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私には今付き合っている人がいて、1ヶ月前くらいから一緒に住んでいます。 彼とは数ヶ月前に出会い、いろいろなタイミングが重なって住まいをともにすることになりました。2人とも結婚適齢期、まわりもどんどん身を固めていっているなかでの同棲。その先に結婚を見据えているということは、彼の言動からもわかりやすいくらいに伝わってきます。 私も一緒に住むとなったときから、あぁ、きっとこのまま結婚するんだろうなと感じました。彼との日々はとても穏やかで、マッチングアプリをさばきまくっていた(汗
人生色々なことがあるなあ、と自分や周囲の人たちを見てしみじみ思ってしまう。 楽しいことばかりではなく、思いもよらないことや決断を迫られるようなこと、自分の人生が大きく変わってしまうようなこと。 色々な人の話を聞くたびに、わたしだったらどうするだろう、どんな気持ちになるだろうと深くまで考えてしまう。考えても、実際そうなった時に冷静でいられるだろうか、とまた思いに耽る。 大人になって、自分で何でも選択できるようになった自由さを考える一方で、本当にこれで合っているのだろうか、後々
先日職場で「見た目的に年齢近そうだな〜」と思っていた人が10個も歳上でひっくり返った事件があった。 もちろんその日の夜は念入りにパックをしていつもより丁寧に保湿して、将来私もそうやって思われてぇ〜って考えた。 最近身に染みて感じることは、「意識の高い場所にいると、自ずと意識が変わるよな」ということ。 当たり前ですが…って感じなのだけど、こうやって身に染みて感じると色々考えてしまう。 だって、 アパレル業界の人ってマジで若々しくて綺麗なの!!! 私は今26歳なのだけ
「あぁ、ここが好きだった」とこぼれ落ちる時、そういう時は大抵、すでに少し遠くから、その人を見ている。 物理的にかもしれないし、心理的にかもしれない。一歩離れた時それに気付くような気がする。 そういう風に、好きなところ・好きだったところに気付く時、ちょっと寂しいけれど、自分で無意識の内に、少し遠くまできてしまっているのかもしれない。 「好きだなぁ」「好き!」「こういう所が好きなんだよなぁ」みたいな、そういう「好き」の“温度”とはすこし違う。 「 あぁ 」という、感嘆が出
1. 窓に映る名前も知らない町と、いまどこにいるのかさえわからない自分。 新幹線に乗って東京にいくのは、これが2回目。 東京は、大きいようにみえて底が浅い。 今住んでる京都や、その前に住んでいたロンドン(正確にはロンドン郊外)と比べると一目瞭然だなと思う。 新しく入れるキャパシティなんて、もう残ってないのに 拒むことができなくて全てを受け入れてしまう。 そしてどんどん、生活や時間や気持ちが飽和してしまって溢れてしまって その中で上手に泳げない人や息継ぎできない人は、押
この記事の彼くんに振られた。 きっかけは些細なことだと私は思っているんだけど、彼くんにとってはどうやら違ったらしい。 LINEのチャットで少し言い合いが始まり、その結果、彼くんが出したのは 「ごめん、別れよう」 の答え。会ってからの話し合いもさせてもらえずに、私たちは終わった。 正直言うと、離れるときは絶対彼くんからだろうなぁと思っていたし、きっと唐突に終わるんだろうなぁと分かっていた。 喧嘩をふっかけたのは私で、ふっかけたあとも「これで別れちゃうかもな」と考えていた
年末が近づくと、友人からの連絡頻度が増えて心が少し沸き立つ。 もうじきやってくる仕事の繁忙期に向けて、同棲中の恋人と「今年も乗り越えておいしいもの食べよう」と笑ってグータッチを交わしたり、「年末はいつものメンバーで集まろう」という連絡に早打ちで「もちろん」と返したり、気が引き締まる思いだ。 それぞれバラバラのところに住む幼馴染がみんな一度に集まれるのは、お盆や忘年会くらいのもので、会うたびに成長した姿を見て自分も頑張ろうと思える。 同時に変わらない安心感と居心地の良さに
小5の春だろうか。 僕は、隣で本を読む少年に恋をした。 「その本、面白そうだね。僕も買おっかな?」 「貸そうか?もう読み終わるし」 なんか、そういう会話が最初だった様な気がする。その子は、ただ僕の読みたかった小説を貸してくれたのだ。 小学5年、僕は仲のいい子たち全員とクラスが離れ、そして中学受験のために本腰を入れて頑張ろうとしていた。 それと同時に読書に没頭していた。 当時では、同じ趣味を持つ人間はいない様な歴史小説に純文学、難しめのテーマの専門書。 そういった
生きづらさが一つのテーマになり、フィクションの世界では「鬱っぽさ」が流行っている。なんて暗い世の中なんだろう。 本当に診断を受けた当事者の方には失礼を承知で言えば、「HSP」「ADHD」のレッテルに一種憧れのような安心感を抱く若者が増えているように見えるし、それはきっと「理由のないただの無能」ではないという証明に己の存在価値を見出すからなのではないかと思っている。私って繊細、と堂々といえるその図太さに拍手。数年前にセクシャルマイノリティであるAセクシャルを名乗っていた友達は
この記事を書いてから4年が経過して、呪いはとっくに解けたので、そろそろ変に苦しんでた自分を助けちゃろと思います。 4年前の自分ヘ、自分を追い詰めてまでそんなわけわからん方向に努力する必要もないけど、お前が努力してたおかげで今わりと何着ても可愛いよ。 ◆ 結構長いこと「女の子らしい女の子でいなければ」みたいな強迫観念に駆られていた。4年前の自分の言葉を借りるなら「頭のてっぺんから爪の先まで『女の子』でいなければ、と思いながら」生きていた。ピンクの似合う女でいなければいけない
特別な先輩と1日デートしてきた。 「好きな」先輩も「憧れの」先輩もしっくりこなかったので、彼のことは「特別な」先輩と記すことにした。 本当に楽しかった。 最高の一日だった。 私は最後の一日にするつもりだった。 曲がりなりにも片想い歴、約9年目。 合間合間に別の人を好きになって、そのたびに先輩は「憧れ」だと言い聞かせてきた。 彼女のいる先輩にアプローチできるほど自分に勇気はないと思ってた。 だけど、それは間違いで。 ”彼女がいるから”ではなくて、”今の居心地の良い関係を壊
どうでしょう、この見た目。 惹かれませんか? Pâtisserie L'Authentiqueケーキを買いに来た。7年前に一度だけ食べたことのある、ホワイトチョコムースとピスタチオのブリュレで、表面は白くコーティングされた「エミリー」というケーキが忘れられなくて。 ショーケースを覗き込む。華やかに飾られたケーキたちが、誰かに持って帰られる時を待っている。どれも美味しそう… 残念ながら目当てのケーキは置いていなかった。店員さんによると、時期が来たらショーケースに並ぶようだ
ショートプログラム8位。 他の選手がP Bを更新しバンバン点数を出した中、私はそれが羽生くんの結果だとすぐ飲み込めなかった。自分のことでもないのに、頭が真っ白になった。その後のインタビューで、いつも感謝しているリンクに「嫌われちゃったかな」となんとも言えない顔で呟く羽生くんを見て、涙が止まらなかった。一人暮らしの誰もいない部屋で、ティッシュで何回も鼻をかんだ。思うような演技ができなかった時の羽生くんはいつも悔しさを全面に出すのに、昨日は見たこともないような顔をしていた。 ソ