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new education LittleTree コラム

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私たちは今、新しい時代を迎えています。 その時代を生きる私たちの人生とは頂上ののない成長の山を登るようなもの。   子どもも大人も楽しみながら、外側も内側も成長していく新しい教育…
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#保育

 表面的な言葉と質的な言葉

表面的な言葉と質的な言葉

先日、”馬から学ぶリーダーシップ研修” を行いました。
馬は個体認識しないため、犬のように”この人だから言うことを聞く”ということはないそうです。なので、馬の手綱を持って、馬にとってのリーダーになれば、その人に従う・・とのこと。
でも実際にやってみると、手綱を持っただけではリーダーにはなれません。
・馬は言葉では動かない
・脅して動かすと後で制御が効かなくなる
・合図の出し方(強弱・声のトーン等)

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子どもを深く観る

子どもを深く観る

先日、私が顧問をしている保育園の職員研修を行いました。
研修のテーマは「最近困ったり、迷ったりしていること」でした。
先生方にいくつか具体的な項目を挙げてもらい、それに沿ってみんなで対話をしていきました。

幼児クラスの先生が「子どもの言葉遣いが悪くて困っている」と話していました。
特定の子の名前が挙がり、他の先生方も「わかる、わかる」というように頷いていました。

なぜその子は乱暴な言葉を発する

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多様性が存在している社会

多様性が存在している社会

先日、あるショッピングモールへ行った時のこと。

2歳くらいの女の子が目の前の通路をタッタッターとまっすぐ走って行くのが見え、“あれ?ひとりかな?”と思っていると、後ろから20代くらいの若いお母さんが、女の子の後を追っていました。
その若いお母さんは何も言わず、ただ追いかけていて、そんなに必死な様子でもなく、ある程度子どもを自由にさせているようなスタンスに見えました。

女の子がまっすぐ走って行っ

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リラックスしていることの強さ

リラックスしていることの強さ

以前、あるワークショップに参加しました。
そこで行ったワークがとても興味深く、驚きの体験でした。
それは、二人組になり、AさんがBさんの腕を曲げるというワークでした。

まずはBさんが拳を作って腕に力を入れ、まっすぐに伸ばします。
そこへAさんが力を入れて、その腕の肘を内側へ曲げようとします。

すると、二人は力を入れて押したり抵抗したりした末に、Bさんの腕が負けるかAさんが諦めるか・・という攻防

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質の教育〜内的な力を育む〜

質の教育〜内的な力を育む〜

今、「非認知能力」を伸ばす・育てる教育が注目されています。

学力や頭の良さなど数値で測ることのできる「認知能力」とは別に、思いやりや自立心・心のたくましさのことを「非認知能力」と言います。
このことについては、解説している人がたくさんいるので、ここでは詳しくは書きませんが、一言で言うと「認知能力」は表側に現れる能力、「非認知能力」は内側にある内的な能力‥言わば、質的な能力のことを指すと、私は捉え

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“ある”も“ない”も在る世界へ

“ある”も“ない”も在る世界へ

私が大好きなインドの教育者、クリシュナムルティの本の中の一節より。

陽のなかで揺れている木の葉を見つめている生徒は、注意深い状態です。
その時彼を本に引き戻すと、彼の注意を阻害してしまいます。
それに対して、生徒がその木の葉を十分に見つめるように助けることは、彼に注意の奥深さを気づかせることになります。
そこでは気が散るということがありません。

この一節を読んで、私が小学4年生だった時のことを

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“自由である”という責任

“自由である”という責任

以前北京の幼稚園の先生方に、自然の中での保育を伝え、子どもたちにも自然の中での活動を実施しました。
中国の幼児教育は、日本の一昔前の教育のように、学力や能力を相対的に評価すること(競争原理)がベースにあります。いい学校に入り、いい会社に入ることが目的という考えが大半を占めているとのことです。
そのような中でも、最近は新しい視点や考えを取り込み始めている人たちが増えて来ているようです。

北京訪問で

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優しく穏やかな時の流れの中で育つ

優しく穏やかな時の流れの中で育つ

私はクリシュナムルティというインドの教育者の言葉が好きです。
愛に満ち溢れシンプルな言葉に、いつもハッとし、考えさせられます。
クリシュナムルティの「子供たちとの対話」という本の一節にあったこの言葉が私の心に響きました。

シンプルな愛とは何か理解できるでしょうか。性愛の複雑さでもなく、神の愛でもなく、ただの愛、すべてのものへの接し方全体が優しくて、本当に穏やかなことなのです。

私たちは、いつも

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善も悪も含んで・・

善も悪も含んで・・

以前行われた親子トークイベントの中で、このような質問がありました。

「子どもが虫などの小さな生き物を殺してしまうのですがどうしたらよいのでしょうか?」

このような問いは、私や他の講師が「どうすれば良いか」という方法を教えて、簡単に答えを出すようなものではありません。子どもにとってどんな体験になるかは、その時の状況・子どもの年齢・個性によって違うからです。

興味深い、そして身近な問いだったので

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自由意志から選択することを尊重する

自由意志から選択することを尊重する

「子どもの主体性を大切に・・」という保育に国の指針が変わりました。
その反面、「子どもの内に〇〇(英語・音楽・知育)をさせておきたい。」と早期教育を重視する考えの方も多くいます。
今までの日本の教育のほとんどは、後者の方かもしれません。

「子どもの主体性を大切に」
「子どものありのままを見守る」
「子どもに寄り添う保育」
これらの保育観は、素晴らしいとは思う。
でも、それをやろうとするけど、なか

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“今を体験”=豊かな人生

“今を体験”=豊かな人生

数人の方から、以下の前回の記事への感想を頂きました。

「あるべき姿ではなく、ありのままの姿」ということを
「自分はできていないなぁ」とか・・
「出来ていない私はダメだ〜」と、中には反省モードの人もいました。

私にもその反省モードと似たような体験がありました。
インターネットで近くの保育園の情報を何気なく見ていたら、シュタイナー教育を取り入れた保育園が出てきました。
そこには園長先生のお話を聞く

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“ありのまま”である自信を育む

“ありのまま”である自信を育む

最近、“ありのまま”という言葉が当たり前のように使われるようになり、私たちの中で“ありのまま”が根付きつつあるように感じます。
以前ある集まりで、改めて「ありのままってどういうこと?」を考える機会がありました。その時、人それぞれ、イメージが違うのだということを感じました。

みなさんは、“ありのまま”と聞くとどんなイメージが浮かびますか。

ある人にとっては、「自分が思っていることを実現すること」

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“わたし”という軸

“わたし”という軸

以前、ワークショップの中で
「情報が溢れている世の中、どの情報を選ぶか・・一人ひとりが自分の軸を持つことが大切」
という話をしたところ、この“軸”というキーワードに興味を持った方が多くいました。
「〇〇が良い」「〇〇は良くない」と、あたかも「正しい答えはこれだ」と言わんばかりにメディアやネット上に溢れています。あれこれ試してみたり、色々な話を聞くうちに「私は何の情報を求めているのか?」を見失ってし

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“信” がある世界

“信” がある世界

ある勉強会に参加した時、ハッと気づかされた出来事がありました。

10人ほどの参加者の中に一組だけもうすぐ2歳の女の子とお母さんの親子がいました。そのお母さんが話をしている時、子どもは機嫌良くお母さんが手に持っているさつまいもをかじっては、お母さんの背中に乗ったり、座っていたソファから下りたりしていました。
そのお母さんは話しながら、子どもを自分の傍に留めておこうという意識が自動的に働き、“子ども

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