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#毎日note

相手に合わせて、言葉への真剣さをチューニングしていると思う

ことばを大切にする人の前では、少し緊張する。その人に適当なことを言ってがっかりされるのが嫌だから、いつも以上に向き合いたいと思って慎重になる。 逆にこの人の使う言葉が好きじゃないと思った時、私の中でほんのりと距離ができる。 相手が言葉に興味がないなと思えば、自分の中のチューニングを変えて、言葉の解像度をうんと下げる。 その人が一番現れるところと思ってしまうから、見た目より、地位より、私には相手の言葉が重要だった。 こうやってnoteをしていると、周りには言葉を大切にす

恋にも愛にも、余裕などあってたまるか

今の恋人と出会ったのは、私が酔って幼馴染に「今から遊びたい」と真夜中に電話したことがきっかけだった。なぜ真夜中にそんな連絡をしたかというと、当時の恋人とのことで傷心していたから。 私には保育園の頃からずっと一緒にいる幼馴染がいて、男5人、女3人(私を含む)くらいの割合。みんなそれぞれに個性が強くて、それもそのはず、私たち幼馴染の親もかなり個性が強い。そして家族ぐるみで仲が良い。そこに加えてみな酒豪。 その中でも、特に仲の良い幼馴染が男3人、女1人。みな互いを異性としてみて

羽生結弦選手、という努力の塊

こんばんは。 オリンピックガチ勢の私。家ではほぼ1日中TVがついているといっても過言ではないくらい。 平野歩夢選手の金メダルもすごかった。本当に。あの精神力の強さとか、怒りをパワーに変えた部分だとか、本当に尊敬する。「1つ夢が叶った」の一言がすごく輝いて見えた。 それはさておき、日本で1番、なんなら世界で1番注目されているくらいの羽生選手。今回のフィギュアスケートでは鍵山選手、宇野選手に続いて4位という結果だった。 たとえ失敗する可能性が高くとも、クワッドアクセルに果敢

「頑張って」より「頑張りすぎなくていいんだよ」がやさしく聞こえるけど

私は強くなりたい。 強くなるために努力したい。 そういうことを言うと、時に弱さを受け容れてほしいたくさんの人を怖がらせてしまいます。 私がそれなりにストイックだからとかもともと体力があるからとか、そういう理由を人は私に塗りたくります。言い訳を聞きたいわけじゃない私の主張は、誰かの脅威になるのでしょう。 頑張りたくても頑張れない人もいるから。 逃げることにだって勇気がいるから。 弱さを認めてあげられることこそ本当の優しさだから。 そんなこと分かっているよと、私の攻

いつか思い出せなくなった時のために

定期的に通うようになった歯科の帰り。 麻酔の切れる頃、歯茎の鈍痛に襲われた。さっきまで動きが鈍いだけで何も感じていなかったのに。じーんとした鈍痛はだんだんと意志のあるズキズキとした痛みに変わっていく。そこでようやく、さっきまでの治療は麻酔が効いていたから痛くなかったんだと気がついた。 何を当たり前のことを今更、と言われそうな話だ。 けれど私はそんな当たり前のことをすっかり忘れていた。最初からそれほど痛くない、くらいの気持ちになっていたんだと思う。 こんな風に、文字通り麻痺

失恋ですか、と美容師さんは聞いた

「20cm、切ってください」 鏡に映る自分をまっすぐに見つめて、考えてきた言葉を一息に言い切りました。 「顎くらいかな、それより下?でいいですか?」 3回目になる担当の美容師さんは、初対面とも気を許してるとも言えない距離の敬語でわたしの毛先をいじりました。 顎下のボブなんて、何年ぶりでしょうか。 大学2年生くらいまで、高校生の延長のようなボブをしていたのが私の中では最後の記憶です。それからは鎖骨あたりで揺れるくらい、伸びてもそこに戻って、当たり障りのない女子を楽しん

私だから会いたいと言ってくれる人にしか時間を使えない

わたしの予定は10月末の時点で、2月初めまで埋まっていました。 自分の時間はとっていなくて、全部人に会う予定で。 学生時代から2,3ヶ月先の予定まで埋まっていることはザラで、アポのとれない女で有名だった私です。社会人になって自由な時間が減ったらこうなることは目に見えていました。 金土日と週末を目一杯使ってもまだ時間が足りなくって、それで無理やり平日の夜をこじ開けてみたり、土日の予定を3部制にして、朝昼夜で会う人を変えてみたり、そんな風に無理矢理の予定を組んでいます。

プロローグで終わる物語

物語にはプロローグがあり、本編があり、エピローグがある。 決してプロローグで終わる物語など存在しないはずで、むしろ、プロローグで終わるならばそれは「物語」と言うに相応しくない。 けれど、不思議なことに、僕らの生きる世界ではプロローグで終わる物語がたくさんある。 人はみな作家だ。 「人生」という一つの物語を作り上げるために、書いては消して、時にはダメ出しを喰らい、それでもなお書いては消してを繰り返す。 第二の人生とか、新しい人生とか、大人になってからが第二章とか、勝手

好きということ。

 好きということはどういうことだろうか。僕には好きなものが沢山あるけれど、「好き」の意味をよく知らないでいる。好きな人も沢山いる。そのもの、そのこと、その人を考えるだけで楽しい気持ちになって自然と笑顔になれる。それを好きというのだろうか。一つだけ分かるのは、好きには何種類もあること、いや、段階があるということだろうか。やっぱり分からない。自分の好きをいくつか取上げて考えてみよう。 読むこと  読むことはとても楽しくて好きだ。Amazonや本屋さんで直感に任せて本を買いまくる

お互い、さようなら。

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「真面目が一番」の時代はいつ終わったんだろう

「あなたが人生で経験した一番の修羅場はなんですか」 この言葉は、私が実際に就活生だったときに面接官に投げかけられた質問そのままである。 エンタメや広告系の就活において、こういった突飛な質問はかなり多かった。まあわたしは、結局全然違う職についたわけであるが、友人の1人、今年就活生であるCちゃんから寄せられた悩みは「真面目に生きていて何が悪い」というものだった。 ーー修羅場なんて、今までなかったよ。 そう泣きながら話すCちゃんは、1年間海外留学に行っていたため、私含む大学

美学 悪の流儀と作法 自衛

読者の皆様、ネット限定の話ですが本当に心の解放を出来ていますか? この記事は犯罪を助長するものではありません、悪いことをする人を知り対策として自衛をしましょうって話です。悪用しちゃダメですからね。 街でさえカメラが至るところに設置され車道にもNシステムというものが配備されています。そこから顔や足取り、車のナンバーなどから個人を追っていくのがアナログ社会です。 一方でネット社会ではIPアドレスが個人を特定します。暗号化されていない場所ではちょっと知識がある人が手を加えるとあ

粘りっこく。

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