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なぜ、私は職能資格を有しながら二十年以上所属した職能団体を退会するのか?
本noteは、私が作業療法士でありながら、二十余年間所属した「日本作業療法士協会」及び「県作業療法士会」をなぜ退会するのかを記述したものです。決して職能団体からの退会を奨めるものではありません。むしろ筆者は、職能資格で就業している方は、職能団体に所属すべきという考えであることを強調しておきます。
職能団体とはつまり、職能団体である日本作業療法士協会及び県作業療法士会とは、作業療法士としての専門性
なぜ、若いうちの苦労を避ける傾向に我々は嘆くのか?
最近、Twitterを流し読みしていると、若いうちに進んで苦労しようとする人がいないといった嘆きが目につくようになりました。実際のところ、どうなんでしょうか。
下の図は、日本生産性本部[1]による、働くことの意識調査結果のうち、「若いうちは進んで苦労すべきか」と言う問いに対する回答のトレンドです。平成23年度から急激に「苦労すべきだ」と回答した割合が減り、「好んで苦労すべきではない」と回答した
人を褒めることの本質は何か
日経朝刊の投稿募集テーマに、「褒められてうれしかったこと」が取り上げられていた。その理由は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、インフォーマルな組織の衰退に伴う「対話」の重要性が浮き彫りになり、これを補う工夫の一つである、「褒める」に注目したとのことであった。
私が褒められてうれしかったことは、最近のものは思い出せない。きっと、褒められても心の底から褒められているのかを疑っているのだと感じ
遠回りした経験は”強み”になる
私は今年で社会人22年目になる。私が選択した職業は「作業療法士」というリハビリテーションの専門職だ。いま、社会人1年目の私に何か伝えることができるとしたら、「不必要だと思う全ての経験が20年後には強みになっている」と伝えたい。
私が医療人の道を目指し始めたのは高校生の頃。本当に可愛がってもらったお婆ちゃんが入院し、面会に行った時のことだった。仰向けにベッドに横になりながら片手を天井の方に向かって
リハ専門職にとっての働き方改革とは?
「働き方改革」が謳われた当初、時間外勤務の短縮ばかりに注目が集まっていた。ところで、われわれリハ専門職が本当に目指すべき「働き方改革」とは何か?その答えは、「付加価値生産性の向上」であると考える。
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