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記事一覧
永瀬拓矢九段、自身のASD症状を語る
王将戦挑戦中の永瀬九段のインタビュー ALSOK杯王将戦の開幕前に行われた永瀬挑戦者へのロングインタビュー。なお先週末の第4局では藤井王将相手に永瀬九段が本シリーズ初勝利を挙げ、踏みとどまっている。
そのなかで、永瀬九段が自身のASD症状について語っている箇所が興味深い。ASDは発達障害の一種で、対人関係が苦手という特徴と、強いこだわりという特徴がある。
ASDは人付き合いが苦手とされるが
市井のウクライナ人を取材する若い記者達
トランプとプーチンのウクライナ停戦協議 トランプ再来により、ウクライナという当事者不在で停戦への道筋がラディカルに描かれようとしている。こちらガザからのパレスチナ人追放のような荒唐無稽なトランプ氏の誇大妄想ではない。
ゼレンスキー大統領は、失った土地に固執する素振りを見せず、第三国による安全の保証を強く求めている。これは、かつてのブダペスト覚書がクリミアをロシアから守るのに有効でなかったことを踏
塩水により雌ジカを選択的に誘引する技術開発
国立の研究開発機関である森林総合研究所の研究成果に基づき開発された、塩水により雌ジカを選択的に誘引・捕獲して効果的にシカ個体群を減少させる技術を紹介する記事。
森林総合研究所のWEBページを見たところ、どうやらもととなった研究成果は下記のようだ。
安価で、メンテナンスの手間がかからないことも重要だし、メスを特に誘引できるという効率性でそのメカニズムも研究し解明されているという点も優れてい
寄宿学校というジェノサイド
中国政府によるチベットやウイグルでの民族同化政策の様子を伝える、ニューヨーク・タイムズ記事。かつて朝鮮や台湾に侵略した20世紀前半の日本は子ども達に学校教育で日本語を強いたわけだが、現代の中国は寄宿学校という家庭からも切離す徹底的な方法で漢民族への同化政策を推進している。これはまさにジェノサイド。
言語による親子の分断は物悲しい。
トイレ便器数の国際基準は男1:女3以上
都内在住の女性が2年半かけて、外出した際には欠かさずトイレの便器数をチェックするようにし、この1月までに鉄道・地下鉄、空港、コンサートホールや商業施設など、不特定多数の男女が利用するトイレ706カ所の便器数を集めたという。大いに議論の材料になるデータで、あっぱれ。
面積が同じなら、女性トイレのほうが設置できる便器数は少なくなる。便器数と利用者数が同じでも、順番待ち時間は女性のほうが長くなる。
質問をせずにフジテレビの記者会見会場を後にしたジャーナリスト
フジテレビの記者会見について、朝日新聞デジタルがタイムラインで報じているなとは思っていたが、翌日の勤め先で事務員さんの話題にあがっていてそんなにも世間の注目を集めていたのかと驚いた。おなじみの西田先生の見解をうかがう記事へのコメントプラスで、ずっとジャニーズ問題を追ってきたジャーナリスト松谷創一郎さんが長めのコメントを寄せている。
長時間会見は意図した演出だったという見立て 松谷さんは取材記者
学校給食で献立の和え物を提供できなかった場合、別日のメニューに加えるべきか
神戸市の一部の中学校で、従来の選択制デリバリー方式の弁当に代わり、温かい全員給食の提供が始まったことを伝えるローカルニュースなんだけれど、その初日にトラブル続発したらしく多難な船出となった模様。
背景
神戸市公式noteの下記の記事にくわしい。
初日に発生したトラブル
今回、給食が始まったのは中央区の6校。記事では初日には3つの問題が発生していたことを伝えている。
工場の機械トラブ
2176年前の建物に使われていた2806年前の柱
紀元前一世紀に建立されたと推定されていた大阪府内の #池上曽根遺跡 の建物の柱を、年輪年代測定および酸素同位体比年輪年代で再調査したところ、柱ごとに年代がばらばらだったという。紀元前52年、前221年、前403年、前520年、前782年と、最古の柱は建立時点で700年以上前の木材を使用していたことになる。
記事では転用材、削り出し材、埋没材といったさまざま可能性が検討されている。同じ太さの木
火野正平「本当にあることないこと書かれたね」
昨年11月に火野正平が亡くなった際に再掲された2014年インタビュー記事。週刊誌から追い回された人の実直な想いが語られている。
火野正平と言えば、私がテレビを最も見ていた子どもの頃は、少なくとも子どもが見るようなテレビ番組で見かけることは無かった。親が定期購読していた週刊朝日で時折、プレイボーイの正しく代名詞として名前を見知っていたが、顔は知らず、さぞかし京本政樹のような二枚目なのだろうと想
地域公共交通会議のコーディネーターのニーズ
連載「ニュータウンのいま」より名古屋大大学院の加藤博和教授のインタビュー記事。人口減少および残業規制など運転手の労務環境をめぐる状況によって、従来通りの公共交通を維持できなくなっている地域において、公共ライドシェアなどの取り組みが紹介されている。
早晩に自動運転によってすべての公共交通が置き換わるわけでも、皆がコンパクトシティの中心部に移住するわけでもないだろう。現在の住民に必要なサービスを
『え!私の重要文化財、多過ぎ?!』の一点、黒田清輝「湖畔」が石川県に
能登地震など災害復興支援のために、金沢21世紀美術館ほか石川県内の美術館を会場にして、東京国立博物館が普段東京にある名画の巡回展「ひと、能登、アート。」を開催していることを伝える記事。浮世絵の祖と言うべき菱川師宣「見返り美人図」をおさえて、黒田清輝「湖畔」がこの記事のサムネイルになっている。
黒田清輝といえば、近代の洋画家の中でも突出して多い「湖畔」を含む3点も重要文化財に登録されていること