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アリストテレスの「政治学」を読む #2
少し間が空いてしまいましたが、アリストテレスの「政治学」の続きを読んでいきたいと思います。前回は第一巻の第一章〜第七章まで読んだので、今回は第八章〜第十三章まで読もうと思います。
引用元の本はこちらです。(光文社古典新訳文庫って素敵ですよね!)
第一巻 共同体についての緒論と家政論(つづき)第八章 家政術と財貨の獲得術はどのような関係か
人間が上位の考え方ですね。「自然が作り出すもののすべて
アリストテレスの「政治学」を読む #1
2023年7月、光文社古典新訳文庫から、アリストテレスの「政治学」の新訳が出版されました!これは嬉しいです。
アリストテレスは古代ギリシアの偉大な哲学者で、その思想は後世に影響を及ぼしている…くらいのことしか知りません。が、以前何かの雑誌で、アルゼンチン生まれの政治家・革命家でもあるエルネスト・ゲバラが、戦場で読むためにリクエストした本の一冊だということを知りました。ゲバラのことが特別好きという
田畑書店さんのポケットアンソロジー
本屋さんで偶然見つけた、ポケットアンソロジー。
田畑書店さんが企画している素敵な読書アイテムです。
有名な作家の短編が1作品1リフィルになっていて、その中から自分のお気に入りの作品を選んで1冊の本にできます。読書好きにはたまりません。
こちらが、リフィルを1冊にまとめるブックジャケットです。
開いてみるとこんな感じです。
リフィルの真ん中のページを開いて、細い軸棒をジャケットの上と下に差し込め
BOOK:センス・オブ・ワンダー
レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」。新潮社。
一言でいうと、自然を感じる本、です。自然の美しさ、凄さ、不思議さ…そういうものを感じられる感性の大切さを伝えられているような気がします。
息子にもこの感性を身につけて欲しいと願っているのですが、あまり自然に対して興味がないみたいです。むしろ、虫とか、大きい葉っぱが怖いようで…
自然の綺麗な場所に連れて行って、楽しい体験をしてもらうことが一
BOOK:MUJIが生まれる「思考」と「言葉」
良品計画の「MUJIが生まれる「思考」と「言葉」」。KADOKAWA。
無印良品の「あの感じ」が、どのような考えの元で生み出されているのか綴られています。「あの感じ」と書きましたが、この本ではその感じのことを、
「感じ良い」と表現しています。無印良品は「感じ良い」。
確かにそうだなぁと思います。日常のように佇んでいるんだけれど、その佇まいが「感じ良い」。この本も、感じ良い佇まいですね。
この本に
BOOK:風の谷のナウシカ
宮崎駿さんの「風の谷のナウシカ」。徳間書店。
全7巻の物語で、一通り全部読みましたが、壮大な物語なのであまり詳しく覚えていません。個人的にナウシカで印象的なところは2つあって、1つは、「腐海」とか「巨神兵」とか「火の七日間戦争」とか、そういう世界観を表すワードがかっこいいところです。もう1つは、「人は毒なしには生きられない」という、衝撃だけど真実を突くセリフです。
ジブリ作品の中でナウシカが一番