センスなんて言葉に惑わされるな! クリエイティブな力を伸ばすためのたった8つの行動〜創造性は後天的に身につけることができる〜
「世界中の人をクリエイターに」
2025年の今年から掲げた小麦脱平の夢。
タイトルにもあるように、創造性は後天的に身につけることができるのです。以前私が書いた記事『【現役デザイナーが暴露する!】素人デザイナーがよく使う「センス」というワード「センス」なんてそもそも....』でも言っていますが、
上記の記事の中にある一文。
「センスなんてものは無い
あるのはどれだけやったかだ」
どんな人でもクリエイティブになれる可能性がある!というもの。
では、どうすればクリエイティブの力を伸ばすことができるのでしょうか?
日頃から心がけると良い8つの行動を紹介します。
クリエイティブになると決意する
旅行者のように考える
「リラックスした注意」を払う
エンドユーザーに共感する
現場に行って観察する
「なぜ」で始まる質問をする
問題の枠組みを捉え直す
心を許せる仲間のネットワークを築く
1.クリエイティブになると決意する
とても重要なポイントです。
人は自然とクリエイティブになっていくのではない。
自分はクリエイティブになるんだ!という決意がまず必要です。
創造性は自分で考えることから始まります。自分で考える意思をまずしっかり持ち、日常の中で「これをもっと面白くするには?」「新しい方法はないか?」と問い続けることが大切
◾️実戦のコツ
毎日ひとつ「これってどうしたらもっと楽しくなるかな?」と考える
例えば、家での時間を楽しくする工夫や、仕事中のやり方をちょっと変えてみることなど。答えが出なくてもOK!考えるだけで十分です。
「ちょっと変えてみよう」と思う
いつもと違う道を歩いたり、飲み物を普段と違うものにしてみたり、小さな変化を楽しむことから始めてみましょう。
「できたことメモ」を作る
ノートやスマホに、「今日はこんな新しいことを試してみた」と記録しましょう。それがどんなに小さなことでも大丈夫です!
こんなシンプルな行動から始めると、無理なく「クリエイティブになる」感覚がつかめますよ!試してみたいものはありますか?
2.旅行者のように考える
どんなに慣れたものでも、外国を訪れる旅行者のように新しい視点で見てみよう!
旅行者は見慣れた風景や日常が新鮮に映り、好奇心で満ちています。同じように、身の回りのものを新鮮な目で見つめる習慣を持ちましょう。
「当たり前」だと思っているものに新しい価値や可能性が隠れています。
◾️実戦のコツ
「これ、なんだろう?」と子どものように考える
普段通り過ぎている物や景色に「どうしてこうなってるんだろう?」と疑問を持つだけでOK!たとえば、「この街灯の形、なんでこうなってるの?」とか「公園のベンチ、なんであの場所に置かれてるんだろう?」といった感じ
いつもと違う場所でお茶をする
いつものカフェじゃなくて、ちょっと違うお店に入ってみるだけで新しい発見があります。ドリンクを頼むときにメニューをじっくり見て「これ初めて飲む!」というものを選んでみるのも楽しいです。
家の中で冒険をする
部屋の角や棚の中にある「忘れていたもの」を見つけてみましょう。旅行者が土産を探すように「これ、いつ買ったっけ?」と楽しむだけで新鮮な気持ちになれます。
3.「リラックスした注意」を払う
ひらめきはリラックスした気持ちの時に起きやすいものです。
経験ありませんか?シャンプーしていた時、トイレに入っている時、運転中。気持ちがリラックスしていると、一見無関係なアイデア同士に新しい接点を見つけられる!
あれ?以前バスルームや運転中に出たアイデアは使えないって言ってなかった?
言ってました….
でも、まずクリエイティブの力を伸ばすためには、この方法は有効だと思います。まずはリラックスした状態で出てくるアイデアを有効活用してみましょう!
◾️実戦のコツ
ぼーっとする時間をつくる
スマホを見ないで、窓の外を眺めるだけの時間を5分つくりましょう。何も考えなくてOK!ぼーっとしている間に、ふとしたアイデアが浮かぶことがあります。
気分転換の散歩をしてみる
家や職場の近所を、何も考えずにただ歩いてみるだけでリラックスできます。「歩くだけなら簡単!」と思って試してみてください。
お風呂やシャワーで気持ちを解放する
お風呂に入って湯船に浸かりながら、「何もしない時間」を楽しむだけでも効果あり。シャワー中に「今日あったこと」をぼんやり思い出すだけでもいいですよ。
4.エンドユーザーに共感する
相手のニーズや状況を深く理解することで、イノベーティブなアイデアを思いつきやすくなる。
クリエイティブなアイデアは、他者のニーズや問題に深く共感するところから生まれます。エンドユーザー(ある製品を実際に使ったり消費したりする人)が何を求め、何に困っているのかを理解することで、効果的で魅力的な解決策を考えることができます。
◾️実戦のコツ
「もし自分がこの人だったら?」と想像する
たとえば、友達や家族が使っている物やサービスを見て「これ、私だったらどう感じるかな?」と考えてみましょう。身近な人の視点を想像するだけでも効果的です。
身近な人に「これどう思う?」と聞いてみる
家族や友達に「これ、使いやすい?困ることある?」と軽く聞いてみましょう。プロのユーザーインタビューじゃなくても、日常の会話で気づきが得られます。
普段使っている物やサービスに「不便なところ」を見つける
自分のスマホアプリや、よく行くお店で「あれ?これもっとこうだったら便利なのに!」と思うことをメモしておきましょう。それが他の人の共感ポイントになることもあります。
5.現場に行って観察する
デスクに座ったままでは得られない洞察が、現場にはあります。現場にはリアルな問題や本質が潜んでいます。観察を通して得た小さな気づきが、大きな発見につながることもあります。
◾️実戦のコツ
なにも建築現場に行く必要はありません。
近くの公園やカフェで人を観察してみる
例えば、カフェで「みんなどんなメニューを頼んでいるんだろう?」とか「どの席が人気なんだろう?」といったことを眺めるだけでOK!気づいたことを心の中でメモするだけでも効果的です。
普段行かない場所に行ってみる
スーパーの違う売り場や、普段行かない公園や駅に行って、「こんなところがあるんだ!」と新しい発見を楽しみましょう。
スマホで写真を撮る
見つけた面白い物や気になった場所をスマホでパシャリ。後で振り返ると、自分が気づいたポイントを再確認できます。「なんでこれに惹かれたんだろう?」と考えるだけで観察力アップ!
6.「なぜ」で始まる質問をする
なぜを繰り返すことで、表面的なところから問題の核心へ迫れます。
「なぜ?」という問いは、本質を突き止めるための強力なツールです。表面的な問題にとどまらず、その裏にある根本原因にアプローチできます。「なぜ」を繰り返すことで、より深い理解と斬新なアイデアが得られます。
◾️実戦のコツ
簡単な「なぜ?」から始める
身近なことに「なぜ?」と問いかけてみましょう。たとえば、
「なぜこの道をいつも通るんだろう?」
「なぜこのお菓子が好きなんだろう?」
といった、自分に向けた質問からスタート!
友達や家族に聞いてみる
他の人に「なぜそれが好きなの?」とか「なぜこれを選んだの?」と聞いてみると、新しい視点が得られることもあります。日常会話の中で気軽に試してみましょう!
7.問題の枠組みを捉え直す
批判的な視点で物事を見ることによって、問題の枠組みを捉え直し、問題の本質にたどり着くきっかけとなります。
「批判的な視点で物事を見る」ことは、問題の本質を見極めるための重要なアプローチです。私たちはしばしば、既存の前提や固定観念にとらわれてしまいますが、その枠組みを意識的に見直すことで、新たな解決策やアイデアを見つけるきっかけが生まれます。
◾️実戦のコツ
「これが正しいのか?」とまず一度疑ってみる
たとえば、日常のルールや手順を見直してみましょう。
「本当にこれがベストなやり方?」
「なぜこの順番でやっているんだろう?」と、
自分の習慣ややり方を疑問視することから始めましょう。
第三者の視点を取り入れる
自分ではなく、友達や家族、あるいは全く異なる立場の人になったつもりで問題を見つめてみましょう。「自分が子どもだったらどう考える?」「上司だったらどう思う?」など、視点を変えるだけで気づきがあります。
8.心を許せる仲間のネットワークを築く
一緒にアイデアをぶつけ合うことができる仲間がいた方が、創造性を発揮しやすくなります。あくまでも仲間です、友達ではありません。
クリエイティブなアイデアは、一人ではなくチームで育つことが多いです。信頼できる仲間と定期的にアイデアを交換することで、自分では気づかなかった視点や可能性が広がります。また、仲間の存在はモチベーションの維持にも役立ちます。
◾️実戦のコツ
同じ興味を持つグループに参加する
地域の趣味サークルやオンラインコミュニティ、SNSで興味のあるトピックを探してみましょう。同じ話題で盛り上がれる仲間が見つかるかもしれません。
意見をもらうのを怖がらない
最初は「こんなこと言ったら笑われるかも」と思うかもしれませんが、どんな意見でも受け入れてくれる人を選びましょう。親しい友人なら「ちょっと変なこと考えたんだけど、聞いてみて!」と言いやすいはず。
まとめ
日頃から心がけると良い8つの行動でした。
クリエイティブになると決意する
旅行者のように考える
「リラックスした注意」を払う
エンドユーザーに共感する
現場に行って観察する
「なぜ」で始まる質問をする
問題の枠組みを捉え直す
心を許せる仲間のネットワークを築く
これらのことを日常的に意識し、小さなことでもいいので行動に移すことで、これからの時代(インターネットで情報が飽和した時代、AIでなんでも作れえてしまう時代)にも非常に重要な「クリエイティブな人材」へと成長していくのです。
「クリエイティブになるための8つの行動」をご紹介しましたが、これを読んでいるあなたはどう思いましたか?
「いいこと言ってるけど、自分にはできる気がしないな…」なんて感じていませんか?
実は、そんな“立ち止まった自分”を前に進ませる強力な一冊があります。
それが
この本では、夢を追いかけたいけれど不安に負けそうなあなたに「今すぐ動け!」と神様が喝を入れながら背中を押してくれる内容が詰まっています。しかも、ただの説教ではなく、実践的なアドバイスとともに、ユーモアたっぷりに展開されるので読む手が止まりません。
たとえば、今回紹介した「旅行者のように考える」や「現場に行って観察する」といった行動も、この本を読めば自然と「やってみよう!」と思えるようになるでしょう。
ぜひダウンロードして読むことをオススメします!
今回こちらの書籍を参照にいくつかの文面を引用させていただきました。
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