街の入り口近くに、営業
時間中は巨大な骨をぶら下げている
ラーメン屋があった。
スープに納得がいかなければ、その
日は店を開けない。
納得のいく出来となったら、看板
代わりのその巨大な骨を軒先に吊り
下げて、営業を開始する。
一条流がんこラーメンというのが
そのお店の名前だったと記憶して
いるが、当然みんな
「骨」
と呼んでいた。

この「骨」に限らず、ラ

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「良い会社」でなく「いい会社」

「良い会社」でなく「いい会社」

伊那と聞くと、中央道で名古屋方面へ走り、
諏訪を越えて更にかなり先。
長野県にある山深い場所である。
子どもたちが幼稚園に通っていた時分、
もう10年から15年も前になるが、その
幼稚園が宿泊施設を保有しており、夏に
お邪魔したことがある。
空気が澄んでいて、星空がとても美しく、
のんびりドライブするにはとても良い
場所だった。

当時、『いい会社をつくりましょう』が
出版されてまだ日が浅かった記

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