正しいスマホの使い方、スマホ首の症状や首に負担をかけない使い方
こんにちは、ラン丸(@sign45917948)です。
スマートフォンがあれば、何でもできる便利な時代ですが、使い過ぎや不良姿勢が原因で首を痛めてしまうスマホ首という現代病も生まれています。
今回は、スマホ首の症状や、首に負担をかけない使い方を解説します。首・肩のストレッチを覚え、首こり・肩こりを解消しましょう。
スマホ首とは、悪い姿勢で長時間続けてスマートフォンを使うことで、首周辺に痛みやこりが出ることを言います。
成人の頭部の重さは、おおよそ4~6kgもあり、それを支えている首や肩には、大きな負担がかります。
頭部を安定して支えるためには、耳の下に肩がくるように姿勢を保つ必要があります。
しかし、スマートフォンを使用しているときには、頭部が前方に出て首が落ちた姿勢になります。
この姿勢は、首や肩に大きな負担をかけてしまいます。
スマホ首は1日でなるものではなく、毎日負担のかかる姿勢でスマートフォンを使用し続けることにより起こる反復性の症状です。
スマホの使い過ぎで起こる症状
頭部が前方に位置した姿勢は、首や肩の筋肉だけでなく、身体の他の部分にも大きな負担をかけます。
ここでは、スマートフォンの使い過ぎで起こる、様々な症状を紹介していきます。
①首や肩のこり
スマートフォンを使っている際中は、首や肩の筋肉が緊張しています。
長時間使うと、それだけ血流が滞るため、重だるいような痛みを感じます。
また、毎日習慣としてスマートフォンを長く使っていると、慢性的な首の痛みやこりにつながります。
②手のしびれ・麻痺
首の骨を頚椎(けいつい)と言い、その中を通る神経が圧迫されることを頸椎症と言います。
スマートフォンの使い過ぎで首が前に出た状態が続くと、頚椎に負担がかかります。
やがて、頚椎の中の神経が圧迫され、首を動かしたときの痛みや、慢性的な手のしびれ、麻痺などを引き起こします。
③頭痛
首や肩の筋肉は、頭部の筋肉と関連しています。
そのため、スマートフォンを使うことで首や肩の筋肉が緊張すると、頭部の筋肉も筋肉します。
これにより、側頭部が締め付けられるような痛みを感じることがあります。
④自律神経の乱れ
自律神経とは、循環器、消化器、呼吸器などの活動を24時間休まずに管理し続けている神経です。
交感神経と副交感神経という2つの神経が切り替わり、活動時と安静時のバランスをとっています。
頚椎は自律神経の働きに大きく関わっており、スマートフォンの使い過ぎによる不良姿勢で、頚椎が歪んだり、ダメージを受けたりすると、自律神経が乱れてしまいます。
そうなると、2つの神経の切り替えがうまくいかず、めまいや不快感などの症状が現れます。
⑤眼精疲労
スマートフォンを長時間使用すると、眼に大きな負担をかけます。
特に、暗い部屋での長時間のスマートフォンの使用すると、見えにくさから画面を目に近づけるため、近眼にもつながります。
また、眼の疲労により、頭痛やめまいが起こることもあります。
身体に負担をかけないスマホの使い方
身体に負担をかけずにスマートフォンを使用するには、首の角度が重要です。
真っ直ぐな首をキープ
首の角度によって頚椎にかかる負担が変わり、首の角度が30度の場合は約18kg、60度の場合にはなんと約27kgの負担が頚椎にかかります。
スマートフォンを身体の下の方で持ちながら使うと、自然と頭部を下へ向けなければならなくなります。
そのため、スマートフォンを使用するときは、なるべく肩以上の高さまで持ち上げ、首が曲がらないようにしましょう。
持ち方を意識
スマートフォンの持つ位置を上げるには、スマートフォンを手のひらでしっかりと支える必要があります。
親指以外の指をスマートフォンの裏側にを置いて持つと、持ち上げた時にバランスが取れないため、スマートフォンの位置が自然と下に下がってしまいます。
こうなると、下にある画面を診ようとして首に負担がかかります。
母指球と小指を使い、左右からしっかりと挟むと良いでしょう。
また、両手でスマートフォンを持ったり、スマートフォン用の台に置いたりすると、身体の負担が軽減されます。
長時間使用しない
用事がないのに、ふと気が付くと、スマートフォンを触っているということがあると思います。
家にいるときはスマートフォンを身の周りに置かないようにするなど工夫し、このような時間をなるべく減らしましょう。
最近では、1日の使用時間を設定できるスマートフォンも販売されています。時間を超えるとアラームで知らせてくれるので、使い過ぎ予防になるでしょう。
また、どうしても長時間使わなければいけない場合は、途中で休憩を入れてください。
画面から視線をそらして遠くを見てみたり、姿勢を正してストレッチを行ったりすると良いですね。
まとめ
今回は、スマホ首の症状や、スマホ首にならないためのスマートフォンの使い方を解説していきました。
スマートフォンは、生活になくてはならないものになっていますが、使い過ぎによる身体への代償は大きいです。
使っている時の姿勢や使用時間を少し改善するだけで、首への負担が驚くほど減ります。
また、日頃から首や肩のストレッチを行うことでも、痛みやこりを予防・改善できます。
スマートフォンをうまく活用するためにも、スマホ首の予防・対策ができるといいですね。
今回は、以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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