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#保育
多様性が存在している社会
先日、あるショッピングモールへ行った時のこと。
2歳くらいの女の子が目の前の通路をタッタッターとまっすぐ走って行くのが見え、“あれ?ひとりかな?”と思っていると、後ろから20代くらいの若いお母さんが、女の子の後を追っていました。
その若いお母さんは何も言わず、ただ追いかけていて、そんなに必死な様子でもなく、ある程度子どもを自由にさせているようなスタンスに見えました。
女の子がまっすぐ走って行っ
リラックスしていることの強さ
以前、あるワークショップに参加しました。
そこで行ったワークがとても興味深く、驚きの体験でした。
それは、二人組になり、AさんがBさんの腕を曲げるというワークでした。
まずはBさんが拳を作って腕に力を入れ、まっすぐに伸ばします。
そこへAさんが力を入れて、その腕の肘を内側へ曲げようとします。
すると、二人は力を入れて押したり抵抗したりした末に、Bさんの腕が負けるかAさんが諦めるか・・という攻防
質の教育〜内的な力を育む〜
今、「非認知能力」を伸ばす・育てる教育が注目されています。
学力や頭の良さなど数値で測ることのできる「認知能力」とは別に、思いやりや自立心・心のたくましさのことを「非認知能力」と言います。
このことについては、解説している人がたくさんいるので、ここでは詳しくは書きませんが、一言で言うと「認知能力」は表側に現れる能力、「非認知能力」は内側にある内的な能力‥言わば、質的な能力のことを指すと、私は捉え
“ある”も“ない”も在る世界へ
私が大好きなインドの教育者、クリシュナムルティの本の中の一節より。
陽のなかで揺れている木の葉を見つめている生徒は、注意深い状態です。
その時彼を本に引き戻すと、彼の注意を阻害してしまいます。
それに対して、生徒がその木の葉を十分に見つめるように助けることは、彼に注意の奥深さを気づかせることになります。
そこでは気が散るということがありません。
この一節を読んで、私が小学4年生だった時のことを
優しく穏やかな時の流れの中で育つ
私はクリシュナムルティというインドの教育者の言葉が好きです。
愛に満ち溢れシンプルな言葉に、いつもハッとし、考えさせられます。
クリシュナムルティの「子供たちとの対話」という本の一節にあったこの言葉が私の心に響きました。
シンプルな愛とは何か理解できるでしょうか。性愛の複雑さでもなく、神の愛でもなく、ただの愛、すべてのものへの接し方全体が優しくて、本当に穏やかなことなのです。
私たちは、いつも
自由意志から選択することを尊重する
「子どもの主体性を大切に・・」という保育に国の指針が変わりました。
その反面、「子どもの内に〇〇(英語・音楽・知育)をさせておきたい。」と早期教育を重視する考えの方も多くいます。
今までの日本の教育のほとんどは、後者の方かもしれません。
「子どもの主体性を大切に」
「子どものありのままを見守る」
「子どもに寄り添う保育」
これらの保育観は、素晴らしいとは思う。
でも、それをやろうとするけど、なか
“今を体験”=豊かな人生
数人の方から、以下の前回の記事への感想を頂きました。
「あるべき姿ではなく、ありのままの姿」ということを
「自分はできていないなぁ」とか・・
「出来ていない私はダメだ〜」と、中には反省モードの人もいました。
私にもその反省モードと似たような体験がありました。
インターネットで近くの保育園の情報を何気なく見ていたら、シュタイナー教育を取り入れた保育園が出てきました。
そこには園長先生のお話を聞く
“ありのまま”である自信を育む
最近、“ありのまま”という言葉が当たり前のように使われるようになり、私たちの中で“ありのまま”が根付きつつあるように感じます。
以前ある集まりで、改めて「ありのままってどういうこと?」を考える機会がありました。その時、人それぞれ、イメージが違うのだということを感じました。
みなさんは、“ありのまま”と聞くとどんなイメージが浮かびますか。
ある人にとっては、「自分が思っていることを実現すること」